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2021年04月30日

自宅近くにある学生街の商店街を久しぶりに歩いてみると、ひしめき建っていたパチンコ店の多くが閉店していた。学生の頃は数人の仲間と良くパチンコ店に出掛けていたので、ふとあの頃が懐かしく思えた。

学生の頃、僕のパチンコの勝率は50:50だったが、大きな金額を負け落ち込むこともあれば大勝ちしてびっくりする金額を手にすることもあった。仲間内で大きく勝った者は、仲間全員に旨いものをご馳走するルールがあり、大勝ちしても手元にはそう多くは残らなかった。一人暮らしをしていた友人は親からの仕送りが送られてきた日に全額パチンコで負け、一カ月の生活費の全てを使い果たし仕送りとは別に親に送ってもらっていた米だけで一カ月生活することもあった。彼は3食の食事を色んなふりかけだけで生活していたが、パチンコで勝った友人からご馳走してもらい何とか食い繋いでいた。

パチンコ店によく出掛けると面白いことに常連客や店員と親しくなる。常連客は毎日その店にいるので、店の癖や店の心理を研究しどの台の出玉が良いのかある程度予想できるようで僕らが大きく負けていると、親しくなった常連客が出玉の良い台を教えてくれた。また店員も客の勝敗をしっかり観察しており連日のように負けている客がいると、こっそりと出玉の良い台を教えてくれた。面白いものでパチンコ店も店員と常連客の間で小さなコミュニティーがあった。

最近、パチンコは若者に人気がないようで学生街にあるパチンコ店は客が少なく常連客だけでやりくりしていたようだが、新型コロナウィルスの影響で常連客も店に来なくなり閉店してしまったのだろう。パチンコ店は決して社会に必要な商売ではないが、そこで働いていたスタッフのことを思うと何とも気の毒だ。また孤独な常連客もパチンコが毎日の楽しみで、彼等にとっては生活する上で大切なコミュニティーだったが、パチンコ店が閉まったことで彼等は自宅に引きこもり孤独な生活をしているのかもしれない。

新型コロナウィルスは変異しながら感染力をさらに強めている。社会に必要な店も社会に必要でない店にも大きな損害を与えている。早く新型コロナウィルスが収束して欲しい。

来週はゴールデンウィークでブログはお休み!

2021年04月23日

スポーツクラブデビューの日に予約していたパーソナルトレーナーにすっぽかされ、別のパーソナルトレーナーにトレーニングメニューを作ってもらいスポーツクラブ通いが始まった。2週間が過ぎ、トレーニングメニューを見直してもらおうと再度パーソナルトレーナーを予約したが、予約した日の前日に都合が悪くなったと突然キャンセルされた。そしてキャンセルの電話を貰った翌日に改めて予約の連絡を貰うことになっていたが、1週間経ってもトレーナーからは連絡は無く、その適当な対応に僕は憤り感じそのスポーツクラブを辞めることに。早速、僕はスポーツクラブに出掛けカウンターの中にいた支配人の名札を付けた人に声を掛けた。
「すいません。責任者の方ですか?」
「はい。私が支配人ですが、どうされましたか?」
「お宅の対応があまりにも酷いんで退会したいんですが?」
「えっ、何かありましたか?」
「大ありです。二人のパーソナルトレーナーに予約をすっぽかされ、しかも折り返しの電話もないんです」
「その二人のトレーナーは誰ですか?」
僕は2人の名前を支配人に伝え、経緯を話した。
「そうでしたか。大変申し訳ございません。次は責任感の強いパーソナルトレーナーを付けますので、考え直して頂けませんでしょうか?三度目の正直と言うじゃないですか」
(三度目の正直…ここで使う言葉か…僕はひしひしと怒りが込み上げてきた)
「最初から責任感のあるトレーナーを付けて下さいよ。二度あることは三度あるとも言いますので、きっぱり辞めます。支払った費用を返して下さい!」
「そうですか…。それでは頂戴していました費用は全額お返しいたします。大変申し訳ございませんでした。」

怒りでトレーニング魂に火が付いた僕はその足で、別のスポーツクラブの見学に出掛けた。そこのスタッフは好青年で僕の入会動機を聞いてきた。
「入会の動機は何ですか?」
「実は…。今、そのスポーツクラブを辞めて来たんです。こちらトレーナーは約束を守りますか?」
「うちのトレーナーはしっかりしていますし、予約をすっぽかすなんてあり得ないですよ。今はお得なキャンペーン中で『乗換え割』と言うものがあります」
「乗換え割?まるで携帯電話のショップみたいやね」
僕はその日のうちにそのスポーツクラブに入会しパーソナルトレーナーも予約した。

「よし!心機一転、今まで以上にストイックに体を鍛えてやるぜ~!!」

2021年04月16日

先週からスポーツクラブに通い始め、今のところ毎日出掛け皆勤賞だ。以前、自ら筋トレをやっていた頃と比べるとスポーツクラブのトレーニングは随分疲れる。これは年齢によるものなのか、それともスポーツクラブのマシンを利用するからなのか…。

体の筋肉量など測定し、その数値からパソナルトレーナーの作ったトレーニングメニューは足の筋肉をかなり鍛える内容だった。
「こんなに足ばかりを鍛えると?弛んだお腹も絞りたいんやけど…」
「測定した数値から見ると基礎代謝量が低いので体のエネルギーを上手く燃やすことができない状態です。筋肉量を増やすことで体のエネルギーを燃やしやすい体になり太りにくい体になります。例えるなら燃費の良い日本車ではなく、燃費の悪いアメ車のような体になってもらいたいと思っています」
「燃費の悪いアメ車ね~。シボレーとかカマロみたいな…」
「はい。そして足の筋肉量は体全体の筋肉量の70%を占めていますので、足を鍛えることで体全体の筋肉量を増やせ基礎代謝が上がり脂肪を燃やすことができるんです」
「なるほど…だから足を鍛えるったい」
「足のトレーニングに加えて、体の基本部位をピンポイントで鍛えベースアップしていきます。また食事はタンパク質を意識したものにして下さい。体の筋肉量を増やす筋合成には十分なタンパク質が必要です。市販されているプロテインも有効です」
「タンパク質、肉か…。和食派なんよね~」
「和食でもタンパク質の多いものは沢山あります。大豆もタンパク質が多く含まれていますので、豆腐を使った料理や納豆など非常に良いです。それからトレーニングの後は疲れますので、しっかり休んで次のトレーニングに備えてください」
「以前、自分で筋トレを徹底的にしよったけど、そげん疲れんやったんよ」
「スポーツクラブのマシンは効率よく体を鍛えられますし、私のトレーニングメニューは全て3セット行い有酸素運動もしっかり行うので、かなり疲れると思いますよ」
「…」
「それではやっていきましょう!!」

トレーナーが言ったようにスポーツクラブから戻ると、体は疲れ眠気が襲ってくる。最近では夜の9時を回ると布団に入ってしまう生活だ。
「はぁ~。健康的な生活も疲れるんだなぁ~zzz…」

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