連日、うだるような猛暑が続いており、今日の福岡の最高気温は38度だ。気温が38度と耳にすると、まるでここが日本ではなくインドかアフリカのように感じられる。僕の夏嫌いは有名で、こう暑いと全てにおいてやる気を喪失してしまう。この暑さが後2か月近くも続くと、僕は生きていないかもしれない。
あまりの暑さで家のエアコンも良く効かず、エアコンの設定温度を変えてみたり、エアコンの羽の向きを変えてみたりと試行錯誤したが室温は変わらないので、ホームセンターでよしずを購入した。
早速、窓の周りと外壁に立てかけてみたが、あまり効果は上がらない。そこで家の周りとよしずに打ち水をすると、多少涼しさを感じることができるが、日中に打ち水をしても水がすぐに蒸発してしまうようで、全く涼しさを感じない。仕方ないので休みの日は小まめに冷たいシャワーを浴びて生き永らえている。
僕は仕事にはカジュアルな服装で出掛けており、いつもジーンズ姿だ。今年の出退勤時はジーンズの裾を膝までまくり上げている。上着は半袖のシャツか、ポロシャツなので傍から見るとどこかへ遊びに出掛けているように見えるだろう。この格好でハローワークの前を通ると、何やらアルバイトの冊子などを渡される…。
仕事が終わると、真直ぐ家に戻りシャワーを浴び冷えたビールを飲みたいのだが、取引先やお得意先から飲みの誘いがあり、仕方なく熱帯夜の繁華街を梯子している。皆、真っ直ぐ家に帰ってシャワーを浴びてゆっくりくつろげば良いものを…。
先日の西日本豪雨災害の被災地では復旧の目途は立っておらず、生活のインフラも回復していない。水も電気も止まっているので、被災した方はこの暑さ凌ぐことができず、もろに猛暑と向き合うことになる。とにかく被災した方が少しでも早く日常生活を取り戻すこと、それに少しでも早く被災地が涼しくなってほしいと願うばかりだ。
テレビからボランティアの活動の映像が流れてくる。この国は古から災害と同居している国なので、人との絆や縁をとにかく大切にしてきた民族だと感じる。自然と向き合って生きることは人を想い大切にすることなのかもしれない。
そう思うと、ブログで夏の愚痴をこぼす僕が小さく感じられる。暑さ寒さも彼岸までと言うが、それまで暑さに負けずに頑張ろう。
「しかし暑さ、半端ないって!」
written by TT
今年もカンボジアでのボランティア活動を終え無事に帰国した。帰りの飛行機の中ではほとんど眠ることができず、福岡空港には朝7時過ぎに到着した。へとへとに疲れ自宅に戻り荷物を片付け、風呂に入り軽く晩酌(朝酌?)して翌朝まで熟睡した。
今年が最後という話だったが、カンボジアからの帰りの機内で来年もカンボジアにボランティア活動に出掛けることになったと聞き、唖然としながらも快諾してしまった。今年が最後だと聞いていたのだが…。
カンボジアに滞在している間、日本では猛烈な雨によって大きな被害が出ており、多くの方が亡くなり、多くの行方不明者が出ていた。福岡でも亡くなった方もいたが、中国地方ほど大きな被害はなかったので安堵した。これから夏休みに入るので多くのボランティアの方が被災地に出向き、被災者を支援するだろう。しかしボランティアとはどのような意味なのだろうか?広辞苑で「ボランティア」という言葉を調べてみると、こう記載されていた。
「(義勇兵の意)志願者。奉仕者。自ら進んで社会事業などに無償で参加する人。またその無償の社会活動」
僕がカンボジアで行っている活動は果たしてボランティア活動と呼べるものだろうか(笑)
ボランティア活動に優先順位があるわけではないが、ボランティア活動は真っ先に命に直面した問題を優先して支援し救済するべきだろう。その次に衣食住がままならない方を支援しなければならないと思う。そしてボランティアの対象者は基本的に身近にいる方で、自分の生活圏から近くにいる困った方たちを支援するべきだと思う。しかし遠方でも大きな災害などが起きた場合は別だが。また内戦が起きているような地域では一般の市民では対応できないので、世界中の国や政府が支援するべきだろう。
カンボジアに僕らが出掛け貧しい村に小学校を建設し、無償で子供たちに教育を支援しているが、現在カンボジアでは内戦もなく治安もそう悪くない。本来であればカンボジアに住む身近なカンボジア人が行うべきことではないだろうか。ひと昔前はカンボジアも貧しい国であったが、今では建設ラッシュで高級車も走っている。
日本にはまだまだ支援を求めている人が多くいる。この人たちをしっかり支援していくのは身近にいる我々だろう。まずは身近にいる困った方にしっかり手を差し伸べ支援しなければならない。
written by 彦之丞
本日より恒例のボランティア活動のためカンボジアに出掛ける。(ボランティア活動と言っても結構酒ばかり飲んでいる…)僕はボランティア精神が殆ど無いので自主的に参加しているわけではなく、得意先からの強い要請に応えお付き合いで参加している。昨年が最後のボランティア活動ということだったが、結局、今年もカンボジアに出掛ける羽目に。(今年こそ本当に最後だと言うが…)
若い頃は多少海外に出掛け、パスポートには異なる国の出入国のスタンプが押されていたが、最近ではカンボジアのビザと出入国のスタンプばかりがパスポートに並んでいる。世界には約200もの国があるのにパスポートにカンボジアばかりのスタンプが押されていると、まるでカンボジアの大ファンのように思える。仕事を引退したら少しでもたくさんの出入国のスタンプがパスポートに押されるように海外に出掛ける予定だ。
カンボジアは世界遺産であるアンコールワットを除くと、パっとした観光名所は殆ど無い。アンコールワットの近くには観光客向けの三ツ星のリゾートホテルが建ち並んでおり、どのホテルも並外れた広大な敷地を有し、プールやスパ、それに複数のレストランやバーを備え楽園を思わせる。しかし一旦ホテルを出ると、そこには赤土のスラム街が広がる。
カンボジアに行くとつくづくこの国に生まれなくて良かったと思う。多少、インフラは整備され豊かになってきているが、日本と比較すると豊かさや、便利さ、清潔さは格段に低い。しかも一年中真夏なので毎日の生活に変化はなく、多くの人が日中は仕事をせず木陰でゴロゴロしている。
彼らの主な交通手段はバイク(ほとんどカブやスクーター)で、運転免許は必要ないそうだ。そのため足の届かない小学生まで平気でバイクに乗っている。またバイクの荷台には複数の人が乗っており、2人乗り、3人乗りは当たり前だ。(中には4、5人乗っている)きっと熱い国なので歩くことや自転車に乗ることが嫌なのだろう。
バイクの免許が必要ないため交通ルールなど無く、いたるところで交通事故が起きている。前回カンボジアに出掛けた際も目の前で車とバイクがぶつかり、バイクに乗っていた男性は跳ね飛ばされ血だらけのまま衝突した車のドライバーと喧嘩をしていた。現地のガイドはカンボジアでは自動車やバイクの保険に入っている人はいないと話していた。この国で危険なものは地雷だけではない…。(ちなみに食中毒にも気を付けなければならない)
今年が最後のカンボジア訪問になるそうなので、今まで見たことのないカンボジアを探してみようと思う。
written by サンゴール