気象庁は梅雨明けを宣言しているが、梅雨前線は北上したり南下したりと、日本上空をウロウロしている。
九州や東北では豪雨による被害が発生しており、今年の夏の天候は安定していない。しかも連日、人の体温に近い高温の日が続き今年の夏は特に熱く、先日出掛けたカンボジアの気温とあまり変わらない。
僕が子供の頃は気温が30度を超えると猛暑と報道されていたが、今では気温は36度、37度と連日報道されている。
地球は温暖化に向かっているのか、僕は専門家ではないので良く分からないが、異常気象が続いているように感じる。また最近多くの赤とんぼを見かけるが、この時期の赤とんぼは少し早いように感じる。
地球の温暖化と寒冷化をそれぞれ唱える学者がいるので、事実は良く分からないが、今までの地球と比べると何かが大きく変化しているのだろう。
地球は住みやすい星から住みにくい星に向かっているのかもしれない。
アメリカのトランプ大統領は温暖化対策のパリ協定を離脱し、アメリカファースト主義を唱え温暖化問題を反故にしたが、この星の住人である我々人類は地球にこれ以上負荷を掛けないようにしなければならないと思う。
同じ地球の住人である他の生物や動物は人類の身勝手な行動で生活環境が大きく変化し大変迷惑していることだろう。
人類は発展と成長を常に追いかけ、自らが住むこの地球を破壊している。
人類はこれ以上発展と成長をしなければならないのだろうか。ある会社の社長が言っていた。
「会社が成長し更に成長を追いかけることで、失うものも多くあった」
人類が発展と成長を更に追いかけることで大切なものを失うことになるだろう。
人類は立ち止って真剣に考えなければならない時期に来ている。
written by チュグアナ
僕は自らの仕事量を多くても80%に制限している。もしトラブルが発生した場合に余力を持っていないと直ぐに対応できないからだ。
今年の春から、ある得意先の大掛かりな仕事を請け負った。この仕事はお得意の周年事業で記念の要素が多く、時間的に制約もあり本当に大変な仕事だった。この仕事で僕の仕事量は毎日90%を超え余裕は無く、そこにカンボジアのボランティアや他の仕事も重なり仕事量は100%に近い状態になった。更に周年事業のひとつで大きなトラブルに見舞われ、僕は弾けそうになった…。
昨日、周年事業の最後を飾る記念式典が無事に終わり、お得意も満足していたので、僕はやっと開放された。
僕らの仕事は多くの外部の取引先と行う。いくら僕一人が細心の注意を払い、丁寧に迅速に仕事をこなしても上手く回らない。外部の取引先に何度も注意喚起するように伝えるが、なかなか改善されず大きなトラブルに巻き込まれてしまう。
結局のところこの世はバカが多いのだろう。バカの多さは企業の規模に関係はなく、取引先の大企業にも大勢のバカがいる。
「バカは死ななきゃ直らない」この言葉が妙に納得してしまう。日本は人口減少が続くので大勢のバカが死んでしまうと、日本経済にも良くないし、国の存亡に関わるので仕方なく我慢している(笑)
慌しい毎日だったこともあり季節を感じることはなかったが、今日は夏の暑さを肌で感じ季節が夏になっていたことに気付いた。季節を感じることのできる仕事量で良いのだろう。
今朝は蝉の声で目を覚ました。急に蝉の声が癪に感じられた。
written by モンコ
毎年、カンボジアに出かけているが、国全体に変化の兆しが伺える。僕らが到着するシェムリアップ国際空港は建物が増築され、ショッピングフロアも充実してきており、街の中の建物も少しずつ垢抜けてきているように感じる。僕等が支援する小学校の近くに住む村人の服装も少しずつ小綺麗になってきており、住居も少しずつ改築されている。本当に支援する必要があるのだろうかと考えてしまう。
カンボジアの土は赤い粘土で水はけが悪いため土地は痩せており、小学校を支援するよりも土壌改良や作物の栽培の援助が必要に思える。作物の栽培、収穫が進めば彼らの意識改革に繋がるだろう。しかし民間企業やNGOなどの支援には限度があるので、日本政府がODAという大きな枠組みでカンボジアに支援をするべきではないだろうか。
今でもカンボジアはインフラの整備は遅れ、主な産業も無いのだが、不思議なことに何故か英語が浸透している。英語を話せない日本人が情けなくなってしまう。英語は日本語と比べ遥かに簡単なはずなのに、何故、日本人は英語を話せないのだろうか。毎年カンボジアに出掛けて英語を身につけないといけないと痛感してしまう。引退するまでに英語を身につけないと、世界を旅して周る事がおっくうになるだろう。
カンボジア人の日本語ガイドにどうやって日本語が話せるようになったのか尋ねると、口々に独学で日本語を習得したと言う。彼らは英語も独学で勉強し話すことができる。彼らはより豊かな生活のために必死で勉強しているようだ。
今の日本はカンボジアより遥かに発展しているが、日本人は英語が話せないという大きなリスクを背負っている。このままだと将来カンボジアに追い越されてしまうかもしれない。日本の政府は国を挙げて全ての日本人に英語を身につける政策を行わなければならないのではないだろうか。早速、独学で英語を身につけよう。
written by 彦之丞