先日、随分若い頃からお世話になっている理髪店に出かけた。この理髪店は小さな店で年配の夫婦が切り盛りしている。
最近は男性も美容室で髪をカットする人が増えたことや、ディスカウントの理髪店が増えたことで店は暇になったそうで、唯一忙しい日は年金支給日だそうだ。
僕がこの理髪店を利用する理由は、仕事が丁寧で特に顔剃りが特に気持ちが良い。熱々のタオルを顔一杯に広げ、その後、ゆっくり丁寧に顔剃りをしてくれる。また顔剃りの後に首から肩、腕と丁寧にマッサージしてくれる。僕は随分前からこの理髪店では支払ったお釣りをチップとして渡しているので、マッサージの時間は他の客より長いようだ。
ご主人は理髪店の仕事は指先を良く使うのでボケない職業だと言うが、ご主人は年齢のせいか、少し手が震えているように見える。耳の周りのカットや顔剃りは多少緊張するようになった。たまに尖った鋏の先がチクリときたりする(笑)しかも以前より指の力が衰えたのか、マッサージの指圧の力が弱くなったように感じる。
ただ、このところ特に気になるのが毎回散髪の料金が異なる事だ。僕は散髪後に洗髪をしない。この店には料金表はあるが、洗髪抜きの料金が掲載されていないので、僕は請求された金額を言われたままに支払っている。請求金額は高いときもあれば、安いときもある。
ご主人も奥さんも少しボケてきたのだろうか…。
しかし耳を切り落とされたとか、顔剃りの時に眉をそり落とされたなどの噂を耳にしていないので今のところ大丈夫だろう(笑)
しかしボケたご主人がやっている理髪店を想像するとゾ~っとする。
written by モンコ
先週末、日銀が再び金融緩和政策を打ち出した。お昼時だったので事務所で食事を取りながらネットでニュースを見ていると、その速報が飛び込んできた。すぐさま株価をチェックすると、一斉に買いが入り株価は瞬間的に上昇。その後、一気に売りが出て急降下した。あの上昇と下降は人間のできる技ではないと思った。
きっとコンピューターによる高速トレードなのだろう。日銀の金融緩和策が発表されると買いを入れるようにインプットされたコンピューターが作動し、一斉に買いを入れ上昇したところで一斉に逆の売りを出す。そうでなければあんな短時間にあの量の売買はこなすことはできないだろう。
最近の一日の株取引の売買高は約2兆円強だが、この日は終わってみると何と倍の4兆円にも膨らんだ。
株式投資は選ぶ銘柄数も多い上、銘柄の業績やチャート、それに未来予測など多くの知識とタイミングが必要だ。また忍耐力などの精神力も必要であるのに、AIを搭載したコンピューターとも戦わなければならないとは…。
そう考えると、俄然燃えてきた!
話は変わるが日銀の金融緩和策が発表されたその日の夕方、甘利経済産業大臣が辞任した。あまりにもタイミングが良いように思える。安部総理は今年も経済界に賃上げを要求している。円ドルの為替レートは115円が輸出企業のボーダーラインのようだ。115円を割ると輸出企業が苦しくなってしまうので、賃上げを要求している安部総理は何としてもそのボーダーラインを守らなければならない。しかも今年は7月に選挙もあるので、安部総理は黒田総裁と話し合いながら策を練っているのかもしれない。
世界の多くの国が自国のために金融政策を打ち出しているが、これからは世界各国が協力し足並みを揃えて金融政策を推し進めていかなければ、更に景気は後退していくことになるだろう。
今年、志摩で行われるサミットが気になる。
written by ベルハルト
気象庁の長期予報では今冬はエルニーニョ現象で暖冬と発表されていた。
気象庁は長期予報が苦手のようだが、ここ数年の短期予報は良く当たる。今週始めの天気予報では最強寒波到来と出ていた。
そして今週始め予報通り福岡は冬の嵐に見舞われた。ここ数年、雪が積もったことは無かったが、この最強寒波の影響で最高気温が氷点下と厳しい寒さで、一気に雪が積もった。しかも暴風雪で、まさにホワイトアウト!まるで北海道にでも来ているように感じられた。
テレビでは不要不急の用事がなければ外出は極力控えるよう促し、殆どの交通機関が運休や欠航を発表していた。しかし自動車やバイクのスリップによる事故が多発したようで、いくつもの事故が報道されていた。用事が無ければ無駄に外出しなければよいものを…。
また小売店や飲食店の客足はさっぱりだったそうだ。天候も極端ではなく、ほどほどでなければ経済に大きな悪影響を与えてしまう。
休み明けの福岡県下の小中学校は休校が発表されていた。僕らは仕事を休むわけには行かず極寒の中を仕事に出掛けた。道路はアイスバーンの状態だったので、多くの車はチェーンを装着し大きな音を立てながら走っていた。
驚いたことに福岡城跡地にあるお堀の水が凍っていた。
来月は北海道で雪景色の撮影が予定されているが、わざわざ北海道に撮影に行かなくても雪の積もった福岡での撮影で十分に感じられた。
僕は冬の生まれのためか昔から寒さには比較的強く、季節の中で冬が大好きだ。しかし歳を重ねると少しずつ寒さが身にしみるようになってきた(笑)
written by ベイダー