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2014年08月01日

人間の欲に関して考えさせられることがあった。人間の欲は計り知れないものだとつくづく思った。そう思い、周りを見渡すと欲深い人がそこにも、あそこにもいる。
「有り余るほどお金はあるのに、まだ必要なんですか?」
つい、そう尋ねたくなってしまう。
そういう人に限って驚くほどケチで公私混同が著しい。ある企業のトップは自宅の生活用品はもちろん、ペットの食事代まで会社の経費で落としているという。この場合の経費はペットとの交際費になるのだろうか?(笑)
個人事業主であれば理解できるのであるが…。

京セラの会長である稲盛さんの執筆された本にこう書いてあった。
「トップは私欲を絶たなければならない」
私欲を絶つということは我慢することで忍耐力が必要だ。多くの企業のトップはどれだけ、私欲を絶っているのだろうか。

僕の祖父はボケないために多少の欲が無いといけないと言っていた。色気などの性欲についても必要だと言っていた。(笑)きっと祖父の言っていた欲は小さくてかわいい欲だったのだろう。例えば綺麗な女性を見ると、鼻の下を伸ばし目で追うくらいのかわいい欲だったのだろう。その欲のお陰か、僕の祖父は長生きし他界するまでボケなかった。

稲盛さんの言う「私欲を絶つ」これは僕のような凡人には難しい。でも小さくてかわいい欲望は元気に生きていくうえで必要なのかもしれない。

欲深い人の顔を見ると、なぜかディズニー映画の「アラジン」に出てくる悪者キャラクターのジャファーに見えてしまう。計り知れない欲望はきっと己を滅ぼしてしまうことになるのだろう。ジャファーの結末もそうだった。

written by ジェイク

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