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2018年08月03日

屋外イベントの見物客の数は空撮などにより、1平方メートルあたりに何人いるかを確認し、その人数に見物客のいる面積を掛けて割り出すそうで、かなりアバウトな人数だ。
今年も福岡の夏の風物詩である大濠花火大会が行われ、約43万人の見物客で溢れかえったそうだ。しかしそんな人数が大濠公園に入園できるのだろうか…。
いずれにしても今年も大濠花火大会は大勢の見物客でごった返していた。この猛暑の中での花火大会なので、見物人も汗と人にまみれて大変だっただろう。また冷えたビールを飲み、用を足しにトイレに立つとトイレの前にも長い行列ができており、トイレに行くだけでも一苦労だ。考えただけでも身震いしてしまう。
花火大会当日の夕方、僕はお得意先に打合せのため出掛けたが、大濠公園に繋がっている道では、早い時間から浴衣姿の大勢の人が会場に向かっていた。きっと花火を見物する場所を確保するためなのだろう。しかし若い頃は場所取りも楽しかったように思う。

僕も若い頃は花火大会の前日に場所取りに出掛け、ブルーシートやロープで場所を確保していた。そして大きく名前を書いた用紙をブルーシートの上に貼りロープにも吊るしておくのだが、少し知恵を絞って、用紙には適当な家紋と名前の最後に「〇〇組」と書いておくと、場所を横取りされることはまずなかった。それどころか僕らが確保している場所の周りにはスペースができるので、ゆったりと寝転がって花火大会を見物することができた。あの頃が懐かしい。

今は自宅から花火大会を眺めている。僕の家は大濠公園に近く、花火の火薬の燃えた臭いがする距離にあり、自宅周辺には高層マンションなどの大きな建物が建っていないので、花火大会を自宅から眺めることができる。
まず風呂に入りクーラーの効いた部屋で友人たちとビールを飲みながら、部屋の窓から花火を眺めている。そして花火大会のフィナーレに家のベランダに出て、打ち上げ花火のラッシュを見上げる。年に一度の贅沢な時間だ。何よりも嬉しいことは、たらふくビールを飲んでも直ぐにトイレに行けることだ。

福岡の大濠花火大会も終わり、もうすぐ立秋になる。この暑さもそろそろピークを越え、朝晩はかすかに秋を感じることができるだろう。盆が過ぎると年末まで一気に加速する。
さて後半戦が始まる。心機一転、軽快に毎日を過ごそう。

written by ゴンザレス


2018年07月27日

東京オリンピック開催まで2年を切った。テレビでもオリンピックを取り上げた番組や、オリンピックを連想させるCMが徐々に放映され、多少オリンピックを実感する。しかし今年のように夏の猛暑の中でのオリンピックは出場選手や観戦者にとってかなり過酷なものだろう。室内競技は多くの観戦者の熱気でエアコンは殆ど効かず、炎天下の中で行われる陸上競技などの出場選手、観戦者には熱中症が続出するのではないかと心配だ。特にマラソン選手に至っては死者まで出るのではないかと危惧している。
気候の良い秋にオリンピックを開催すれば良いと思うのだが、アメリカのテレビ局の事情でオリンピックは8月に行われるという。アメリカでは8月に国内で大きなスポーツイベントなどが少なく、番組コンテンツの閑散期にあたるそうで、オリンピック関係者などと協議し夏季オリンピックは毎回8月に開催されるそうだ。
要は全てにおいて利権と金が絡んでおり、運営側とその取り巻きはオリンピックで随分と儲かる。もう少し選手の体調や観戦者のことを考えるべきではないだろうか。またオリンピックに無償で協力してくれる多くのボランティアの方にも配慮し、飲料やお弁当ぐらい提供しても良いのではないだろうか。

先日、お得意先と会食した際に東京オリンピックに出掛けるか、訪ねてみたところ、何としてもオリンピックの開会式に参加したいそうで、今からホテルの予約にまで目を光らしているそうだ。
僕も当初は開会式に出掛けたいと考えていたが、メイン会場の国立競技場に向かう交通で大混雑が予想されるし、エアコンも無く数万人が押し寄せた満員の国立競技場は肉体的にも精神的にもかなりダメージを受けると思う。だから僕は東京オリンピックには出掛けずに高画質のテレビでも新たに買い、自宅で冷えたビールでも飲みながらゆっくり観戦するつもりだ。東京オリンピックに出掛ける予定のお得意先に気の利いたお土産をお願いしよう。

東京オリンピックが終わると日本にはあまり景気の良い話は無く、日本経済は縮小傾向に突き進んでしまう恐れがある。今から祭りの後をしっかり予測し、手を打っていかなければならない。
特に日本人は祭りに酔いしれ浮かれてしまう人種なだけに、祭りが終わりぽっかり空いた穴を直ぐに埋めることができなければ、日本経済は大きなダメージを受けるだろう。

written by モンコ


2018年07月20日

連日、うだるような猛暑が続いており、今日の福岡の最高気温は38度だ。気温が38度と耳にすると、まるでここが日本ではなくインドかアフリカのように感じられる。僕の夏嫌いは有名で、こう暑いと全てにおいてやる気を喪失してしまう。この暑さが後2か月近くも続くと、僕は生きていないかもしれない。

あまりの暑さで家のエアコンも良く効かず、エアコンの設定温度を変えてみたり、エアコンの羽の向きを変えてみたりと試行錯誤したが室温は変わらないので、ホームセンターでよしずを購入した。
早速、窓の周りと外壁に立てかけてみたが、あまり効果は上がらない。そこで家の周りとよしずに打ち水をすると、多少涼しさを感じることができるが、日中に打ち水をしても水がすぐに蒸発してしまうようで、全く涼しさを感じない。仕方ないので休みの日は小まめに冷たいシャワーを浴びて生き永らえている。

僕は仕事にはカジュアルな服装で出掛けており、いつもジーンズ姿だ。今年の出退勤時はジーンズの裾を膝までまくり上げている。上着は半袖のシャツか、ポロシャツなので傍から見るとどこかへ遊びに出掛けているように見えるだろう。この格好でハローワークの前を通ると、何やらアルバイトの冊子などを渡される…。

仕事が終わると、真直ぐ家に戻りシャワーを浴び冷えたビールを飲みたいのだが、取引先やお得意先から飲みの誘いがあり、仕方なく熱帯夜の繁華街を梯子している。皆、真っ直ぐ家に帰ってシャワーを浴びてゆっくりくつろげば良いものを…。

先日の西日本豪雨災害の被災地では復旧の目途は立っておらず、生活のインフラも回復していない。水も電気も止まっているので、被災した方はこの暑さ凌ぐことができず、もろに猛暑と向き合うことになる。とにかく被災した方が少しでも早く日常生活を取り戻すこと、それに少しでも早く被災地が涼しくなってほしいと願うばかりだ。
テレビからボランティアの活動の映像が流れてくる。この国は古から災害と同居している国なので、人との絆や縁をとにかく大切にしてきた民族だと感じる。自然と向き合って生きることは人を想い大切にすることなのかもしれない。

そう思うと、ブログで夏の愚痴をこぼす僕が小さく感じられる。暑さ寒さも彼岸までと言うが、それまで暑さに負けずに頑張ろう。

「しかし暑さ、半端ないって!」

written by TT


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