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2014年04月25日

先日、以前同じ職場で働いていた先輩の還暦お祝いパーティーに参加するため大阪に出かけた。そのパーティーの参加者は彼の取引先の方が中心だった。(その為だけに大阪に行ったのではなく、他の打合せもありました!)

会場は今時のスタイリッシュなイタリアンレストランで、ひな壇には還暦を迎えドレスアップした服装の先輩と、な、な、なんとドレスを着た奥様が座っていた。まるでご年配の披露宴のようだった。またパーティーでは何故かお二人のケーキカットなど、多くの趣向を凝らしたアトラクションが用意されていた。(参加した方の川柳コンテストなど…年配者向けのアトラクションが目立った)

僕は家族や親族以外の還暦お祝いに参加したのは初めてだったので、「最近の還暦のお祝いは随分変わったなー」と感心した。しかし、ひな壇に座った還暦の二人を見ると、どことなく恥ずかしく感じた。(見せ物小屋じゃないんだから…し~っ、そんなこと言っちゃいけません!)

日本の65歳の人口が全体の4分の1になった。また少子高齢化で日本全体の労働力も減っており、この先の日本の将来が心配だとメディアは報じる。しかし預貯金が多いお年寄りの方が日本には随分といるそうだ。

「待てよ、そうだ!お年寄りの方が財布を緩めさせることができれば経済効果がある!」歳を重ねると、銀婚式、金婚式、喜寿、米寿…とお祝い事が増えていく。もっとユニークなイベントの仕掛けができないだろうか。

案外、結婚式場で行う銀婚式や金婚式など面白いかも。
しかし、どうしても見せ物小屋のようになっちゃうけど(笑)

written by マックス

2014年04月18日

数年ぶりに、お取引先である特許事務所の方が弁理士の国家試験に合格した報告で、うちの事務所を訪ねて来てくれた。彼はご年配だったので、てっきり弁理士の資格を持っていると思い込んでいたが、資格を持たずに特許事務所の事務職員として働いていたそうだ。

失礼ではあったが、年齢を尋ねてみると65歳になったと、恥ずかしそうに応えてくれた。更に過去何度、弁理士試験を受けたのか尋ねてみると、彼は「出来が悪いのもので…」と断り、8回も挑戦したことを教えてくれた。
「へー」僕はとにかく感心してしまった。

彼のひとつのことに挑戦し続けるその姿が逞しく、そして羨ましく感じた。年齢を重ねても勝ち取った自分の誇りに充分満足しているようだった。果たして僕が65歳になった時にひとつのことに執着し、それに挑戦し続けることができるだろうか…。

今年は冬季オリンピックがあり、何かとメダルの話題も多かった。何にしてもメダルを獲ることは簡単ではない。茨の坂道を登っていくようなものだろう。
人生の中で自分の目標を明確にし、失敗しても諦めずに挑戦し続け、その目標を達成する。そして自分の目標だったメダルを獲得できれば、何と幸せなことだろう。そのメダルに形が無くても…。

彼はやっと国家試験に合格し65歳で晴れて弁理士になった。彼は国家資格というメダルを胸にこれからも仕事に打ち込んでいくのだろう。まるで青春時代に戻ったよう清々しい気持ちで…。

彼に心から拍手を贈りたい。

written by ゴンザレス

2014年04月11日

胃腸の調子が悪い。
何か悪いものでも食べたかと思いを巡らしてみたが思い当たる節がない。しかし連日、連夜、会食が続いている。あまりに調子が悪いので珍しく病院に出かけた。先生に飲酒と喫煙の有無、症状と最近の食生活など伝え診察して頂いた。

「冷えたビールや氷がたっぷり入った水割りやハイボールなどを大量に飲むと胃腸は壊れるよ!」先生に叱られた。

胃に入った飲食物は一旦、体温まで温度を調整され、それから吸収するそうだ。胃は温かいものを冷まし体温まで温度調整することが得意で、逆に冷たいものを体温まで上げることが苦手なのだそうだ。そのため冷たいものの吸収には時間がかかり、冷たい物を大量に摂ると胃腸にはかなりの負担がかかる。
だからお湯割りや熱燗などを飲むと、直ぐに体温まで下げ吸収できるため酔いの回りが早く、逆に氷の入った冷たいビールや水割りなど酔い回りが遅いそうだ。そのため冷たいものを飲むと二日酔いになりやすい。先生からは温かいお湯割りや熱燗を勧められた。

病院を出て、ふと思い出す顔が合った。
大切な取引先のTさん。酒豪でお酒を飲むと必ず一気飲みを周りに進め、自らも一気飲みをする方だ。そう言えばここのところTさんと夜をお供することが多いな…。彼の胃腸は大丈夫なのだろうか?

病院に行った日の夜もTさんと飲む席があった。胃腸を悪くしていることや、胃腸とアルコールの関係を説明し「今日は熱燗にしましょう」と告げ、その日は熱燗を飲むことになった。その夜、彼は珍しく記憶を失い、翌日は酷い二日酔いだった。

Tさんの胃腸はどうなっているんだろう…

written by マックス

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