長かった冬休みはまるで引退したかのようにのんびりと過ごした。人間は長い時間をのんびり過ごすと、行動を起こすことが億劫になり頭の回転も鈍り、時間の速度が増すように感じた。やはり毎日、充実した生活を過ごさなければ有限の時間がもったいない。それでは年初のブログなので、気合を入れて今年の目標を発表しよう。
目標1.「健康診断を受ける」
この目標は毎年恒例となっているが、今年こそ健康診断を受診する意思を込めて目標1.に掲げた。いつまでも若いと思っていたが、昨年は歯周病で歯を悪くし医者から抜歯を勧められたことに随分ショックを受けた。自覚は無いが確実に体の衰えは進行している。長生きしたいとは思わないが、愛犬Q次郎が生きている間は健康でいなければならない。(ところでもう良い年なんだから、今年からブログで自らを「僕」とは表現せず「私」と表現しよう)
目標2.「英会話の上達させる」
将来、世界一周するため英語の語学力を上げなければならない。母国語が英語の国に生まれて入れば、わざわざ英語を学ぶ必要はなかったのに…。今度生まれるときは英語を話すイギリスかアメリカで生まれることも良いが、日本ほど美味しい食事にありつけないので、やはり日本人で生まれよう。
目標3.「筋トレを継続する」
2年前からスポーツクラブに通い筋トレを行っているが、昨年の8月にトレーニング中に右肩を痛め、それ以降、胸と肩の筋トレをまともにこなせておらず、スポーツクラブに通うことが何だか無駄に感じる。しかし世界一周するために体力を付けておかなければならない。(スポーツクラブをライザップが運営する初心者向けの「ちょこざっぷ」に変えようか…)
目標4.「読書をしっかりする」
数年前、「年間52冊の読書をすると目標を掲げ、この目標をクリアしたが、最近はカード会社から送られてくる会報誌や通販カタログをパラパラとめくるだけだ。今年は体だけではなく頭も鍛えるために年間24冊は読破する。
よしっ!今年こそ年末の採点で満点が出るよう充実した1年にしよう!
今年も皆さんどうぞよろしくお願いします。
先日、事務用品を買いに近所の100円ショップに出掛けると、お菓子の棚に「サクマ式ドロップス」が置いてあったので、つい懐かしくて手を伸ばした。「サクマ式ドロップス」は数種類のフルーツ味のドロップがレトロな缶に入っており、多くの人に愛されたロングセラー商品だ。このドロップの歴史は古くスタジオジブリのアニメ映画「火垂るの墓」にも登場し、僕も子供の頃にドロップを口に頬張って遊んでいた。ドロップの入った缶をポケットに入れて走るとカラン、カランと音がした。ドロップを製造している佐久間製菓は新型コロナウィルスの影響や原材料高騰のため来年の1月に廃業するそうで、「サクマ式ドロップス」は114年の歴史に幕を下ろす。何とも寂しい…。
さて、購入したドロップを舐めながら、年初に掲げた目標の採点をしてみよう。今年は「選択と集中」で例年より目標の数を減らしたが、果たして採点結果は…。
目標1.「旅に出る」⇒20点
新型コロナウィルスの影響で出張や旅行は数年控えていたが、9月に入ると新型コロナウィルスの感染も落ち着いたので、愛犬Q次郎を連れて長崎に出掛け、さらに高齢の義理の両親に会いに沖縄にも出掛けた。「Q、来年はもっと一緒に旅に出ような!」、「ワン!」
目標2.「英会話を上達させる」⇒20点
4月から毎日、ラジオ講座で英語の学習を始めたが、8月から歯医者に3か月も通い治療を受け、それを境にラジオ講座を中断している。来年から再開しよう。
目標3.「健康診断を受ける」⇒0点
毎年、この目標を掲げているが、今年も健康診断には行かなかった。来年こそ勇気を出して健康診断に出掛けよう。毎晩、晩酌しているから肝臓の数値が良くないだろうなぁ…。
目標4.「登山を始める」⇒20点
登山の入門書を2冊読んだので若干の知識は付いたが、登山には出掛けていない。入門書を2冊読んだことを評価し20点とした。2年前から挫けずスポーツクラブに通って筋トレをしているので、筋トレを目標にしていれば100点だったのだが…。
今年の採点も散々な結果だった。来年こそ目標が達成する1年にしたいと考えている。来週から冬休みに入るので、今日が今年最後のブログ更新になる。
「それでは皆さん良いお年を!」
早いもので今年も残すところ僅か2週間となり、ブログの更新は後1回になった。毎年、年間約50回のブログ更新があるので年初は気が重いが、年末になるとブログの更新も少なくなりホッとする気持ちと、どこか寂しさを感じる。
ところで報道によれば岸田首相は令和9年度以降、防衛費を約4兆円に拡大し財源の4分の3については、歳出改革や剰余金、国有資産の売却益などで捻出し、残りの約1兆円強を国民の税負担で賄うと言う。
増税の対象は主に法人税を軸にしているようだが、驚いたことに東日本大震災の復興のための「復興特別所得税」を転用する案まで浮上しており本末転倒だ。また「たばこ税」の増税も挙げており喫煙している僕にとっては耳が痛い話だ。「たばこ税」を増税するのであれば、肩身の狭い喫煙者にもう少し敬意を表し感謝するべきではないだろうか。
そもそも4兆円の防衛費の根拠はどこにあるのか?その予算をどう使うのか?4兆円で日本を防衛できるのか?予算ありきで考える前に、もっと具体的に合理的に国家予算を組むべきではないだろうか?政治家はバカなのだろうか?
今や日本国民は給料の多くを税金と社会保険料で引かれている。消費税、所得税、法人税、住民税、固定資産税、都市計画税、宅地開発税、法定外目的税、復興税、自動車税、自動車重量税、ガソリン税、酒税、たばこ税、相続税、贈与税など…。思いついただけ書いたが、日本には約50種類もの税金がある。
岸田首相は先月にも自動車への「走行距離税」など意味不明の税金導入の検討で騒ぎになったが、さらに退職金課税の強化や相続税の強化も検討しており、政府は国民の懐をまるで銀行のATMとでも思っているかのようだ。
そもそも増税を議論する前に、無駄な予算を全てカットするべきだ。日本の国会議員の人数はアメリカより約200人も多く、日本の国会議員の報酬は世界議員年間報酬ランキングでは3位だが、各種議員の手当てを含めると世界1位の水準になる。ちなみに日本の国会議員の年間報酬は約3,000万円でアメリカは約2,000万円だ。
これだけ優遇されているにも関わらず国会中に爆睡している議員も多いのだから、完全に国民をバカにしている。税金と名目でお金を毟り取られる日本は民主主義ではなく、民主主義の着ぐるみを被った社会主義国のようだ。
そろそろ海外移住を真剣に考えなければならない。