早いもので今年最後のブログ更新となる。今年を振り返ると新型コロナウィルスに振り回された1年だった。3月より時短営業で業務を行い4月から5月までは在宅勤務を行った。8月に入ると収まりつつあった新型コロナウィルスの感染が再び拡大してきたので、毎週月曜のみの出社で他の日は在宅勤務になった。また今年は出張や会食の機会も完全に無くなくなり経費を使うことも殆ど無かった。あんなに交通費や交際費を使う必要があったのか今、思うとバカバカしく思える。
それでは今年最後のブログ更新なので、年初に掲げた目標が達成できたか採点してみよう。
目標1.「健康に留意する」
⇒70点。今年は僕の意思ではなく新型コロナウィルスの影響で会食も殆ど無かったので、深酒をすることはなかった。また8月に自転車を購入し自転車で通勤することにしたので、例年に比べ随分健康的な生活を送れた。(自宅で毎日晩酌したので酒量は微減だろう)
目標2.「貯金に励む」
⇒20点。僕は必要な時以外は無駄にお金を使わない質素倹約タイプなので、今年は大きな買い物も無く出費はなかった。しかし家人は僕と逆のタイプの人間で出費することに喜びを感じるタイプなので、貯金は増えなかった。(少し考えろ!アホ!!)
目標3.「料理のレパートリーを広げる」
⇒0点。この目標は年初に掲げたことすら覚えていない…。新型コロナウィルスの影響で自宅にいることが多かったが、8月に引越したマンションはオール電化のため高額の電気代に驚き、煮込み料理など長時間電気を利用する料理をしなくなった。逆に短時間でできる料理が主流になったことでレパートリーは減ってしまった。
目標4.「将棋の腕を上げる」
⇒0点。将棋アプリで対戦し練習しているが、昇級することはできず未だ2級のままだ。将棋教室にでも通ってみようかと考えているが、小学生のガキと対戦して負けると悔しくてたまらないだろうから悩んでいる。
目標5.「Q次郎を散歩に連れて行く」
⇒90点。愛犬Q次郎を散歩に連れて行った。Q次郎は自宅から車で15分くらいのところにある海辺の公園が大好きで、地面に落ちている松ぼっくりを追いかけて遊ぶ。来年はもっと連れて行ってあげるからな!旅行にも一緒に出掛けるぞ!!
来年も新型コロナウィルスと共存することになり、来年年初に掲げる目標は自宅で行えるもの目標が中心になるだろう。それでは皆さん今年も大変お世話になりました。静かにステイホームで良いお年をお迎えください。
written by マックス
今週に入り冬将軍が福岡にも訪れ厳しい寒さになった。僕は自転車で通勤しており寒さで耳がちぎれそうだが寒さに耐えて通勤している。コロナウィルスの影響で最近自転車を利用する人も多く自転車も渋滞が起きておりひと昔前の中国のようだ。また食事をデリバリーする自転車も多く猛スピードで走って行くので、後ろも注意しながら自転車を運転しないと危うくぶつかりそうになってしまう。
コロナウィルスの流行は世界を大きく変え多く人が外出せずに自宅で全てのことをリモートで行えるようになった。自宅からあらゆる店のメニューを注文し、自転車で配達してもらうサービスが定着し配達する自転車を見かけない日は無い。また動画配信サービスも普及し映画館に行くことや動画を借りにレンタルショップに出掛けることも減った。さらにオンライン飲み会やオンラインでの打ち合わせも増え人とリアルに会うことも随分減った。
年末は移動制限などの自粛が叫ばれ、旅行や帰省する人も大幅に減少するようで、今まで当たり前だった暮らしや習慣が大きく変化している。
僕もコロナウィルスの影響で事務所でのデスクワークは随分減った。3月に出された緊急事態宣言から5月中旬まで完全に在宅勤務になり、その後も週に1度出勤になった。そのため事務所を借りることが必要なのだろうかと考え、巷で話題になっているバーチャルオフィスの見学に出掛けた。
バーチャルオフィスとは会社の登記をバーチャルオフィスに移し、その事務所に掛かって来た電話や届いた郵便を指定したスマホや場所に転送してもらうサービスで、事務所を持たずに完全在宅で仕事ができる。また必要に応じて部屋をレンタルすることもできるので大切な面談などはその都度、部屋を借りれば済む。
僕は福岡の中心地にあるバーチャルオフィスを見学し、そこのスタッフと話したがコロナウィルスの影響で問い合わせはや契約数は右肩上がりで伸びていると言う。
これからの時代は所有することではなく必要に応じて利用しシェアする時代が進み、自宅での時間を如何に快適に楽しく過ごすためのニーズが高まるだろう。時代の潮目は大きく変り、来年はこの流れが加速し新たなビジネスチャンスが生まれるだろう。
written by マックス
実家を売却するために9月から実家の片付けを始め10月末までには終わらせる計画だったが、今月に入っても一向に終わらない。実家は7LDKと大きく、しかも収納スペースも広かったので親父とお袋は物を捨てずに大切に取っていた。親父のスーツだけでも50着以上あり、結婚した頃から全てのスーツを取っていたとお袋は言う。また驚くことに親父とお袋の小学校の頃からの通信簿や働いていたころの給与明細、また貰った年賀状までしっかり取っていたので驚いてしまった。
片付けは処分する物と残す物、それに中古の買取り業者に持っていく物に分けた。お袋は家にある物を買取ってくれるのか疑心暗鬼だったが、僕が買取ってもらえそうな物を業者に持っていき換金したお金をお袋に渡すと、お袋は驚いて随分喜んだ。そしてお袋の心に火が付いた。
「へー、何でも買取ってくれるんやね~びっくりした」
「何でも買取るわけやないばい。中古でもニーズがある物やないと買取らんばい」
「そうね。この壷は売れんかね?欲しい人はおるよ」
「それはニーズがないやろ!」
「わからんばい。骨董屋さんに持って行ってみてくれんね?」
「それは骨董品やないやろ。ただの壷やんか!」
「持って行ってみらんとわからんやろ!」
「買取ってもらえそうなものは随分持って行ったけん、残っとる物は捨てるばい。車に積むのも一苦労やしガソリン代も掛かるとばい。家にある物を買取ってもらって換金することが目的やないやろ。全然、予定通り進まんやんか!」
「この、バカ息子!!」
こんな調子で僕が拒否するとお袋の口調は荒くなる。そのやり取りを聞いていた妹が仕方なく助け舟を出した。
「なら、私と一緒に買取り業者に持って行こうか?」
「ネットで写真付けて売ったら?」
僕が妹に言うと梱包やら発送に手間がかかると言う。
それ以降、お袋は買取ってもらえると思った物を妹と一緒に業者に持って行った。何度も何度も…。親父が集めていたネクタイにネクタイピン、食器、鍋、ぬいぐるみ、人形…。そしてお袋と妹は何度も肩を落とし、持って行った物を抱え戻って来た。しかしお袋は諦めずに妹と買取業者に出掛ける。
いつのまにか片付けが買取業者で換金することが目的になってしまった。
一体いつになったら実家は片付くのだろうか…。
written by モンコ