What's NEW
ARCHIVE
2015年11月06日

フォルクスワーゲンの排ガス不正事件が世界的に大問題になっている。そして日本国内でも旭化成建材の杭打ちデータの偽装問題、タカタのエアバック破裂問題、それに東洋ゴムの免震偽装など不祥事は後を絶たない。しかも不祥事には命や生活に関わる事象も含まれているので驚いてしまう。
誠実で丁寧な仕事に取組んでいる企業はどのくらいあるのだろうか。ひょっとすると、その企業の方が不祥事を起こしている企業より少ないかもしれない。
大企業はコンプライアンスと言う言葉をやたらと口にするが、本当に守っているのだろうか…疑ってしまう。

確かに成長していくことは大切だが、過度の成長は会社のフィロソフィや文化までも破壊し、会社設立当初の目的や理想までも失ってしまう。
特に大企業では、外部でスカウトした人物を社長に抜擢することもあり、起業した頃の初代経営者の考え方や強い信念を踏襲することはできない。

逆に中小零細企業や町にある小さな老舗の店の方が苦しくても健全な仕事を行っている。彼らはお得意先を大切にし、お得意先が喜んでもらうために日夜努力しており、自らの身の丈に合った成長を考え、きちんとフィロソフィと事業を継続できることを考えている。
企業は身の丈に合った成長でなければ健全な状態を保てないのではないだろうか。そのためには自らの身の丈を知ることが最も大切で、身の丈を決して過大評価してはならない。

フォルクスワーゲンはトヨタと世界中で販売台数の熾烈な競争をしていた。
フォルクスワーゲンは技術を高めることより、低燃費車の生産するためのコストを抑えるために自らの技術を偽ってしまった。その結果、膨大な損害を出すこととなり、ブランドと信頼までも失ってしまった。その代償はあまりにも大きい。

企業は自分の事業領域をしっかり理解し、お客様が喜んでもらうために技術やサービス力を磨いていかなければならない。
そして身の丈に合った経営をしなければならない。

written by マックス 

2015年10月30日

歳のせいか規則正しい生活が板についてきた。
若い頃には考えられなかったが、今では毎朝目覚まし時計を使わなくても6時前に目を覚ます。
目を覚ますと窓を開け部屋の空気を入れ替える。この時期はまだ陽も昇っておらず、暗い中に少し冷めた外気が部屋に流れ込んでくる。洗顔と液体の歯磨きでうがいをし、軽く身体を動かし深呼吸をする。そしてタバコを吸いながらコーヒーを2杯。

頭がはっきりしたところで、ネットで世界のニュースをチェックし、その後1時間半程、読書をする。日本と欧米とは昼と夜が逆なので、僕ら日本人が寝ている間に欧米は活動している。早朝に世界のニュースを先取りすることで、その日の世界の動きが早い時間のうちから予想できる。

早起きは三文の徳と言うがそれ以上の価値があるように感じる。子供の頃、親からは夜遅くに勉強するより朝のほうが集中できるし電気代もかからないので、早起きして勉強しなさいと言われていた。親が言っていたことがこの歳になって、理解できるようになってきた。このことにもっと早く気が付いていれば、もう少しマシな人間だっただろうに…。

逆に夜寝床に入る時間は早くなってきた。
自宅に戻ると真っ先に風呂に入る。仕事後にさっぱりしたいことと、喉が渇くほど身体を温めると風呂上りの冷えたビールがとにかく旨い。晩酌しながらニュースなどを見ていると眠くなってしまう。床に入るとあっという間に眠ってしまう。
秋の夜長と言うが、僕の秋の夜は非常に短い。(秋だけではないが一年中夜は短い)

10月が終わる。朝目を覚まし、窓を開けると吐く息も少しずつ白くなってくる。
もう直ぐ僕の大好きな冬が始まる。

written by モンコ

2015年10月23日

この時期になると壮年期の症状である乾燥肌で身体が痒くなる。特に冬場は痒さが増し皮膚も荒れてしまう。先日、以前からお世話になっている皮膚科へ乾燥肌の塗り薬を貰いに出かけ、その際、以前から気になっていた髪が薄くなってきたことも相談した。
先生は僕の頭を見ながら、僕の父の頭はどうだったかと聞いてきたので、50代半ばから薄くなったことを伝えると、笑いながらこう言った。
「君も間違えなく壮年期による薄毛ですな。そんな歳になったんですよ!」
「…」
僕はテレビCMでやっている皮膚科で処方してもらえる発毛剤について尋ねてみた。すると先生はあの薬は金額が張るうえ、副作用のリスクがかなり高いのでお勧めしないとのことで、代わり薬局で買える「リアップ」を勧められた。

早速、「リアップ」のホームページを覗いてみると、薄毛にも色んなタイプがあるようで、イラストで自分がどのタイプの薄毛なのかチェックできるようになっている。しかしこのイラストがあまりにもひどい。イラストは薄毛というより完全にハゲており、あまりのひどさに噴出してしまった。僕は抜け毛が多く薄くなってきているもののまだハゲてはいないので、どのイラストのタイプにも当てはまらないようだ(笑)

先日、ある宴席でこの話をすると、元サッカー選手のアルシンドの頭が話題になった。アルシンドは国の文化が違うためなのか、河童のようにハゲていることを全く気にせず、何一つ隠すことなく自分を曝け出している。僕がアルシンドのような頭だったらどうしているだろう。

不思議なもので人は誤魔化しや隠し事を見つけると、何故かそれを暴きたくなってしまう。
よし!薬局に「リアップ」を買いに行こう。誤魔化さずに自毛を取り戻そう!
しかし「リアップ」は本当に効くのだろうか(笑)

written by ジェイク

What's NEW
ARCHIVE