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2015年07月31日

今日で7月も終わるが、今週半ばにやっと福岡も梅雨明け宣言が出された。
梅雨前線はとっくに日本の上空から姿を消しているのだから、速やかに梅雨明け宣言を出せば良いものを、雨が続くと気象台は梅雨明け宣言を出すことに弱気になってしまうようだ。今から福岡は夏本番で暑い日が続くが、梅雨明けが遅かったので短い夏になりそうだ。あと一週間もすると立秋で暦の上では秋になってしまう。

今週大阪から親しい取引先の方が来福したので食事をすることになった。魚が食べたいとリクエストされ寿司屋に出かけた。寿司屋でネタケースの中を眺めると、もう松茸が並んでおり、初物は縁起が良いので頂くことに。軽く炙ってもらい酢橘を絞り塩で頂いた。まだ香りは弱かったが、口の中に秋が広がった。

一緒に食事をした彼は大企業で働いているが日本の将来に危機感があるようで、よく読書などをしてスキルを高めているようだ。そして僕が薦めた本はきちんと読んでいるようで、素直な彼を応援してあげようと思ってしまう。

新聞や経済誌などのマスコミでは既に取り上げられているが、これからの日本は人口減少が加速していくので消費が減り経済は縮小していくだろう。また人工知能などのロボットも進化し、仕事もロボットに奪われ減っていくことになる。そんな未来が既に予想されているのに日本人は全く危機感を持っていない。
2020年の東京オリンピックが大きな転換点で、その後の日本に明るい未来はあるのだろうか。そして会社や他人に寄り添って生きることが非常に難しくなっていく。その時が来て慌ててもどうしようもない。

今の時代、インターネットで全てを判断する人が多いが、無料で入手できる情報はあまり価値がない。新聞や本などは有料の情報なので購入しないとその情報は入手できない。世の中にある全ての価値ある物は有料なのだ。

今年の福岡の夏は短く、直ぐに過ごし易い秋が訪れるだろう。
自分を磨くには良い季節だ。

written by SDB-1 

2015年07月24日

九州はまだ梅雨明け宣言が出ておらず、エルニーニョ現象の影響なのか、それとも台風の影響なのか、雨が続いており冷夏のように感じられる。
それぞれの季節で、その季節の個性に合った天候でなければ商売に悪影響が出るだろう。
冷夏になると真っ先に冷たい飲料が売れず販売計画に達しない。また屋外にも出かけないので、海の家など多くのレジャー施設はもちろん、ガソリンの販売不振にも繋がる。それに日照不足で野菜や果物が育たず品薄となり高騰してしまう。挙げれば切がない…。蚊などの虫も少なくなるので蚊取り線香などの殺虫商材も影響するのだろうか(笑)

学生のころまでは夏は大好きだった。海水浴に出かけバーベキューをやって、毎年真っ黒に日焼けしていた。しかし就職し営業で外回りをするようになって夏が嫌いになった。
上司からは営業は足で稼げと尻を叩かれ、全身スーツで身を纏いわざわざ丁寧にネクタイまで締め灼熱の太陽の中で営業活動をする。まるで砂漠で水を求めて彷徨っているように感じた。

今年の夏は今のところ涼しいので快適に過ごすことができている。しかし経済への悪影響は多少心配してしまう。日本の景気は回復基調にあるようだが、天候不良がその腰を折ることにならなければ良いのだが。
そう考ええると、いつものような暑い夏でなければならないのかもしれない…。

青い空にカンカン照りの太陽、遠くの空には入道雲が張り出し、たくさんの蝉の声が切れ間なく響く。そして枝豆を摘みながら冷えたビールを飲む。また蚊取り線香を焚き、蚊に刺されるとイラッとしながら痒み止めを塗る。
想像すると何となく微笑がこぼれてしまう。

仕事のプレッシャーやストレスのない暑い夏は良いだろうなぁ。

written by ゴンザレス 

2015年07月17日

先週の金曜日からボランティア活動のためカンボジアの小さな貧しい村に出かけた。
お得意先がその村の学校に通えない子供たちを支援するため、小学校を建設し無償で教育を提供している。
その小学校では毎年この時期に卒業式が行われ、卒業式の準備や進行の手伝い、それに小学校の修繕を行っている。日中の気温は38度以上になる中での修繕作業は大変だ。

そもそも小学校を建設してもらい、しかも学費など全て無料で子供たちは学校に通えるのだから、日頃から親たちが自主的に小学校を修繕し大切に使うべきだと思う。

子供たちの眼は皆輝いているが、大人たちはどこか悲しい眼をしている。仕事をしているわけでもなく、僕らが汗だくになり懸命に修繕作業を行っているのを手伝うわけでもなく、どことなく悲しい眼でぼんやり僕らの作業を眺めている。
日中暑いので動きたくないのか、それともポルポト政権時代の恐怖が今も脳に刻まれていて生きる力を削がれたのだろうか。

数年前、大地震が日本の東北地方を襲い甚大な被害が出た。
家族も住む家も亡くした多くの被災者を助けるために、日本中から多くのボランティアが救援に駆けつけた。被災者は悲しみや苦しみの絶望の中、生きるために立ち上り、ボランティアで駆けつけた人と一緒になって困難な作業にあたった。
まずボランティアを受ける側が未来を切り開く勇気を持って立ち上がらなければならいと僕は思う。

カンボジアでは子供の教育も必要だが、親に対しての教育が大切に思える。過去の悲しみを乗り越える勇気と、現状を打開し未来を切り開く力が何よりも大切だ。
来年は親を集めて説教してやろうか…。

『ちゃんとしろ!』

written by モンコ

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