最近、自分の思考を意識的に観察するようにしている。
思考を観察していると、寝ているとき以外の多くの時間を思考が頭の中を占拠している。また思考は僕の過去やまだ見ない未来を自由に行き来し、今現在に居ないことが多いようだ。これは今現在を実感して生きていないことになる。
思考があたかも僕自身をコントロールしているように錯覚してしまうが、多くのことを思考することで、起きてもいないことまで思い巡らせ、マイナスの思考が頭をよぎることもある。これは思考することの罠なのかもしれない。
また世界中にはありとあらゆる情報が氾濫しているので、その情報によって思考は更に敏感になり活動を広げ、多くの思考が頭の中を占拠することになる。世界中の大多数の人が自らの思考に占拠されて、本物の自分と錯覚し毎日を過ごしているのだろう。
この思考を意識的に停止させなければ、本来の自分ではなくなってしまい、敏感なはずの五感を活用できなくなってしまうように感じる。自然の中に出かけることや旅に出ることで、思考よりも五感を活用でき、今現在を強く感じ生きていることを実感するのではないだろうか。
例年、梅雨入りが発表される6月は、まとまった雨は非常に少なく晴れの日が多く過ごし易い気候が続く。梅雨入りしたことで多くの人のメンタル面は落ち込んでいる。また6月は出費の続いたゴールデンウィークの翌月でありボーナスの支給前なので、財布の紐は固く多くの人は外出を控える。気候も良く閑散期なので自然の中に出かけることや旅に出かけるにはベストシーズンだ。
思考することを止め、この気候の良い時期に山にでも出かけたいのだが、ここのところ仕事もプライベートも慌しい日が続いているのでなかなか難しい。今週は自宅で思考することを止め、今を生きていることを実感するために静かに瞑想でもしてみようかと考えている。
思考は所詮生きるための手段で、思考の罠にはまってはいけない。
written by モンコ
今の時代はネットで簡単に商取引ができてしまう。
以前、株式売買は証券会社の店頭もしくは電話での注文だったが、現在はネットで簡単に株式の売買ができ、多くの人が利用している。
証券業界だけではなく銀行振り込みもネットで簡単に行え、通信販売もネットで注文することは当たり前の時代だ。このB to Cでの商取引はいずれB to Bである広告業界にも流れ込んでくるだろう。
ネット広告の取引は既にネットで行われているが、テレビ、新聞、雑誌などのメディアではまだ行われておらず、広告会社がメディアから広告スペースを仕入れ、広告営業マンがスポンサーである広告主に出向いて販売している。しかしネットでの取引ができるようになると、広告主はネットで広告スペースを注文するようになり、現在のネット証券での株式売買と同じ仕組みになるだろう。
大手の広告会社のサイトから日本中もしくは世界中の広告スペースが瞬時に注文でき売買ができる。素材もネットで搬入できるので短時間で全てが完結することになる。また大手広告会社のサイトには広告の到達率や認知率などのシミュレーションができ、広告主も簡単に広告投下した場合の予測を立てる事ができるだろう。
そして既存の広告会社ではないグーグルやアマゾンなどの異業種が参入してくることも考えられる。特にアマゾンは流通の川下を握っているので、彼らが本気になると強いだろう。また2023年に次世代の超高速無線通信「5世代」である「5G」を携帯電話大手が全国展開するようだが、そうなると全ての物がネットにつながったI o Tの時代が訪れる。多くの家電に広告が露出されるモニターなどが付いているかもしれない。
広告業界は全てのメディアをネットでの取引するようになり、また異業種参入による三つ巴戦が繰り広げられる。そうなると広告会社やメディアの営業マンは必要なくなり、今の3分の2以上の人員はカットされてしまうだろう。
今、広告業界の花形として活躍する優秀な営業マンは近い将来のことを考えているのだろうか…。その扉が開くのはもうすぐだ。
written by ベルハルト
先日、ある方から所得税に関して質問されたので、僕の知っている知識を少し教えてあげると、彼は驚いてこう言った。
「知っているのと知らないのでは、大きな差があるね~」
ある知識を持っていることと、その知識を持っていないことでは人生は大きく異なる。例えば税金の知識を知っていることで節税対策ができ、無駄に税金を納めることなく金銭的に余裕が生まれる。
人生を有意義に無駄無く生きるためには、自分の周りに数名のエキスパートとの付き合いがなければならない。その道のエキスパートは基本的に自ら多くを話したがらない。彼らはエキスパートとして生計をたてているので、商売のネタを簡単には教えてくれない。だからそのエキスパートたちとはきちんとビジネスとしてお付き合いしなければならない。
また人生を豊かにするための知恵や知識を補える書籍との出会いも必要だ。小説や漫画を否定するわけではないが、良い書籍に出会い読書をすることできちんと知識を補完していかなければならない。
僕の周りに数人、全く読書をしない人間がいるが、もったいないように思えて仕方が無い。
多くの人は読書をせず、簡単にインターネットで知識を探し補っているようだが、インターネットの無料の情報には全く使える知識は出回っておらず、その情報によって逆に惑わされてしまうことになる。
人生を有意義にするためには優良な有益な知識を自分でピックアップし、しっかり利用し豊かな人生を送ってほしい。知識を知っているだけで利用しないのであれば、一生その優良な知識を知らないほうがマシではないだろうか。いずれその知識を利用しなかったことを後悔してしまうことになるだろう。
written by ジェイク