8月末、自宅に設置しているNAS(LAN上に接続できるハードディスク)の調子が悪くなり、不具合を知らせる赤ランプが点灯しパソコン画面に不具合を知らせるメッセージが表れた。このNASは在宅勤務開始時に事務所から自宅に設置したもので、過去の仕事のデータが保存されている。このNASにはハードディスクが2台入っており、2台のハードディスクにデータは同時に保存されるので、1台のハードディスクに不具合が起きても、もう一台のハードディスクにデータは残っている。そこでもう一台のハードディスクが正常なうちに新たにNASを購入することにした。
家電量販店に出掛け設定が簡単で手軽に使えるNASを購入し、自宅に帰り早速、購入したNASを接続すると、何と購入したばかりのNASも不具合を知らせる赤ランプが点灯する始末。マニュアル通りに色々と対応してみたが赤ランプは消えない。そこでメーカーのサポートに電話を入れると、「回線が込み合っていますので、数分後にお掛け直しください」と自動メッセージが流れ、何度電話しても電話は繋がらない。イライラしながらメールで問い合わせをすると、メールの問い合わせフォームには「折り返しの連絡は3日ほど頂いています」と書かれていた。
3日後、メーカーの担当者からメールが届き、数日間メールでのやり取りを続いたが、NASは一向に回復せずメーカーの担当者は商品を交換すると言うので、メーカーにNASを返送し、数日で新しいNASが自宅に届いた。
その後、新しく届いたNASの設定を行ったが、今度は上手くNASにアクセスできない。繰り返し説明書とメーカーのホームページにある詳細ガイドを見ながらトライするが、一向にアクセスできない。詳細ガイドには見慣れない横文字が並んでおり、悪戦苦闘する始末。結局、詳細ガイドの全ての手順を踏んだが上手くアクセスできないので再びメーカーに問い合わせのメールを送った。そして再びメーカーの担当者とのメールのやり取りを続いたがアクセスできないので、遂にメーカーの担当者が僕に電話を掛けてきた。
メーカーの担当者は女性でパソコンの知識が豊富のようで、僕に電話でアドバイスしながら対応を誘導してくれるが上手くいかない。その女性の担当者との電話のやり取りは2時間にもおよび、遂にはアクセスできずに担当者も悩んでしまった。そして担当者は最後の手段と言いNASの再起動を僕に勧めた。僕は恐る恐るNASを再起動すると、やっとNASにアクセスすることができた。
結局、9月の初旬に新しくNASを購入したが、NASにアクセスできたのは10月に入った今週だった。僕はやっとストレスから解消され、古いNASのデータは新しいNASに引き継がれた。
このメーカーの問題点は商品より説明書やマニュアルが万人でも理解できる内容になっていないところにある。万人が理解できる説明書やマニュアルを作ることで、今回のような苦労は避けることができるのではないだろうか。
ところで僕のパソコンはWindows11に対応していない。2025年の10月にはWindows10のサポートが終了してしまうので、新たにWindows11に対応したパソコンを購入しなければならない。新しいパソコンの設定を考えるとゾッとする。
今週、長崎の伊王島にある「i+Land nagasaki」に愛犬Q次郎(雌)と出掛けた。「i+Land nagasaki」はペットと泊まれるホテルで、二つの広いドッグランが整備されており、犬にとっては楽園のようなリゾート地だ。当日は雨の予報だったのでQ次郎にこう言った。
「Q!犬の楽園に出掛けるけん、当日は晴れんと一緒に遊べんよ!良い天気にしてね!」
「…」
Q次郎は実は不思議な力を持っているようで、僕と一緒に出掛ける日が雨の予報でも必ず晴れるので、Q次郎が「真の晴れ女」だと僕は思っている。
当日、自宅を出ると予報通りに雨が降り始めた。目的地に向け山道のワインディングロードを走っていると、Q次郎は少し車に酔ったのか、シートで眠っていたが、高速道路に入りパーキングに寄ると元気に車から飛び出して来た。そして高速道路を降りいよいよ長崎に入る頃には嘘のように雨は止み太陽が顔を覗かせ、「i+Land nagasaki」に到着する頃にはすっかり青空が広がった。
チャックインを済ませQ次郎を連れて部屋に入ると、初めての部屋をQ次郎は警戒する様子もなく部屋中を駆け回り、早速、遊ぼうとせがんでくる。先代のQ太郎は警戒心が強く初めての部屋に入ると、隈なく匂いを嗅ぎ部屋中をチェックしていたのだが…。部屋をチェックするとゲージがありその横には水や餌を入れるボールと犬のおやつがあり、驚いたことに犬のバスロープまで用意されていた(笑)そして部屋のテラスからは芝生のドッグランに直ぐ出ることができ、ドッグランの奥には青い海が見渡せた。
部屋で一息ついた後、晴れ間の広がったドッグランでQ次郎をリードから外すと、Q次郎は広い芝生の上を大喜びで走り回り、ボールを投げて30分ほど遊ぶとQ次郎は疲れて芝生の上に伸びてしまった。
Q次郎とドッグランで遊んだ後、温泉に入り夕食を取った。夕食は部屋のテラスでBBQをするコースで、海鮮や肉が入ったクーラーボックスが部屋に届けられ美味しく頂いた。Q次郎もペットフードを食べた後、僕の横で夕食のおこぼれを狙っていた。
翌朝、Q次郎を連れて再びドッグランへ。ドッグランに設置されていたペット用のブランコにQ次郎を乗せると、Q次郎は大人しくブランコに揺られていた。小雨が降り始めたので部屋に戻り朝食を取りチェックアウト済ませると、本降りの雨になり、雨の中、帰宅の途についた。そして自宅に到着する頃にはすっかり晴れ間が広がり晴天になった。
やっぱりQ次郎は「真の晴れ女」だった。
マネーの電子化は金融業界の仕組みを根底から揺さぶることになりそうだ。電子マネーが普及しモバイルなどでの決済が当たり前になると、「お金の置き場所」は銀行口座でなくなってしまう。
来年、企業が賃金の一部をキャッシュレス決済口座に振り込む「デジタル給与払い」が可能になり、年度内に必要な省令改正が行われる予定だ。賃金は労働基準法で現金で労働者に支払うことと定められており、例外として銀行口座への振り込みが認められているが、そこにデジタル口座への振り込みが加えられる。対象となるのは「ペイペイ」、「d払い」、「楽天ペイ」などのキャッシュレス口座で、このような口座を運用する「資金移動業者」は全国の財務局に8月末時点で85社が登録されているそうだ。この「資金移動業者」に登録されているうち、一定の条件を満たし厚労相の認可を受けた業者が賃金の支払先になる。
これまで給与の振り込み先は独占的に銀行口座で、送金、受金、口座振替、外国為替、借入れなど、窓口としてほぼ銀行が独占してきたが、給与の振り込みが銀行口座以外に広がれば、お金の流れに変化が起きる。
銀行はもちろんその他の金融機関、証券会社、キャッシュレス口座である資金移動業者は多くの人の「お金の置き場所」になりたいと考えており、「お金の置き場所」になれば個人のお金の流れを把握することができ、その人に合った各種金融サービスを派生させることができ、多くのサービスを提案することが可能になる。これからの銀行は今までのビジネスモデルで成り立たない時期に差し掛かっている。
学生の頃のバイト代は現金で支給されていたのでお金の有難さを肌で知った。就職して初めての給料は銀行振込みで、給料日に銀行で必要な金額を引き出し、生活費の一部を親に渡していた。お金のやり取りが基本的に現物の紙幣や硬貨だったので、お金の価値がはっきりと理解できた。就職して数年が経つとクレジットカードを利用するようになり、必要に応じてクレジットカードを利用していた。クレジットカードの利用金額はクレジットカードの明細書で確認し、銀行の預金から引き落とされると通帳に記帳されるので、お金の流れがしっかり確認ができた。
今後、電子マネーが定着しモバイルなどの電子決済が進むと、お金の価値が鈍ってしまうだろう。就職して初任給がキャッシュレス口座に振込まれると、給料の全てをコンビニで使ってしてしまうかもしれない。ちゃんとお金の価値を若いうちに理解しなければ将来、散財しることになってしまう。
来週は祝日でブログの更新はお休み♪