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2017年08月25日

今週、取引先のある方の送別会を行った。その方は大変人間味があり、仕事に対して情熱的で僕も信頼していたので非常に残念に思う。勤めていた会社を辞め転職することは、人生の中で数えるほどのことだから、強い決意を持って決めたのだろう。彼が会社を辞める理由は今以上に経済的なゆとりが欲しかったようで、自分の仕事や責任に見合った収入を望んだからのようだ。

企業理念や企業の存在意義がしっかり明文化され社内で共有されていても、仕事や責任に見合った収入が無ければ、自分の将来に不安を感じてしまうのだろう。綺麗事では片付けられず、結局のところ背に腹は変えられない。そして向上心が高く仕事のできる人から会社に見切りをつけ辞めてしまうことになる。

過度に待遇面を改善することは労働分配率も上がり、企業の収益に影響を及ぼしてしまうが、顧客満足(CS)を追及すると同時に、従業員満足(ES)も高めていかなければ企業の成長にブレーキが掛かってしまう。昨今、ブラック企業などの言葉が飛び交い、しかも人手不足の時代なので、企業はもっと慎重に社員の待遇を考えなければならないのだろう。

ある上場企業の大手ゼネコン会社の社長は社員の待遇改善に着手するだけではなく、現場スタッフの安全を常に気にかけ、時間が許す限り作業着にヘルメット姿で建設現場に足を運ぶ。そして建設作業員と同じ食事を取り気さくに会話をする。
会話では現場の問題や課題もしっかり聞き、本社に戻ると現場の問題や課題の改善に奮闘する。企業のトップの日々の考え方や言動が大企業でも大きく変化させることができ、素敵な企業へと生まれ変わらせることができる。

取引先の辞めた方の成功を心より祈念している。
「アディオス アミーゴ!」

written by ゴンザレス


2017年08月21日

今の若い世代は海に出かけることが嫌だそうで、海水浴の客は随分と減り多くの海の家は閉めているそうだ。若い世代に海水浴に出かけない理由を尋ねると、「潮で体がべたべたする」、「潮の匂いが臭い」、「日に焼ける」などの答えが返ってくるそうだ。
お盆休みに甥っ子を観察していると、スマホを触るか寝ているかのどちらかで、今の若者の夏休みの過ごし方は僕らの子供の頃と随分と変わったようだ。海にも出かけず家の中でスマホ画面を四六時中覗いている姿を見るとジェネレーションギャップを強く感じてしまう。

人間のライフサイクルも大きく変わろうとしており、技術のパラダイムシフトが起きている。自動車はガソリン車から電気自動車へ加速してきており、今年にも欧州の高級輸入車の電気自動車が日本に上陸するという。国産の自動車メーカーも更に電気自動車に力を注いでいくだろう。しかも驚くことにドローンの技術を車に搭載することで、空飛ぶ自動車の開発が行われており、3年後の実用化を目指しているそうだ。
今年、車を買おうと考えていたが、技術のスピードが速いので次世代の主力自動車を見極めてから購入することにした。次世代の主力自動車は空飛ぶ自動車かもしれない。

また遺伝子の研究も加速しておりゲノム(全遺伝情報)の世界では医療や農業の分野が大きく変わろうとしている。なんと養殖魚の身の量を大幅に増やすことに成功し、身の比率の高い養殖魚が生産でき、一匹の養殖魚からたくさんの身が取れるようになるそうだ。その養殖魚の姿を想像すると少し気持ちが悪いが、近い将来店頭に並ぶだろう。これからゲノムの技術が進むと動物や昆虫まで人工的に造ることができるようになり、蝿人間やスパイダーマンが近い将来現れるかもしれない。

お盆が過ぎ、蝉の大合唱もあまり聴かなくなり多少朝晩が涼しく感じられる。若い頃は夏の終わりはどことなく寂しく感じたが、この歳になると秋が待ち遠しい。お盆が過ぎると年末まで一気に加速するように感じられる。
今期の数字がぼんやり見えてきたので、あまり無理せず考える時間や知識を身につける時間を増やそうと考えている。

ついに時代はSF映画のようになってきた。

written by SDB-1


2017年08月04日

この時期、お中元が届き有難く頂戴している。事務所に届いたギフトは社員で分けるようにしている。ギフトを贈る時期にいつも思うことだが、せっかくギフトを贈るのであれば、相手が喜ぶものを贈らないと無意味だと思う。

僕はある銘柄のビールはとにかく苦手で、飲食店でその銘柄のビールしか取り扱っていない場合は直ぐに店を飛び出してしまうほどだ。その苦手なビールをお中元で贈ってくれる方がいる。感謝はしているが喜びはなく仕方なく飲むことになる。何だか適当にギフトを選んでいるように感じてしまう。
昨年、お歳暮に冷酒を頂いたが、僕はウィスキー党で最近では日本酒をほとんど飲まない。しかも夏のお中元であれば季節を連想できるが、お歳暮の時期に冷酒とは驚いてしまった。もったいないので料理酒として利用させて頂いた。

またギフトで季節の果物を頂戴する事もある。社員で分ける数量が入っているであれば良いのだが、メロンやスイカなど事務所でカットして頂くにも包丁やまな板も無く、切り分けて持って帰るのも面倒だ。しかも持って帰るにも重たくて荷物になってしまう。ちなみにうちの親しいお得意先にギフトを贈る際はお得意の自宅に届くようにしている。
せっかくのギフトなんだからちゃんと贈る相手が喜ぶものを下調べするべきではないだろうか。僕に事前に問い合わせしていただければ、遠慮無く喜ぶものをお伝えするのだが…。

今の時代はギフトを贈る側も、頂く側もあまりこだわりが無いようで、どちらも適当に考えているように思えて仕方がない。

ある親しい取引先の方の好物を知り、今年のお中元にそれを贈った。その取引先の方は大喜びで、受け取ると直ぐに連絡をくれた。
「最高のギフトだ!これ以上のギフトは無い!!」
彼はビールの「スーパードライ」が大好きで、それにハウスの「うまかっちゃん」に目がないのだ(笑)

来週は夏休みだ!ギンギンに冷えたハイネケンを飲もう!

written by マックス


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