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2024年07月26日

今週、福岡も例年より遅れて梅雨が明け、猛暑の中、長雨で汚れた愛車を洗車したが、体中の水分が汗で吹き出し体重が2キロほど減ったように感じた。ダイエットには良いが、熱中症にならないように洗車はもっと涼しくなってからにしよう。

ところで高齢のお袋と暮らしている僕を気遣い、連休や長期休暇の度に妹はお袋を自宅に呼び、お袋は妹宅に遊びに出掛ける。今月の3連休もお袋は妹宅に遊びに出掛け、連休明けに妹がお袋を送って来る予定だったが、連休最終日に妹から連絡が入った。

「お母さん、昨日の夜から熱を出したんよ」

「えっ、熱!?どんくらいあると?」

「39度前後。解熱剤を飲ませたけど熱が下がらんけん、明日病院に連れて行く」

「最近、コロナが流行っとるけん、念のために検査をさせとって!」

「わかった。コロナとインフルエンザの検査をしてもらう」

翌日、妹から再び連絡が入った。

「お母さん、インフルエンザは陰性やったけど、コロナは陽性やった」

「え~っ!またコロナに感染したと?俺はどうもないけん、お前んところに行って感染したっちゃないと?どこに連れて行ったとや?」

「スーパー銭湯…」

「連休で人の多い時にスーパー銭湯に行ったとや?風呂に入っとる時は誰もマスクしとらんやろー。他は大丈夫なん?」

「私は少し熱があるけど、他は皆、大丈夫」

結局、高熱のお袋を看病した妹も翌日39度の熱を出しコロナを発症。妹とお袋は同室で隔離生活を送っているという。そして発症から10日後の昨日、コロナウィルスの排出期間を過ぎお袋は無事に戻って来た。3年前のゴールデンウィークもお袋は妹宅に出掛け、そこで家庭内クラスターが発生し、お袋と妹家族はコロナに感染している。

昨年、全国1万3,121人の献血者の協力を得て、献血時の検体を利用し感染抗体(過去に感染した場合に産生される抗体)の有無を調査すると、全国で43%の人がコロナに感染した結果となった。そして県別ではワースト1位は福岡(59%)で、2位は沖縄(58%)、そして3位の佐賀と続く。この調査から福岡県民はリスクヘッジをせず適当な人が多いようだ。ちなみに僕はまだ一度も感染していない。

最近、コロナウィルスの感染が急増し11波とも報じられ、「オミクロン株」から変異した感染力が非常に強い「KP.3」というウイルスが主流だ。猛暑の夏だがリスクヘッジのためマスクを付けて感染予防をしなければならない。皆さんもコロナに気を付けて!

2024年07月19日

今週は先週と打って変わって晴の日が続き、遠くの空には迫力のある入道雲が望める。まだ気象庁からの発表はないが、もう梅雨は明け、僕の嫌いな夏がやってきた。外に出ると、日本の夏特有の高温多湿で、ジト~ッとした暑さが体を覆い5分もすると汗が滲む。「暑いな~、早く夏が過ぎてくれないかな~」

ところでこの暑い中、びっくりする報道があった。日本時間の7月14日朝、アメリカのトランプ前大統領がペンシルベニア州の演説していた会場でトランプ氏を狙った暗殺未遂事件が起こり、トランプ氏は耳を負傷し集会の参加者が死傷した。この事件は今後の大統領選にどのような影響を与えるのだろうか?

銃弾を受けたトランプ氏はその場に倒れたが、頬に血を流しながら立ち上がり、その瞬間を近くにいたカメラマンが撮影している。写真は青空の下で星条旗をバックに拳を上げるトランプ氏の姿で、まるで第二次世界大戦中の硫黄島に星条旗を立てる海兵隊の写真のようだった。ヒーロー映画やアクション映画が大好きなアメリカ人はこの写真を見て、強いアメリカを象徴する写真のように思ったのではないだろうか。

逆にソーシャルメディアでは陰謀論も出始め、トランプ氏の耳から流れた血は映画などで使われる赤いジェルで、シークレットサービスとトランプ陣営の「自作自演」で、血を流しながら拳を突き上げるトランプ氏はやらせだと批判している。攻撃を受けた際、シークレットサービスは保護対象者に覆いかぶさり有無を言わさず避難させるのが任務だが、あの状況下で「シャッターチャンスを与えた」ことが腑に落ちないという。トランプ氏の過去の無茶な言動からこのように疑われても仕方がないのかもしれない。

「トランプならあり得るよな~」

ある経済研究所が「もしトラ」が現実になった場合をAIに予測させた。AIは「米国第一主義」、「中国への強硬姿勢」、「国際協調への消極姿勢」など示し、「同盟国との関係も金銭的な観点を重視し、国際協調よりも単独行動を好む傾向」などの回答を打ち出した。また日本との関係については日米同盟を維持しつつも、就任当初から日本に防衛費の大幅増額を要求し、日本が抵抗すると在日米軍の削減をちらつかせ、圧力をかけ要求が厳しくなる筋書きを描いている。通商問題では、日本との二国間交渉を進め、日本に対して一方的にアメリカの有利な条件を要求し、自動車などの主要輸出品に高い関税を課すと日本経済に揺さぶりをかけると予想している。

今回の事件はトランプ氏には追い風になるだろう。「もしトラ」が現実になると、彼は地球を滅亡に向かわせるではないかと危惧している。

2024年07月12日

先週、いつも通り筋トレを終えタオルで汗を拭っていると、携帯電話に未登録の番号から着信があった。電話はマンションの管理会社からで、マンションの駐車場で隣の車の所有者が僕の車にドアをぶつけ傷が入り、僕と連絡を取りたいと問い合わせがあったという。僕はかなり凹んでいるのだろうと想像し、自宅に戻ると駐車場へ向かった。駐車場には日頃から交流のある家族の奥さんが青い顔で立っており、僕を見るとペコリと頭を下げた。

「すみません。車から降りようとドアを開けると、突然、強い風に煽られ車のドアが当たり傷を付けてしまいました」

車の助手性のドアを見ると、隣の車の塗料が付着し少し傷が付いているようだ。その箇所をシートで拭くと、付着していた塗料と傷は取れたが何となく凹んでいる。

「いつもお車を大切にされていますし、修理代をお支払いしますので修理してください」

「この傷で修理に出しても、費用は結構掛かりますよ」

「いえいえ、費用は良いので修理に出して下さい」

「う~ん、正直に連絡してもらいましたしね…。走っていて石を跳ねて傷が入ったということにして、修理は結構です」

「それではこちらの気がおさまりません。修理費用はお支払いしますから」

「明日、洗車をして傷の具合を見てみます」

翌日、洗車すると助手席のドアが微妙に1cmほど凹んでいるが、目を凝らして見ないとわからない。

「大きく凹んでいたら修理に出すけど、この程度で修理に出すのもなぁ…」

その日から不思議と隣に駐車している家族とよく顔を合わせ、その度に恐縮して頭を下げてくる。そしてご主人が菓子折りを持って尋ねて来た。

「この度は本当に申し訳ございませんでした。本来なら女房も一緒に来るべきですが、風邪で寝込んでいて…」

「寝込んでしまったんですか?もう気にされないよう奥様にお伝え下さい」

後で考えたが、もし逆の立場でこちらの不注意で隣の車を傷つけ所有者が寛容に対応してくれたら、その所有者にいつまでも頭が上がらず、顔を合わせることも気が引けるだろう。そう考えると、対等な関係でいるために修理してもらった方が良かったのかもしれない。 「しかし微妙だなぁ…」

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