ある事柄をひとつの角度から見て判断し、結論を出してしまう人がたくさんいます。俯瞰で立体的に全体像を見ないとベストな答えを導くことはできないはずです。
広告業界は特にそのことが顕著に表れる業界で、依頼する側も依頼される側も市場やターゲットを俯瞰で立体的に見ることができないと、アベコベで単純なプランになってしまいます。依頼する側ができなくても、せめて依頼を受ける側ができれば良いのですが…。
クライアントは自社の商品やサービスを基本的に過大評価しているため、まるで競合会社など存在せず、その商品やサービスは多くの消費者が望むものであると思いがちです。もし、そうであれば企画を考え広告などする必要も無く、ほっといても売れするはずです。
市場には多くの競合企業がひしめき合い、また追随企業もすぐに出現します。ターゲットは性別や年齢だけに留まらず、生活環境や生活リズムも多種多様です。また現代はメディアの数も無数に存在し、ターゲットの脳の中にもそれぞれに異なったメディア受信機と記憶装置が備わっています。そこにクリエイティブが関わってくるわけですから、複雑極まりないのです。だから全体像を俯瞰で立体的に見ることが必要です。
「木を見て森を見ず」(You can’t see the wood for the trees)。
一本一本の木に注意を奪われると森全体を見ずに、近視眼的に目の前の木を見てしまいがちです。その結果、森の中で迷って抜け出せなくなってしまいます。
きっと人生も同じで、目の前のことだけに捕らわれるのではなく俯瞰で立体的に見ることで、もっと人生は変わってくるはずです。どんなに苦しい時も視点を変えれば、人生はきっと素敵で楽しく感じるはずです。
written by マックス
祖母が亡くなった。
祖母の年齢は103歳で大往生だった。お通夜から多くの親戚が集まり久しぶりに思い出話や近況報告で盛り上がった。祖母は晩年、酷い痴呆症を患い誰の顔も判断することができず、また私は随分祖母と会っていなかったこともあり、葬儀では然程悲しみを感じないだろうと思いながら翌日葬儀に参列した。
最近の葬儀では故人の古い写真を編集し映像として流すことがようで、祖母の葬儀でも祖母の写真を編集した映像が音楽と共に流れた。映像は10数枚の写真を編集したものだったが、その中の古い一枚のモノクロ写真が私にとって、とても印象深いものだった。
恐らく戦後数年が経った時期に、近所の方にでも撮ってもらったものだろうか。背景は殺風景で屋外で撮影された日常の家族写真だった。既に他界した祖父と祖母は若く、少年、少女の頃の私の父、叔父、叔母も一緒だ。そこには全く豊かさなど無く、祖父母も身なりの良い服は着ておらず、少年だった父たち子供も下着姿だった。しかし祖父母は親として凛として逞しく、子供たちはワンパクそうに写っていた。
終戦後、物が無く日本中が貧しい時代に、家族がひとつになり逞しく生きている姿がそこにあった。そして誰もが懸命に生きた「昭和の時代」がそこにあった。
「時代は変わった」と簡単に一言で片付けることはできるが、変わったのは時代ではなく、今を生きる私たち現代人なのかもしれない。仮に時代が大きく変わったとしても、決して変わらないものがある。それは永遠に続く家族の絆なのだろう。
そう考えると目頭が熱くなってきた。
written by マックス
以前72㎏あった体重を60㎏に落とそうと一念発起し、ダイエットを行ったことがあります。結果は1ヵ月半で実現することができました。
当時、一日の消費カロリーを計算し、その消費カロリーを下回ることにしました。私は大のお酒好きなので、一日のトータル摂取カロリーから晩酌等で摂取するカロリーをマイナスし、残りのカロリーを朝食や昼食で摂取することにしました。そうなると朝食はコーヒーのみ、昼食はざるそばだけになってしまいます。しかし晩酌を譲ることができないので、この辛い食事制限によるダイエットを仕方なく続け2週間で7㎏体重を落とすことができました。
しかしそれ以降全く体重が落ちなくなってしまい、しかも胃腸の具合を悪くしクリニックで診察を受ける始末。
クリニックで先生に症状を伝えると、先生から日常生活で何か変化があったのか聞かれたので、徹底した食事制限によるダイエットを行っていることを伝えました。先生はその過度な食事制限によるダイエットが原因だと判断し、即刻止めるように言われました。過度な食事制限によるダイエットは体に負担がかかるうえ、それ以上体重は落ちないと忠告され、食事制限ではなく運動によるダイエットを薦められました。
その日を境に毎日徒歩で通勤し、帰宅後は1時間のハードな筋トレを必ず行うことにしました。そうすると一旦変化が無かった体重が再び減少を始め、その1ヵ月後には目標の60㎏まで減少し、ダイエットは大成功しました。かなりハードな筋トレで辛かったのですが…(笑)
最近少しずつ体重が増加傾向にあり、ダイエットをしようかと考えるのですが、なかなか踏み込めません。過去にダイエットが成功しているため、今直ぐにダイエットしなくても本気になればいつだって痩せることができると考えてしまいます。
これは仕事でも同じことが言えるのですが、成功体験で自信が付き、更なる成功のためにチャレンジし続ける場合と、逆に成功体験に満足し本気になればいつでも成功できると考えチャレンジすることを止めてしまう。その結果、過去の成功した時点よりも後退してしまうことと同じです。いつまでもチャレンジし続け、更なる成功体験を積み重ね、また次の目標に向ってチャレンジしつづけなければ、直ぐにそこから転がり落ちてしまうのです。
明日からまたダイエットにチャレンジします!!
written by ゴンザレス