What's NEW
ARCHIVE
2016年03月25日

先日、ドラッグストアに出掛けた。
レジには15名程度の客が並んでおり混んでいたので、一瞬、商品を戻して買物を改めようかと思ったが、買い回りした時間がもったいないと思い、仕方なくレジに並んだ。
このドラッグストアは店員がアホなのか、レジのシステムが悪いのか、とにかくレジでは時間がかかる。地下鉄で次の電車を待つ以上に待たせる店だ。

この店は客の商品をレジに通す前に、必ずレジスタッフの名札にあるジャンコードを通し、その後、商品のカウントを始める。そしてレジの自動計算は驚くほど遅い。しかもいくらレジが混んでいても手の空いたスタッフはレジの応援に入ることはない。

やっと、僕の順番になり空いたレジに進んだ。レジのスタッフの名札を見ると、この店の店長だった。そこでひと言、言ってやった。

「この店のレジシステム考えたほうがいいんじゃないの?」
「えっ?」
「こんなにレジが混んでいるから、レジの対応を考えたほうがいいじゃねーの?」
「…」

まともな店であれば、「申し訳ございません」のひと言くらい言うだろうに…。
商品を袋に入れ終わると、今度は袋の上部を閉じるためセロテープを探し始めた…。
「あほか…」

好立地の場所で商売を始めるのは商売の鉄則だろう。
しかし立地が良く何もしなくても客が入るため、全スタッフの思考は停止しており、客には一斉気も遣わなければ、売るための知恵も出すことはない。しかも商品棚は欠品も目立つ…。
この店が全国展開している上場会社だから驚いてしまう。

さっさと、スタッフをロボットに変えたほうがマシなのではないだろうか…。
もう二度とこの店には行かないだろう。

written by ベイダー


2016年03月18日

先日、グーグルの研究チームが開発した人工知能が世界で初めてプロ棋士を破った。今までチェスや将棋ではプロ棋士に人工知能が勝利しているが、囲碁では初めてだそうだ。
囲碁はチェスや将棋と比べ盤が広いことや、コマの動きに制限が少ないことで、今まで人工知能がプロ棋士に勝ったことは無かった。
それぞれのゲームを対局パターンで比較すると、チェスの場合はおよそ10の120乗、将棋の場合はおよそ10の220乗で、囲碁の場合は石を置くことができる場所が桁違いに多いことから、対局パターンは10の360乗以上になるという。そして囲碁のプロ棋士を破った人工知能には「ディープラーニング」と呼ばれる技術が搭載されており、自ら学習する能力を備えているそうだ。

更に驚く数字が発表されている。近い将来、日本の労働人口の約半分が人工知能やロボットに置き換えることが可能だそうだ。人工知能やロボットに置き換えられる業種を見ると、運転手、販売員、作業員と単純作業のものが多い。しかし先生と呼ばれる業種の弁護士、会計士、医者などもいずれ人工知能やロボットに置き換えられると言う。
人工知能やロボットに仕事が奪われていくと、人はどうやって収入を得ていくのだろうか?そして暮らしていけるのだろうか?不安になってしまう。

ん、ちょっと待てよ…。
もし人工知能とロボットで全ての仕事を賄えるようになれば、国が全ての産業を一元管理し、人工知能やロボットが生産したものを海外などに販売することで大きな利益を上げることができるのではないだろうか。そしてその利益を平等に国民に分配することで、国民は税金も納めず貧富の差も無く、働かずにのんびり暮らすことができるかもしれない。まるでのんびりとしたゆるゆるの共産主義国のようだ。

しかし国民の怠けぶりを見た人工知能やロボットが切れて、革命を起こすことになるかもしれない。結局、ゆるゆるの生活をしていた国民は、あっけなく人工知能とロボットに制圧され、ロボットに強制労働をさせられることになるのかもしれない(笑)

いずれにしても、人間の仕事はいずれ人工知能やロボットに置き換えられるだろう。

written by SDB-1


2016年03月11日

現代人は寝ているとき以外は多くの広告に晒されている。
家ではテレビ、ラジオ、新聞、インターネット。外出すれば屋外サイン、それに電車やバスにも広告が溢れている。広告会社は儲けのために、そして広告主は自社商品をより多く販売しようと広告枠を奪い合っている。そこまでして常時、消費者を洗脳しなければならないのだろうか。僕も同じ業界に身を置いているものの、冷静に考えるとおぞましい。

商品に個性があり完成度が高ければ広告をしなくても良いのではないだろうか。広告を大量に出稿している企業の商品は個性が無く、商品のアイデンティティが乏しくコモディティ化しているものが多い。広告を考える前に商品を深く考え、その商品に発信力を持たせるべきではないだろうか。

広告を投下せずに売れている商品は独自性があり、他の商品では代用がきかない。また商品力があるので顧客の満足度は非常に高い。そしてその企業で働く従業員は、その商品の大ファンであり愛社精神が強く商品知識も豊富だ。彼らは自ら喜んでその企業や商品を社会に発信する。その情報は身近な家族や友人に広がり、その後、大きなサークルを形成し社会に伝播されていく。
そのような企業では良い企業風土が育まれ、更に高い理想を追求する企業へと進化していく。良い企業風土は人手不足の時期でも人員確保が容易だ。
まさに企業と従業員、そして社会との良いサイクルを生み出している。
広告に頼りすぎている多くの企業はもう少し原点に立ち返り、この正しいサイクルを見直すべきではないだろうか?

広告は良薬として副作用無く利用しなければならない。
良薬でも使い続けると効果が薄れ、更に強い劇薬を使わなければならない。劇薬もまた使い続けると効果は薄れてしまう。そしてついには麻薬に手を出してしまうことに。
そして麻薬中毒のその先に待っているものは…先日、逮捕された元プロ野球選手のように、いずれ我が身を滅ぼしてしまう。

written by マックス


What's NEW
ARCHIVE