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2015年11月20日

またフランスで悲惨なテロが起きた。フランスは報復のため空軍を出動させ、イスラム過激派組織IS国に空爆を行った。世界中を巻き込み収束の糸口が見当たらないままテロは拡大していく。遠い国で起きていることもあり他人事のように感じるが、日本もいずれテロに巻き込まれるかもしれない。

IS国のテロは目標地点での自爆によるもので多くの人を無差別に殺してしまう。テロに巻き込まれた人の家族や友人は生涯この悲しみと憎しみを忘れず、その憎悪は時間とともに増幅していく。逆に自爆死した人の家族や友人はその死を誇りと思うのだろうか。

今まで何度も戦争や殺戮が繰り返され、21世紀にもなるのに未だテロや戦争はなくならない。人はなぜ簡単に人を殺すことができるのだろうか。
誰もが守るべき人がいて、平和を願い、そして幸せを祈っているはずなのに。一度、平和を大前提に世界の指導者が一堂に会して世界平和に向けて話し合いを行えないのだろうか。

ところで日本には昔より風呂文化がある。今は少なくなったが以前は多くの銭湯があった。風呂ではみんなスッポンポンなので身なりの良し悪しも無くみんな平等だ。
そこで世界の指導者全員が大浴場や温泉に出かけ、同じ湯につかり裸の付き合いをしてはどうだろう。イスラムやアラブの国の男性は頭に被っている布なども全て脱ぎ、全員何も身につけず入浴する。そしてみんなで背中を流す。そうするうちに心も身体もほぐれて仲良くなれるのではないだろうか。(当然、インド人のターバンもダメ)

来年、日本で行われるサミットで参加国の指導者が大浴場で全員入浴しながら会合をしてはどうだろう。中には女性指導者もいるので混浴になるのだろうが。ドイツのメルケルさんと混浴することに抵抗あるかもしれないが(笑)

冗談はさておき、この世からテロや戦争が根絶することを心より祈っている。

written by ベルハルト  

2015年11月13日

誕生日が近いこともあって過去を振り返ってみると、サラリーマンとして生きた年数より、独立して生きた年数のほうが長いことに気付いた。
サラリーマンの頃はどこか会社や組織に守られている感じがしていたが、独立後はその感覚は全く無い。
格好良く言えば自由に生きているが、逆に言うと泥水を啜りながら、猛獣の多くいる森の中で自らの身を守りながら生きている。
サラリーマンも独立も経験しているので、どちらも比較することができるが、僕は独立して生きている方が性に合っているように感じる。

非正規雇用の割合は労働者の40%を超え、多くの人が人材派遣会社などに登録し契約社員として働いている。
そして先日、国会で労働者派遣法が改正され、派遣会社は雇用促進のために、派遣登録している方のキャリアアップが義務付けられた。
果たして派遣会社に登録している方に職業訓練やキャリアアップをさせる必要があるのだろうか。
そんなことよりもまずは自らの自助努力でスキルアップするべきだろうし、企業が契約社員制度などを止め、正社員としてちゃんと受け入れ、企業が社員教育するべきではないのだろうか。

契約社員は正社員と異なりボーナスも無く給与面でも苦しいうえ、いつ契約が終了するか不安で、正社員になることを切望している。
しかしこの世界の全てにおいて将来を約束された安全、安定した道などどこにもない。そうであれば契約社員として不満と不安の中で生活することよりも、独立することを考えてみてはどうだろう。
いずれの道もリスクは同じなのだから、自ら独立してリスクを取ったほうがやりがいもある。

悲観的にならずに、もっとのびのびと人生を楽しくトライして欲しい。

written by ゴンザレス 

2015年11月06日

フォルクスワーゲンの排ガス不正事件が世界的に大問題になっている。そして日本国内でも旭化成建材の杭打ちデータの偽装問題、タカタのエアバック破裂問題、それに東洋ゴムの免震偽装など不祥事は後を絶たない。しかも不祥事には命や生活に関わる事象も含まれているので驚いてしまう。
誠実で丁寧な仕事に取組んでいる企業はどのくらいあるのだろうか。ひょっとすると、その企業の方が不祥事を起こしている企業より少ないかもしれない。
大企業はコンプライアンスと言う言葉をやたらと口にするが、本当に守っているのだろうか…疑ってしまう。

確かに成長していくことは大切だが、過度の成長は会社のフィロソフィや文化までも破壊し、会社設立当初の目的や理想までも失ってしまう。
特に大企業では、外部でスカウトした人物を社長に抜擢することもあり、起業した頃の初代経営者の考え方や強い信念を踏襲することはできない。

逆に中小零細企業や町にある小さな老舗の店の方が苦しくても健全な仕事を行っている。彼らはお得意先を大切にし、お得意先が喜んでもらうために日夜努力しており、自らの身の丈に合った成長を考え、きちんとフィロソフィと事業を継続できることを考えている。
企業は身の丈に合った成長でなければ健全な状態を保てないのではないだろうか。そのためには自らの身の丈を知ることが最も大切で、身の丈を決して過大評価してはならない。

フォルクスワーゲンはトヨタと世界中で販売台数の熾烈な競争をしていた。
フォルクスワーゲンは技術を高めることより、低燃費車の生産するためのコストを抑えるために自らの技術を偽ってしまった。その結果、膨大な損害を出すこととなり、ブランドと信頼までも失ってしまった。その代償はあまりにも大きい。

企業は自分の事業領域をしっかり理解し、お客様が喜んでもらうために技術やサービス力を磨いていかなければならない。
そして身の丈に合った経営をしなければならない。

written by マックス 

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