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2015年10月16日

景気回復によるものか最新の有効求人倍率は1.23倍と高い水準だ。一方、正社員の有効求人倍率は0.76倍とシビアな数字になっており、日本の労働者全体の約3分の1が非正規雇用者だそうだ。多くの企業は正社員を減らし人件費の固定化を抑制している。非正規雇用は必要な時に雇用をし、逆に必要が無い時はカットできるので企業にとっては都合がいい。

非正規雇用者は所得が少なく将来も見通せないので節約志向が強い。これから高齢者が増え消費が薄くなっていくのに労働者まで消費に消極的となると、日本の経済に悪影響を及ぼしてしまう。政府は1億総活躍と訳の分からないスローガンを掲げたが、このままでは日本は夢も希望もない国になってしまうだろう。
僕らが就職する頃は派遣社員と言う言葉を聞いたことはなかった。バブルの頃だったこともあり、ほぼ100%就職できていたように記憶している。

当時、僕は大学卒業後、就職する気は無く独立しようと考えていた。卒業式が近づく中、大学の就職課から呼び出され、進路が決まっていないのは君だけだと叱られた。友人からの説得もあり、卒業式直前に興味があった広告業界への就職活動を始めた。当然、卒業するその年の春の就職活動は当の昔に終わっており、就職課にある資料を基に多くの広告会社に採用状況の連絡を取った。
「翌年の募集はまだ行っていません。えっ、今春?もうとっくに採用は終わっています!」
当然の返事が返ってくる。諦めずに広告会社にかたっぱしから連絡をしていると、中途採用を行う会社があり、電話口で先方の方からうちの中途採用試験に受けてみては?と言われ中途採用試験に挑むことに。
試験は筆記試験と面接があり15名ほどの応募者が受験した。僕は筆記試験が苦手だったので、気合を入れて面接に挑んだ。ちなみに僕にとっては初めての面接だった(笑)
その結果、2名が採用され、その中に何故か僕がいた。
僕は4月の就職に間に合い晴れて社会人になれた。

もし今の時代であれば僕は間違えなく非正規社員になっているだろう。今の時代、一度レールを踏み外すと元のレールに戻ることができない時代に感じる。あの頃が全て良かったとは思わないが、当時は社員を大切に育てる日本型経営がしっかり根付いており、情熱のある人には同じようにチャンスがあったように感じられる。

「非正規雇用」この言葉も何とかならないのだろうか?まるで正規品ではない、まがい物のように感じる言葉だ。

written by マックス

2015年10月09日

秋のシルバーウィークも終わり秋本番だ。中国では国慶節の連休とあって多くの中国人が日本を訪れた。福岡にも大型クルーザーが博多港に接岸し、大勢の中国人が上陸し繁華街へ向かった。

彼らを見ると直ぐに中国人と判断できる。
まずファッションが日本人と大きく違う。何故か垢抜けない。ヘアースタイルも何とも言えない。男性はスポーツ刈りのような髪型が多く、女性も見たこともないパーマヘアーだったりする。
そしてとにかく話し声が大きく、皆、喧嘩しているように感じる。中国人の声が大きいのは国土が大きく、人口も多いので大声で話さないと自分の意見を主張できないからと、聞いたことがある。本当なのだろうか。

巷で「爆買い」という妙な言葉をよく耳にするが、最近では「爆バス」という言葉まで出てきた。何なんだ「爆バス」って…。
「爆バス」とは中国人が乗った大型観光バスのことで、日本の観光地に何台も乗り付け列を作っている。バスの中は煩いだろうな~。(ところで博多港に接岸している大型クルーザーのことは「爆船」と呼ぶのだろうか)
日本中の観光バスは中国人観光客に乗っ取られているので、日本の小学生などの遠足や修学旅行に悪影響が出ているそうだ。さらに観光バスのチャーター費用も値上りしているそうだ。

確かに日本に来て金をばら撒いてくれるのは日本経済にとって有難い。
しかしもう少し静かにしてくれないだろうか。全ての中国人がうるさいわけではないのだろうが、全ての中国人を一色単に見てしまう。

中国人が初めて自然科学分野でノーベル賞を受賞した。中国にとって名誉なことだろう。世界が認めたのだから少しは世界から好まれる人種になるべきではないだろうか?
「本当にうるせい奴らだ」

written by 彦之丞 

2015年10月02日

「VIX指数」という言葉をご存知だろうか?株式投資を行っている方は耳にしたことがあるだろう。
「VIX指数」とは米国株式にあるS&P500のオプション取引の変動率から算出された数字で、俗に「恐怖指数」と言われている。近い将来株価の暴落が予想される時にこの数字は跳ね上がる。この恐怖指数は通常10ポイントから20ポイントの間で推移しているが、30ポイントを超えると株価暴落の警戒域と言われている。ちなみに最近の株価の恐怖指数は30ポイント台を上下しているので、今の株式市場は大荒れで更なる暴落も考えられる。

「恐怖指数」という言葉が面白い。
株に大金を突っ込み大暴落すると、とてつもない恐怖を味わうからだろう。この言葉が株式市場の中だけで使われずに日常生活の中で使われるともっと面白いだろう。そして「恐怖指数」を計算するアプリなどあると愉快だ。
そのアプリには事前に多くの人が恐怖を感じた事象を調査し、その数字が組み込まれている。そして自分の性格や過去の経験などを入力すると「恐怖指数」が計算される。

使い方は色々ある。例えば仕事などで大失敗してお客さんに謝罪に行く際や、浮気がばれた際の恐怖指数など。そして他人の恐怖指数も計算できる。

A「あいつ、彼女に浮気ばれたらしいぜ」
B「あら~、じゃ~あいつの恐怖指数を弾いてみるか!恐怖のカテゴリーは浮気で、あいつの性格も入力。あいつ浮気何回目だっけ?」
A「今の彼女になって初めてらしいけど、前科が3回あるな」
B「3回ね。じゃ~3回と入力…。おっ!数字が出た!恐怖指数10ポイントか」
A「へ~、ビビッてないんだ。平常心なんだ。
B「慣れてるんだろうな~」
A「でもこの恐怖指数を彼女が知ると、あまりの余裕ぶりに更に怒り狂うだろうな…」

恐怖指数…誰がこの名称を付けたのだろう。
株式投資で相当の恐怖を味わった人なのだろうか。

written by SDB-1 

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