株式投資に参戦。
デイトレーダーになるつもりは全くなく、中長期での運用なので投資する企業の業績など入念に確認したうえで参戦した。独学で株式投資の勉強をしてきたが、頭で理解することと、実践することではまるで異なる。しかも僕が参戦した翌日から株価は下落し、一週間で日経平均は1,000円ほど値を下げた。ひぇ~。
株式投資の基本は分散投資が基本で、業種の分散、購入時期の分散、内需型企業、外需型企業の分散など多くを分散することが必要のようだ。それに世界の経済などの情報も当然必要だし、主要国の株式市場や為替市場にも気を配らなければならない。要するに木も森も同時に見なければならない。そしてその集めた情報で未来を予測しなければならない。実際、株式投資に参戦したことで、新聞の記事が他人事に思えなくなった。また世界がしっかり繋がっていることが良く理解できた。
世界の主要国のひとつが風邪を引くと、すぐに世界に波及し、場合によっては他の国が肺炎を起こしてしまうことにも…。
そういえば父が年初にこう言っていた。
「今年は午年だから株価は下がるぞ!」
父にその理由を聞くと
「午の尻尾は垂れ下がっとろ~が!」
「…」
昔から午年は株価が下がりやすいというジンクスがあるようで、株式投資の本にも書かれていた。恐らくネットが世界で繋がっていない頃のジンクスなのだろう。
午年も後10日ほどで終わってしまう。
「ヒヒ~ン」
written by モンコ
今週末に選挙が行われる。企業のボーナスもほぼ支給され、歳末商戦真っ只中の選挙に、百貨店などは頭を抱えているだろう。
各党のマニフェストを見ると、どこの政党に政治を任せても同じのように感じるので、僕は選挙に行こうか迷っている。今の日本には命を狙われるほどの強烈なインパクトを持った政治家はいない。
先日、3年ぶりに日本の国債の格付けがAa3からA1に引き下げられた。日本の財政は先進国の中でも群を抜いて悪い。
「入るを量りて出ずるを制す」
国も企業や一般家庭と同じで、収入を増やし支出を減らすことでしか、健全な状態を保つことはできない。税収を増やし、社会保障、公共事業、それに議員、公務員数などもカットしなければならい。当然、国民は痛みを伴うことになるが、今やらないと将来が大変だ。しかそのことを分かっていながらも政府は先送りばかりで何も手をつけない。こんなシンプルなことができないのは日本の政治家は全員無能で、しかも官僚も同等のレベルなのだろう。
これからは自分で自分を守っていくしかないのだ。
そのためには知識や情報を常にインプットする努力が必要だ。
年初に掲げた年間52冊(週一冊)の本を読むという目標は達成できた。来年の目標をそろそろ掲げる時期になった。どんな目標を立てようか考えている。来年も52冊の読書にしようか。
あれもこれもと目標も増やさないし、高い目標も設定しない。週にひとつくらいの目標でなければ意志の弱い僕には長続きできないからだ。
来年は週に1度スポーツジムに通って、身体を鍛えてみようか?
それとも週に1度文化的な習い事を始めてみようか?
はたまた週に1度海外に出かけて52カ国を訪問し、見聞を広げてみようか…
海外旅行は努力なのだろうか(笑)
written by 彦之丞
日本のエアバックメーカーのタカタが社会問題になっている。
エアバックは事故などの衝撃を吸収し、人体を守るために開発された装置だ。しかしタカタのエアバックは作動した際、エアバックの内部から金属片が飛び出し、人体を傷つけるという。そしてそのことで死亡事故まで起きており、日本やアメリカでタカタ製のエアバックを搭載した自動車が大型のリコールに発展している。
タカタの業績は好調だったが、このリコール問題で株価は下がり一気に半値になってしまった。報道に取り上げられるほどの大きな不祥事が起こると、その企業の株価は暴落してしまう。今後、失った信頼を取り戻すことができれば、株価は再び上昇していくだろう。しかし信頼を取り戻すことができなければ、株券は紙くずになってしまう恐れもある。
最近、株の話題で盛り上がる取引先の方がいる。先月、僕は彼に雑談の中で気になっている銘柄を話した。その後、彼は僕の話した銘柄をいつの間にか購入し、一定期間保有した後、利益を確定させ売却したそうだ。
また彼にタカタの件を話すと、
「テレビショッピングですか?」
と彼は理解できない様子だった。
「違うよ!今リコールで問題になっているエアバックのメーカーで…」
彼はエアバックメーカーのタカタのことを知らなかった…。
事情を話し、もしタカタが今の危機を乗り越えることができると、今の株価は上昇し、かなりの利益を生むだろう。でもかなり時間もかかり、リスキーな銘柄だと僕は彼に伝えた。
その後、彼からメールで連絡があった。
「タカタ参戦しました!」
彼はタカタの株を収得したのだ。
僕は驚いた!!
僕は慎重に分析をしながら購入時期などを伺っているのに、彼は僕の言った銘柄を、さっと購入してしまう。
「案ずるより産むが易し」という諺があるが、彼を見ているとその方が正しいのかもしれない。考えすぎて手を出さないのか、あまり考えずに手を出すのか…。
きっとどちらもリスクはあるが、あまり考えすぎると機を逃してしまうのかもしれない。
written by マックス