沖縄は早くも梅雨が明けたが、九州は今週から梅雨前線が活発となり、連日強い雨で傘が手放せない。福岡が梅雨明けするのは例年祇園山笠が終わる頃だ。あと3週間ほど雨の日が続くと思うと憂鬱になる。
僕は雑貨などの持ち物には多少こだわるほうで、以前は傘もそこそこ良いものを持っていたが、飲みなどに出かけると傘を忘れることが多いので、使い捨ての傘を持つようになった。今まで使い捨て傘を100本以上は買っていると思う。
また新品の使い捨ての傘は店などの傘立てに立てておくと、間違えられるのか、それともすり返られるのか、古いものになっていることがよくある。癪なので、買って直ぐ僕の名前の印鑑を押した紙を、傘の柄の目立つ部分に貼っている。
昨年、僕の名前が貼ってある保有最長記録を持つくたびれた使い捨ての傘をどこかで忘れたようで、ついに失くしてしまった。人は長く使っていると、例え使い捨て傘でも愛着を感じてしまう。そもそも使い捨てなのだからそう気にすることはないのだが(笑)
今年に入り3本も使い捨ての傘を買った。
使い捨て傘を買うのももったいないので、雨の日に酒を飲みに行くことを止めようかと考えている。酒好きは何かと金がかかってしまう。
早く梅雨が明けて欲しいが、梅雨が明けると僕の大嫌いな夏が待っている。去年あたりから男性が日傘を差している姿を見かけるようになった。今後、男性が日傘を持つことが当たり前になっても僕は日傘を持たないだろう。
written by モンコ
ついに東京都知事の舛添さんが辞職した。
舛添さんは高額な海外出張費や公用車を使った週末の別荘通いに加え、個人的な飲食費や家族と宿泊したホテル代を、政治資金から支出していた問題で追及されていた。
そして舛添さんをリオオリンピックまで不信任案提出の猶予を求める始末。何故、彼はリオオリンピックにそこまでこだわったのだろう。彼はどうしてもリオオリンピックに行かなければならなかったのだろうか。
8月のリオデジャネイロ五輪の閉会式で、次の東京オリンピックのホストシティーの代表はオリンピック旗を受け取るセレモニーがあるようで、リオオリンピックに奥さんと子供を連れて行く約束をしていたのではないだろうか。その閉会式の晴れ舞台で父親の偉大さを子供に見せたかったのではないだろうか。
「必ず家族みんなでリオオリンピックに行こう!」
舛添さんは何度も家族にそう言っていたのかもしれない。
そして、辞任を受けて家族は舛添さんに何と言葉を掛けたのだろう。
「すまん。必ず家族みんなで東京オリンピックに行こう!」
舛添さんの頭の中は次の東京オリンピックに向いているかもしれない。
いずれにしても、日本の首都である東京のトップとしては余りにもお粗末だ。日本の政治家はどいつもこいつも頭が狂っているんじゃないだろうか。
もう少しちゃんと仕事をしろよ…
written by 彦之丞
数年前、指に小さな傷を負い瘡蓋になると、繰り返し剥がしてそのうち瘡蓋はイボになってしまった。
このイボは数ヶ月でポロリと取れ、何度も繰り返し同じ箇所に出来て、しかも少しずつ大きくなっていく。
忌々しいイボだ。
そこで馴染みの皮膚科で診察してもらうと、ウイルス性のイボと言われた。
傷を負った後、免疫力が低下していれば、その傷口からイボのウイルスに感染するそうで、免疫力の低い子供や高齢者に多いそうだ。
「ウイルス性のイボ…」
放っておいても問題ないが、少しずつ大きくなるので取ったほうが良いと言われた。そしてイボを取るための処置は約-260℃になる液体窒素を患部に塗るそうだ。
「-260℃…」
先生はアルミの小型の魔法瓶のようなものを処置室の奥から持ってきた。その容器の蓋を開けると、す~っと白い冷気が立ち上がった。先生からは痛いからと釘を刺された。
容器の中にステンレス製の割り箸ほどの棒を入れ、その棒の先に液体窒素を付着させ、僕のイボの患部に押し当てた。時間にして15秒ほどだった。
冷たさは全く感じないが、先生の言うとおり確かに痛かった。その後、消毒しバンドエイドをつけて処置は終わった。先生からは根が深そうなので、一週間後にもう一度同じ処置をしますと言われた。
「…」
自宅に戻りバンドエイドを外すと低温火傷なのだろう。イボの周辺の皮膚は大きく水脹れになっていた。一週間後、再び液体窒素の低温治療のため、覚悟を決めて病院に出かけた。先生は水脹れした皮膚を鋏で切り剥がした。低温火傷の箇所の皮膚がべろんと剥げた。先生は剥げた箇所をルーペで見ている。ウイルスの根っこがないか確認しているそうだ。
「おっ、一回の処置で根こそぎ取れとる。今日は追加の処置はせんでよかでしょう。しかし油断したらいかん。もしまたイボの兆候があったら、その時はまた処置ばしましょう。」
僕に寄生していた忌々しいイボのウイルスは凍りついて凍死したようだ。
「ざまーみろ!」
written by ベイダー