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2013年03月22日

以前、書店に並んだ本の中で「日本でいちばん大切にしたい会社」というタイトルの本を偶然見つけました。本を手に取りパラパラと目を通し素敵な本だと直感し、すぐに購入しました。当時その本の著者である坂本光司先生(法政大学院教授)のことは全く知りませんでした。

その本は著者である坂本先生の視点で世界に誇れる日本の企業を紹介したものです。お客様はもちろん社員や取引先を大切にし、社会に貢献している企業のエピソードなどを交え紹介していました。今ではベストセラーとなり書店ではシリーズ作品も並んでします。

その本に感銘を受けた私は、読み終えて坂本先生に感想と同時に面会のメールを送りました。お忙しい方だろうから返事は来ないものだと思っていましたが、せめて本を読んだ感想と応援の気持ちだけでも伝わればと思っていました。(私が読んだ本の著者に連絡することは初めてでした)それから数日後、会社のパソコンに坂本先生から返信メールが届いていました。メールの内容は感想と応援メッセージを送ってくれたお礼でした。そしてメールの最後に坂本先生の電話連絡先が記載されていました。

私は思い切って坂本先生に直接電話連絡してみました。お忙しいようで、初めての電話で坂本先生とは連絡は取れませんでしたが、懲りずにその後も連絡を取り続けると、坂本先生と話をすることができ面会の約束もできました。そして、坂本先生を訪ねて東京へ。

その後、先生と何度か東京で面会させていただき、翌年には坂本先生(坂本ゼミの皆さん)と当社で「中堅、中小企業の経営理念とその浸透に関する調査」を共同で研究をすることとなりました。そして一年を費やし、その共同調査は実を結びました。

小さなきっかけでも勇気を出して一歩を踏み出すことで、未来が大きく変化することを、身を以って知りました。

坂本先生(ゼミの皆さん)本当にありがとうございました。心より感謝しています。

written by マックス


2013年03月15日

以前、山を訪れた親子がワイルドにナイフでハムを切り、そのハムを焚き火にかざすCMがありました。キャッチコピーは『ワンパクでもいい。たくましく育ってほしい!』そう、1970年代に放送されていました丸大ハムのCMです。今でも私の脳裏に記憶されています。(思い出すと何だか懐かしい…タレントまでは覚えていませんが…)
ところで近頃、ワンパクで逞しい子供を見ることが少なくなりました。それどころか大人まで逞しくないから驚いていまいます。

『ワイルドだろぉ~』このフレーズが、昨年の流行語大賞に選ばれたことは記憶に新しいと思います。今の時代にワイルドで逞しい人が減り、同時に『ワイルド』と言う言葉を耳にすることも減りました。だからこの言葉を多くの人が新鮮に感じたのでしょう。私も昨年は巷でよく耳にしましたし、私もたまに使っていました(笑)

ジェネレーションギャップと言えばそれまでですが、今の若い世代は逞しさがなく、チャレンジすることから逃げ、音をあげてしまう人が多いように感じます。そして凹み直ぐに萎えてしまいます。挙句の果てには『草食男子』という言葉まで生まれてしまう始末です。ひょっとすると現代の食生活に関係があるのかもしれませんが…(笑)
これからの時代は今より変化が速く、政治も経済も転換期を迎え大変な時代になると思います。だから何が起きても逞しく生き抜く力が必要なのです。

最近、丸大ハムのあのCMを大量に放送して欲しいと切に願っています。そして丸大ハムを食べる人が増えれば、ワンパクで逞しい大人も子供もきっと増えると思っています。

『落ち込んだら丸大ハムを買って喰え!』

written by ゴンザレス


2013年03月08日

「何とかする!」私が大ピンチの時、ある取引先の親しい方が私に言った言葉です。その後、彼から連絡があるまで、私は彼を信じて催促の電話を一度もしませんでした。それから2週間ほど過ぎた頃、彼から「何とかした!」と連絡がありました。彼が社内で調整のため走り回り、多くの部署と必死に掛け合ってくれている姿が目に浮かびました。彼とは過去にもお互い大ピンチの時に助け合ったことがあり、今では大きな信頼関係で結ばれています。

「何とかする!」この言葉はその案件が困難や面倒な場合の相談に、相談された側が使う重い約束の言葉です。今回の私の難しい相談に対して、彼が口にした言葉も「何とかする!」その一言でした。そして彼はその重い約束を守ってくれました。難しい約束を守ることで人と人との信頼関係は大きくなります。

困難や面倒な相談に「努力する」などと保険をかけるような話し方をする人や、無理な相談や難しい相談には端から耳も貸さない人もいます。確かに間違えではありません。しかし、できることしか約束しないのであれば、大きな信頼関係をつくることはできないと思います。そもそも困難で面倒な相談は誰にもできるわけではなく、信頼している人にしかできない場合がほとんどです。

もし彼が藁にも縋る思いのときは、私が「何とかする」そう言って必死で彼を助けます。

written by マックス


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