中国天津で起きた大爆発の映像には驚いた。あの爆発を目の当たりにすると、全身とんでもない衝撃を受けるだろう。閃光、爆音、そして爆風…。
ちょうど終戦記念日も近かったので、あの映像で戦争体験をした方は戦時中の爆弾が破裂する光景と重なった方も多かっただろう。
あの天津の大爆発で死者の数は100名を超え、未だ行方不明者も数多くいる。また周辺の多くの企業は建物が破壊され、自動車メーカーは生産した自動車まで破壊され甚大な被害を被っている。しかも現場周辺で有毒物質や有毒ガスまで発生しているようで、復旧までかなり時間がかかるだろう。
爆発から1週間ほど経つが中国政府はおおよその原因すら発表していない。中国政府は都合の悪いことは全て隠蔽する国だから仕方ないのだが。企業や住民が被った損害は補償されるのだろうか。
そもそも中国は一党独裁政権で野党がいないため国会で問題追及などされないし、情報は全て現政党にコントロールされている。
政府が発表する経済指標なんて全く信用できない。もし今の政府に反発して多くの国民が立ち上がれば殺されるか、または中国政府は問題をすり替え国民の怒りを国外に向けさせるだろう。そうなると戦争までも起こしかねない。ひょっとすると天津の大爆発も何か裏があるのではないだろうか…。
今週も中国株式市場は大混乱し、世界経済に悪影響を与えている。いずれにしても21世紀の世界を大混乱に陥れる起爆装置は中国にあるように感じる。
カントリーリスクを考えずに大きなマーケットに夢見て中国に進出した多くの企業は相当痛い目に遭っているだろう。思いつきや他人の話を鵜呑みにして起こしたアクションは痛手を被る。自分の目で時間を掛けて見て回り、しっかり調査や研究し判断しないと失敗することになる。
天津の大爆発で天津名物の甘栗は大量にできなかったのだろうか。
written by マックス
よく甥や姪に勉強なんかしなくていいから、子供の頃から生きる知恵を養うように言っている。社会に出てしっかり生きていくためには何よりも知恵が必要だ。
知恵は問題や課題を対処できる能力と僕は考えている。そして知恵を養うには豊富な経験と観察力が必要だ。
豊富な経験は多くのことに興味を持ち、自ら沢山のことを体験しなければならない。観察力は周りにいる優れた人を観察し、どのように対処しているのかを身につけなければならない。また周りにいるトンチンカンな人間も観察し、何故失敗するのかを研究しなければならない。豊富な経験も観察力も長い時間が必要になるので、知恵を身につけるには子供の頃から養っていかないと大人になってからでは簡単には身に付けることができない。
そして知恵と同じくらい大切なことは「自ら何とかする」という気持ちだ。
この気持ちがないと社会人として早い次期から成長することは難しい。知識や企画力は多少勉強すれば何とかなるし、その道に詳しい人に相談すれば全く問題ない。しかし「自ら何とかしよう」とする強い気持ちがないと、いつも周りのせいにしてしまう。社会に出るとこのことを理解していない者が多く、実にトンチンカンな人間が本当に多い。
「景気が悪いから、政治が悪いから、会社や上司が悪いから…」
来週は夏休みなのでゆっくり出来そうだ。甥っ子と姪っ子にこのことを懇々と教えてやろうと考えている。そしてお盆はご先祖さまをお迎えし、子供の頃から知恵をつけるように叱られた祖父と祖母の思い出に浸ってみよう。
そう言えば、お盆に墓参りに出かける人がいるが、そもそもご先祖さまは墓から出て、家に帰ってきているのではないだろうか…。
ちなみに来週は夏休みでブログはお休み♪
written by ジェイク
今日で7月も終わるが、今週半ばにやっと福岡も梅雨明け宣言が出された。
梅雨前線はとっくに日本の上空から姿を消しているのだから、速やかに梅雨明け宣言を出せば良いものを、雨が続くと気象台は梅雨明け宣言を出すことに弱気になってしまうようだ。今から福岡は夏本番で暑い日が続くが、梅雨明けが遅かったので短い夏になりそうだ。あと一週間もすると立秋で暦の上では秋になってしまう。
今週大阪から親しい取引先の方が来福したので食事をすることになった。魚が食べたいとリクエストされ寿司屋に出かけた。寿司屋でネタケースの中を眺めると、もう松茸が並んでおり、初物は縁起が良いので頂くことに。軽く炙ってもらい酢橘を絞り塩で頂いた。まだ香りは弱かったが、口の中に秋が広がった。
一緒に食事をした彼は大企業で働いているが日本の将来に危機感があるようで、よく読書などをしてスキルを高めているようだ。そして僕が薦めた本はきちんと読んでいるようで、素直な彼を応援してあげようと思ってしまう。
新聞や経済誌などのマスコミでは既に取り上げられているが、これからの日本は人口減少が加速していくので消費が減り経済は縮小していくだろう。また人工知能などのロボットも進化し、仕事もロボットに奪われ減っていくことになる。そんな未来が既に予想されているのに日本人は全く危機感を持っていない。
2020年の東京オリンピックが大きな転換点で、その後の日本に明るい未来はあるのだろうか。そして会社や他人に寄り添って生きることが非常に難しくなっていく。その時が来て慌ててもどうしようもない。
今の時代、インターネットで全てを判断する人が多いが、無料で入手できる情報はあまり価値がない。新聞や本などは有料の情報なので購入しないとその情報は入手できない。世の中にある全ての価値ある物は有料なのだ。
今年の福岡の夏は短く、直ぐに過ごし易い秋が訪れるだろう。
自分を磨くには良い季節だ。
written by SDB-1