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2016年03月18日

先日、グーグルの研究チームが開発した人工知能が世界で初めてプロ棋士を破った。今までチェスや将棋ではプロ棋士に人工知能が勝利しているが、囲碁では初めてだそうだ。
囲碁はチェスや将棋と比べ盤が広いことや、コマの動きに制限が少ないことで、今まで人工知能がプロ棋士に勝ったことは無かった。
それぞれのゲームを対局パターンで比較すると、チェスの場合はおよそ10の120乗、将棋の場合はおよそ10の220乗で、囲碁の場合は石を置くことができる場所が桁違いに多いことから、対局パターンは10の360乗以上になるという。そして囲碁のプロ棋士を破った人工知能には「ディープラーニング」と呼ばれる技術が搭載されており、自ら学習する能力を備えているそうだ。

更に驚く数字が発表されている。近い将来、日本の労働人口の約半分が人工知能やロボットに置き換えることが可能だそうだ。人工知能やロボットに置き換えられる業種を見ると、運転手、販売員、作業員と単純作業のものが多い。しかし先生と呼ばれる業種の弁護士、会計士、医者などもいずれ人工知能やロボットに置き換えられると言う。
人工知能やロボットに仕事が奪われていくと、人はどうやって収入を得ていくのだろうか?そして暮らしていけるのだろうか?不安になってしまう。

ん、ちょっと待てよ…。
もし人工知能とロボットで全ての仕事を賄えるようになれば、国が全ての産業を一元管理し、人工知能やロボットが生産したものを海外などに販売することで大きな利益を上げることができるのではないだろうか。そしてその利益を平等に国民に分配することで、国民は税金も納めず貧富の差も無く、働かずにのんびり暮らすことができるかもしれない。まるでのんびりとしたゆるゆるの共産主義国のようだ。

しかし国民の怠けぶりを見た人工知能やロボットが切れて、革命を起こすことになるかもしれない。結局、ゆるゆるの生活をしていた国民は、あっけなく人工知能とロボットに制圧され、ロボットに強制労働をさせられることになるのかもしれない(笑)

いずれにしても、人間の仕事はいずれ人工知能やロボットに置き換えられるだろう。

written by SDB-1

2016年03月11日

現代人は寝ているとき以外は多くの広告に晒されている。
家ではテレビ、ラジオ、新聞、インターネット。外出すれば屋外サイン、それに電車やバスにも広告が溢れている。広告会社は儲けのために、そして広告主は自社商品をより多く販売しようと広告枠を奪い合っている。そこまでして常時、消費者を洗脳しなければならないのだろうか。僕も同じ業界に身を置いているものの、冷静に考えるとおぞましい。

商品に個性があり完成度が高ければ広告をしなくても良いのではないだろうか。広告を大量に出稿している企業の商品は個性が無く、商品のアイデンティティが乏しくコモディティ化しているものが多い。広告を考える前に商品を深く考え、その商品に発信力を持たせるべきではないだろうか。

広告を投下せずに売れている商品は独自性があり、他の商品では代用がきかない。また商品力があるので顧客の満足度は非常に高い。そしてその企業で働く従業員は、その商品の大ファンであり愛社精神が強く商品知識も豊富だ。彼らは自ら喜んでその企業や商品を社会に発信する。その情報は身近な家族や友人に広がり、その後、大きなサークルを形成し社会に伝播されていく。
そのような企業では良い企業風土が育まれ、更に高い理想を追求する企業へと進化していく。良い企業風土は人手不足の時期でも人員確保が容易だ。
まさに企業と従業員、そして社会との良いサイクルを生み出している。
広告に頼りすぎている多くの企業はもう少し原点に立ち返り、この正しいサイクルを見直すべきではないだろうか?

広告は良薬として副作用無く利用しなければならない。
良薬でも使い続けると効果が薄れ、更に強い劇薬を使わなければならない。劇薬もまた使い続けると効果は薄れてしまう。そしてついには麻薬に手を出してしまうことに。
そして麻薬中毒のその先に待っているものは…先日、逮捕された元プロ野球選手のように、いずれ我が身を滅ぼしてしまう。

written by マックス

2016年03月04日

先日、久しぶりに親しい取引先の方と会った。彼は今よりも活躍できる場所を求め次のフィールドを模索していると言う。また僕の義理の弟も新天地を求めて転職の口を探すという。
どちらも良い齢だが家族のため、また長くなった寿命を生きていくため、より良い未来を予想し新たなステージを探している。もし二人とも新たに選択した未来が間違っていたとしても、今の時期は人手不足で求人倍率も高いので、仕事を選ばなければ比較的簡単に職は見つかるだろ。

僕の場合は、彼らと違い勤めていた会社が突然倒産していまい、外部要因で新たな未来を探すことになってしまった。大学を卒業し社会に出た頃にこんな未来が訪れるなんて全く予想していなかった。まさにびっくりポンだ(笑)
ドリカムの歌に「未来予想図」と言う幸せなものがある。しかし素敵な未来を予想し描いても、その通りの人生にならない人の方がはるかに多い。

4月になると新社会人の姿を多く目にする。当然、肌つやも違うが、馴染まないスーツ姿を見るとすぐに新入社員と分かる。彼らもそれぞれが輝く未来予想図を描き社会に飛びだした。しかし殆どが描いた未来予想図の通りにはならないだろう。

もし未来予想図が描いたものと異なっていたら、新たに未来予想図を描き直せば良いのだが、未来予想図を描くときは輝くものを描かなければならない。未来予想図を描けなくなってしまったり、描いた未来予想図が現実とギャップが無いものになってしまうと、人生はつまらなく悲しいものになってしまう。

今のところ僕の描く未来予想図は楽しいものだ(笑)

written by ゴンザレス

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