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2018年01月26日

昨年末に地元銀行の女性営業の方が事務所に飛び込んできた。
名刺を見ると所属部署はプライベートバンキング部と書かれてあったので、僕は非常に興味を持った。実は先日、僕は「プライベートバンカーは富裕層に何を教えているのか」という本を読んでおり、その中でプライベートバンカーは事業継承、節税、そして投資のエキスパートで、多くの知識を持ち顧客に対して金融のアドバイスをする「お金の番人」、「お金のコンシェルジュ」と書かれていた。

彼女と面談するとやはり事業継承、M&A、投資の3つを柱に営業活動を行っており、銀行の中では選りすぐりの部署だと言う。彼女の言う3つの中で僕は投資に興味を示し、僕の希望を伝え再度うちに来社することがあれば、僕に提案できる投資のポートフォリオを具体的に持って来てくれるように頼んだ。

数日後、彼女からアポイントの連絡があり再度面談することに。彼女は銀行内の多くの部署に相談し、グループ企業の証券会社などに僕のリクエストを伝えたが、取り扱っている商品に限りがあり、僕の目当てに叶う商品やサービスは無く、提案するポートフォリオを作ることができなかったと言う。
よくよく彼女の話を聞くと、今の銀行は日銀のマイナス金利政策で利益が上がらず、またフィンテック、AIなどの金融イノベーションが加速し経営は芳しくないそうで、非常に将来への危機感が強いそうだ。そうした環境の中、彼女の銀行は新たなサービスを行い新規顧客を取り込むため事業継承、M&A、投資を扱う専門部署を立ち上げたそうだ。
結局、彼女よりも僕の方が投資は勉強していると感じたので、僕の作ったポートフォリオを彼女に渡し、今の銀行を変えるくらいもっと勉強するように伝えた。

その後も、彼女は僕に保険や投資信託などを提案してきたが、全て僕に断られた。まさにけんもほろろ…彼女に同情した僕はこう言った。

「うちにあなたのお客さんを紹介するのであれば、融資を受けてあげようか?」

「今すぐにお客さんを紹介できるかわかりませんが、必ず頑張ります。どうぞよろしくお願いします」

彼女はそう言い喜んだ。僕は彼女の紹介など全く当てにしていない。この世に義理を大切にする人間なんて、そういない…。
所詮、プライベートバンキングという響きの良い部署であっても、ローカルの銀行にはサービス、情報、そして知識もメガバンクと比べ見劣りするのだろう。多くの人は勤めている会社名や、自分の肩書にプライドを持って生きているのだろうが、それに見合った中身を持ち合わせない人間が多いようだ。

written by ジェイク

2018年01月19日

新年の挨拶回りも一段落し通常業務が戻ってきた。年末から今年一年が穏やかな年になることを望んでいたが、先週は出張に出掛け会食の予定も既に入り、今年も何だか慌しい一年になりそうだ。

そんな矢先に高校生の甥っ子が家出同然のように僕の家に住み付いた。彼は優しく素直なのだが、気が弱く自らあまり主張しない性格で多少ネガティブだ。僕が甥っ子と同じ歳の頃は反抗期で毎日親に反発していたが、彼は親に反発することも無いと言う。
僕は以前より彼に男の子なら強く逞しく成長し、将来、お金に苦労することがないように、自分の力で稼ぐことのできる人間になるようにアドバイスしている。そのためにはコミュニケーション能力を高め、不屈の精神を持つためにメンタルを強くするように言い聞かせている。
最近、彼はそのことを少しずつ理解できるようになったようで、自ら強くなりたいと本気で考えるようになった。そこで過保護の親元から離れ僕の家に居候を始めることを決意したようだ。甥っ子が10日ほど居候した頃に僕は親が心配しているだろうから、家出同然のような振る舞いは良くないので、一度家に戻り親と膝を突き合わせて家を出て生活するのか、しっかり話合いをするように伝えると、彼は渋々家に戻っていった。

僕も営業活動を通じて多くの人と接してきたので、多少人を見る目は養われている。基本的に負けん気が強く、一つのことを辛抱してコツコツと努力し、集中力のある人が伸びるように思える。今のままの甥っ子ではきっと社会人になり苦労すると思う。

今の若い方は就職したものの辛抱することを避け簡単に転職するようだ。今の時代は人生百年などと言われ、昔より寿命は倍に延びた。「石の上にも3年」と言う諺もあるが、「石の上にも6年」と、昔より辛抱する時間を倍にしなければ何も身につかず得るものはないだろう。また転職を繰り返すことで退職金は増えず、役職も上がっていかないので収入は増えない。

甥っ子は僕の家に着替えや眼鏡、スマホの充電コードなどを忘れていった…。きっと彼は忘れたわけではなく、わざと置いて行ったのだろう。近いうちにまた家出する計画なのかもしれない(笑)
僕の影響を受け迷える子羊の甥っ子は、将来どんな人生を歩むのだろうか。

written by ダニエル

2018年01月12日

長い冬季休暇だったので社会復帰するには時間がかかりそうだ。休暇中に新しい車が納車されたので、その車の装備や操縦のマニュアルを読み操作を覚えていた。最近の車は自動ブレーキや自動追従機能などたくさんの装備が付いており、全ての操作を覚えるのは一苦労だ。操作、操縦を早く覚えて遠方にドライブに出かけてみようと思っている。

さて、今回は今年初めてのブログ更新なので、年初恒例の僕の今年の目標を掲げてよう。

1.車で旅に出かける。
⇒昨年は公私ともに本当に慌しい1年だったので、今年はのんびり旅に出ようと考えている。先日納入された車はロングドライブに適しているので、快適なドライブが出来そうだ。北海道にでも行ってみるか!

2.人間ドックに入る。
⇒例年この目標を掲げているが未だ実現していない。僕はとにかく病院嫌いだが、年齢と不摂生な生活を考えると、そろそろ勇気を出して人間ドックに出掛けないと…

3.スポーツジムに通い肉体改造をする。
⇒筋肉の低下とお腹周りが気になってきたので体を鍛える。ライザップのような無駄に費用の掛かるジムには行かない。とにかくライザップに通う連中の思考は全く理解できない。きっと意志が弱いのだろう

4.投資に磨きをかけ利回り20%を目指す。
⇒株式投資を始めて4年目になり、ありとあらゆる株式投資の書物を読み漁ったが無残な結果が続いている。今年は世界経済が良好のようなので、投資結果を出さなければならない!

5.広告の世界から飛び出して、新しい分野の仕事を模索する。
⇒ひと言で言うと、広告に少し飽きてきたように感じる。もう何十年もこの業界で生きてきた。そろそろ違う世界を見たくなった。そのためには新しい知識を吸収し見聞を広げなければならない

毎年5つ以上の目標は掲げないようにしている。たくさん掲げてもトライできなきゃ意味がないので…。
「よしっ!今年こそ目標達成向けて励むぞ!」
それでは本年もどうぞよろしくお願いいたします。皆さんは今年の目標を掲げましたか?

written by マックス

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