引越しの準備を始めたが、重い荷物を持つと手が滑り足の上に落としたり、右足の小指を思いきり引き出しにぶつけるなど、若い頃に比べると体の動きが鈍くなったようで体の至る所を痛めて傷つけてしまう。
収納チェストの引き出しを開けようと引っ張ると引き出しが開かず、何とか開けると家人が物を引き出しにぐちゃぐちゃに詰め込んでいるので、全ての引き出しの底板が外れ、さらに引き出しの取手まで取れていた。そこでホームセンターで釘や木工ボンドを買い修理することに。数年ぶりに金槌を握り引き出しの底板を固定するために金槌で釘を打ったが、間違って左腕の薬指を金槌で叩いてしまい薬指からは血が噴き出す始末。
「うぎゃー」
血が滴りながらバンドエイドを探す僕の姿を見て家人が一言。
「意外に不器用やね」
僕は心の中でこう呟いた。
「お前が引き出しに何でも詰め込むけん、引き出しの底板が外れとっちゃろ…バカ…」
僕は探し物をすることがとにかく嫌なので日頃から片付けるタイプだが、家人は整理整頓ができず必要のない物をなかなか処分することができないので、いつも沢山の物の中から探し物をしている。このように物が増えると引っ越しをすることで使っていない物や古くなった物を処分ができ、さらに以前探していた物まで見つかるので、家中を片付けることができる。
机やクローゼットの中から物を全て取り出し処分する物と処分しない物に仕分けるが、家人は仕分中に懐かしい物や写真を見つけると、作業は中断し思い出などに浸り一向に作業は進まない。やっと仕分けが終わるとひとつの部屋一杯に処分する物で溢れた。
真夏の引っ越し準備で汗まみれになるが、風呂上がりの冷えたビールは特に旨い。引越し当日も終わった後はきっとビールが旨いだろう。しかも片付いた部屋でビールを飲めるので最高だ!
来週からは夏休みに入るのでブログはお休み。僕は引っ越しですが、皆さんコロナウィルスに注意して素敵な夏休みをお過ごし下さい。
written by モンコ
7月に入り九州では大雨が続き九州の至る所で土砂崩れや河川の氾濫が相次ぎ大きな被害が出ている。先週の福岡も連日大雨だったので、僕は靴が水没しないようにビーチサンダルで仕事に出掛けた。ビーチサンダルは雨に打たれて随分綺麗になった(笑)
毎日、空は厚い雲に覆われ空はどんよりしているので気分は優れない。しかも今年の春先から自宅を引っ越そうと物件を探しているが、気に入った物件が見つからないので余計に憂鬱の日が続いていた。
今住んでいる自宅を引っ越そうと決めたのは、親父が長く入院しお袋は一人で暮らしていたが、春先にお袋が親父を見舞いに行った際に転倒し頭を打ち怪我を負った。そこでこれ以上お袋一人で暮らすことは無理だと判断し、今住んでいる自宅より広い物件に引っ越しお袋と一緒に暮らすことにした。
3月から毎日のようにネットで住宅情報を閲覧し10軒以上の物件を内覧したが、思うように条件に合った物件は見つからない。やっと5月末に条件に合った物件を二つ見つけた。ひとつはリビングが広く好立地だったが家賃が予算より高く、駐車場が機械式で僕の車のサイズは利用できなかった。そのためもうひとつの物件と契約手続きに入ったが、依頼していた不動産会社から契約直前に初期費用と家賃以外に追加費用が発生すると告げられ、僕はその不動産会社に憤りを感じその物件と不動産会社を断った。
そこで当初の物件で再度検討を始めることにしたが、その物件は家賃が高いうえ駐車場を見つけるという二つのハードルをクリアしなければならない。まずお得意先である不動産会社に相談しその物件の周辺の駐車場を探してもらうと、偶然、その物件の近くで駐車場が見つかりひとつのハードルはクリアできた。
そして賃料は僕の予算を不動産会社に伝えオーナーに交渉してもらうことにした。その物件は賃料が周辺の物件と比べて高く設定されており長い間空室だったようで、先方は僕の提示した賃料を承諾しくれた。二つのハードルをクリアでき、晴れて引っ越し先が決まった。憂鬱だった心が晴れた。
先週、昨年亡くなった愛犬Q太郎の命日だった。Q太郎と楽しく暮らしたこの部屋を引っ越し、Q太郎の生まれ変わりでやんちゃなQ次郎を連れて新しい部屋で新生活が始まる。よくしゃべる高齢のお袋ももれなく付いて来るので毎日煩いだろう…。
もうすぐ長い梅雨が明ける。そろそろ引っ越し準備を始めるか。
written by マックス
新型コロナウィルスの影響で売上が落ちた中小企業や個人事業主を支援するため、政府は持続化給付金を支給している。持続化給付金の申請はオンラインのみで受付けているため、高齢の方やパソコンやスマホが苦手な方は申請が難しいようだ。そこに付け込んで申請を代行し報酬を得ている業者がいるとそうだ。その業者は何と給付された金額の20%の報酬を受け取っているようで、何ともたちが悪い。報酬など受け取らずに親切に申請方法を教えて手伝ってあげれば良いものを…。
数年前、夏休みで僕が実家に帰省していた夕方、実家の電話が鳴った。親父が電話に出ると、親父は突然大声で怒鳴り電話を切った。僕はびっくりして親父に電話の内容を尋ねた。
親父が電話に出ると、電話の向こうからこう話してきたそうだ。
「俺、俺」
「俺、俺ってどちらさんですか?」
「はぁ~?親父は息子の声も忘れたんね?」
「…」
「ところで親父は元気しとるね?実はさ~」
「バカもん!!お前は俺をバカにしとるんか~!!息子は俺の目の前におるわい!!」
偶然、僕が実家に帰省していたので親父は騙されることは無かったが、もし僕が実家にいなければひょっとすると騙されていたかもしれない。
それ以降、実家の電話機をナンバーディスプレイ機能の付いた電話機に取り換え、登録されていない電話番号以外から着信が鳴ると電話には出ず、留守電で内容を録音し、録音を聞いた後に必要がある場合のみ電話を折り返すようルールを決めた。それ以降、妙な電話は掛かってこなかった。
新型コロナウィルスの影響で今後、経済はさらに悪化する恐れがある。景気が悪くなると悪い輩が増え詐欺まがいの行為が増えてくる。詐欺などに引っかかり騙されないよう家族でルールを決める、くれぐれも気を付けなければならない。
written by 彦之丞