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2017年04月21日

人の人生はその本人が主人公であることに間違いない。
だから本人が自分の歩むべき道をしっかり選択し、責任を持って生きていくべきだろう。
しかし周りの恩や義理を破壊し、また人を苦しめたり悲しませたりすると、必ず自分にも同じ苦しみや悲しみが返ってくる。
逆に恩や義理を大切にし、人を思い親切にすると、多くの人から大切にされ良い結果が返ってくる。

「因果応報」という言葉があるが、この言葉は仏教用語で因としての善い行いをすれば、善い結果が得られ、悪い行いは悪い結果をもたらすことを説いている。僕は宗教やスピリチュアルなど深い関心はないが、「因果応報」という言葉とその意味はちゃんと理解している。

「因果応報」の言葉とその意味を親は子供にしっかり教育し理解させないと、子供は多くの人を傷つけ苦しめてしまい同じ苦しみや悲しみが本人に返ってくることになる。その結果、紆余曲折しながら苦しい人生を送ってしまうことになる。
いくつになっても遅いことはないので、少しでも早い時期に「因果応報」という言葉と、その意味をしっかり理解し生きていくことで、自らの人生を良い方向に軌道修正することができる。そして多くの素敵な優しい人に囲まれて幸せになることができる。

以前、ある人からこんな話を聞いた。
その人は「因果応報」という言葉と意味を理解していたが、自らの過失によってある人を傷つけてしまったそうだ。その人は真冬の早朝、数ヶ月の間、滝行に出かけ冷たい激しい滝に打たれることで、同じ苦しみと悲しみを自ら受け罪を償ったそうだ。その人はきっと幸せに生きているだろう。

written by 彦之丞

2017年04月14日

今年に入り世界的に地政学リスクが高まっている。
アメリカによるシリアへのミサイル攻撃や、世界を挑発する北朝鮮に向けてアメリカは原子力空母を朝鮮半島へ派遣した。人類は過去に2度も大きな世界大戦を経験しているにもかかわらず、同じ失敗を繰り返そうとしている。報道では明るみになっていないが、水面下では政治的な駆引きや交渉が進んでいるのだろう。

もし朝鮮半島で有事が起きると、日本も大きなダメージを受けることになる。アメリカ軍基地のある町に北朝鮮による報復のミサイルが飛んでくる恐れがある。北朝鮮は核ミサイルだけではなく、化学兵器も大量に保有しているという。唯一被爆国である日本は、また同じ目に遭うのかもしれない。

僕が小学生のころに「ノストラダムスの大予言」という本が流行った。その本に書かれていた言葉が頭をよぎる。
「恐怖の大王が天より姿を現すだろう…」

世界中には196もの国があり、約70億人の人間が暮らしている。多くの国や人は世界の平和を強く望んでいるが、自分中心、自国中心で物事を考える人や国が少数あり、彼らは常に自らの利益だけを望んでいる。その少数の連中が世界を波乱や破滅へと導くことになる。

今は桜が満開で、その美しさに多くの人が魅了され、空を見上げ幸せそうに桜並木を歩いている。「ノストラダムスの大予言」にある恐怖の大王が天から姿を現すことになると、恐怖に慄きながら空を見上げることになる。考えただけでもゾッとしてしまう。

人類はあらゆる分野で技術革新が進んでいるが、その英知を平和利用できないのだろうか。それとも人類は同じ過ちをいつまでも繰り返してしまう生き物なのだろうか。
ノストラダムスは世界をただ予言するだけではなく、世界が大きなリスクに直面したときの助言もしっかり残して欲しかった。

written by ベルハルト

2017年04月10日

桜が満開となり春の訪れを視覚的に感じる。その春色の町を黒のスーツに身を纏った就活中の学生を見かけると異様に感じてしまう。

大手広告代理店の残業による自殺問題で多くの企業は残業を抑制するため採用数を増やしている。そこに人口減少による人手不足も重なり熾烈な採用競争が繰り広げられているそうだ。また最近では入社式も昔と比べ派手になり、新入社員が入社式の会場に入場し全社員が拍手で迎える結婚式さながらの入社式が行われているという。以前と比べ新入社員の多くは転職するため、新入社員を繋ぎとめるために印象に残る入社式を行うそうだ。

企業はありとあらゆる手を使い人手を確保し存続と成長を模索している。しかし時代の変化と共に企業も変化しなければならい。これからの時代は企業という組織に所属したサラリーマンは減少し、自分のライフスタイルにあった自分の好きな仕事を楽しむ、フリーランスが増加するのではないだろうか。

ネットや通信が発達したことで世界は激変した。日常生活では個人が個人と簡単に繋がりコミュニケーションが取れ、また仕事もわざわざ職場に出かけずに自宅で行える時代だ。これからはネットだけでなくリアルの世界でも個人が簡単に繋がり、必要に応じて形を変えるアメーバーのような働き方が進んでいくのではないだろうか。
人事担当者は相変わらず今まで同様の人員確保に走り回っているが、時代に適応した対策や新しい雇用形態を考え、真っ先に新しい雇用形態を取組んだほうがメディアに取り上げられ大きな話題にもなるのではないだろうか。若い人も早いうちにしっかりスキルアップし、知識と経験を身に付けて時代と共に変化してほしい。

「懸命に頑張っても楽にならない」
ある人が僕にこう言う。
「頑張っても楽にならないのであれば今の働き方が間違っているんじゃないの?変化したら?」
そう僕は返した。

今までの働き方にどっぷりと浸かってしまった中高年は時代の変化に気付かず、変化することができないのだろう。また変化することを恐れトライしないでいるのだろう。

written by チュグアナ

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