What's NEW
ARCHIVE
2016年01月15日

1月の連休を終え、正月気分も抜け日常生活のリズムが戻ってきた。僕は正月の暴飲暴食で少し身体も重く、胃腸の調子もあまり良くない。

今年は年始早々、暗いニュースが一気に世界中に飛び出し、暗雲が世界を覆い始めている。中国に端を発した世界経済の減速や、サウジアラビアとイランの対立。また北朝鮮の核実験にテロ拡大。そして世界同時株安…。
中でも特に気になるのが原油価格の下落に歯止めがかからないことだ。原油価格の下落は中国の経済失速による需要の減少や、中東の原油とアメリカのシェールガスのデスゲームなど、いくつもの原因が絡み合っているようだが、これ以上の原油価格の下落は全ての産油国を苦しめることになる。
中でもウクライナ問題で欧米から経済制裁を課せられている原油国ロシアは更に苦しい状況に追い込まれている。「窮鼠猫を噛む」ではないが、ロシアが戦争でも始めるのではないかと気になってしまう。世界の均衡に亀裂が入ると世界大戦に発展することになるだろう。

今年は伊勢志摩サミット、リオオリンピックなど大きなイベントが予定されている。伊勢志摩サミットでは日本がリーダーシップを世界に示すことができる良いチャンスだが、安部総理で大丈夫なのだろうか。
リオオリンピックは日本人選手の活躍が楽しみだ。そしてリオオリンピックが終わると4年後の東京オリンピックに向けて日本では準備が加速していく。サミット、オリンピックともにテロや大きな事故がなければ良いのだが。

また今年は日本、アメリカでは選挙が控えている、特にアメリカは大統領選挙なので政治的に大きな転換期になるかもしれない。もしトランプさんが大統領に選ばれるとアメリカはもちろん世界中がお先真っ暗になってしまうだろう。

地政学や経済低迷のリスクも高まりながら世界中が変化している。時代の流れを肌で感じその時代に順応しながら誠実に今年も過ごさなければならない。
2016年も世界が平和で、ほどほどに世界が成長できれば良いのだが…。

written by ジェイク

2015年12月04日

早いもので12月になり、何かと飲みごとの多い季節がやってきた。この時期は巷では猫も杓子も忘年会で騒いでいる。僕もいくつかの忘年会の予定があるが、そもそも「忘年会」と言う文化はいつ頃から始まったのだろうか。

忘年会のルーツを調べてみると鎌倉時代まで遡る。当時は皇族や貴族の「年忘れ」としてお酒を飲みながら和歌や俳句を楽しんだ。そして江戸時代になると武士は新年会、庶民は一年の憂さを晴らす年忘れとして、酒を楽しむようになった。
現在の忘年会の形に近くなったのは明治の頃で官僚にボーナスが出るようになり、そこから職場での宴会が始まったようだ。この頃から「無礼講」などのフレーズとともにお祭り感覚に変化していったようだ。
さらに昭和になると企業での忘年会が少しずつ行われるようになった。当時は芸者を囲んでの宴席が多かったようだが、その後、忘年会が完全に企業に定着したことで芸者さんから社員の芸に移行していったそうだ。

「忘年会ねぇ…」

忘年会で今年一年の憂さを晴らし嫌なことや失敗したことを忘れ、新しい年を迎えようということが悪いことではないが、今年の嫌なことや失敗したことを全て忘れてしまうと、反省も改善もできない。多くある忘年会の中でひとつの宴会くらい「反省会」と称して、酒を飲んだほうが来年につながるように感じる。

周りを見渡すと毎年同じ失敗を繰り返し進歩のない人がたくさんいる。忘年会ではしゃぎすぎてその年の失敗を忘れてしまったのだろう。
今年の失敗を繰り返さず来年は素敵な1年にしたいものだ。

written by 彦之丞

2015年11月27日

「頭の中では何歳ぐらいと思っていますか?」

妙な質問を受け、その場は思ったままにさらりと回答した。その後、よくよく考えてみると、経済などで使われる「名目」と「実質」の違いのように感じられた。僕は実年齢よりも若いと感じているのだが、皆は頭の中では自分を何歳ぐらいに感じているのだろう。
そう思い周りを見渡すと、一体この人頭の中で何歳と感じているのだろうと考えてしまう人はたくさんいる。
良い歳なのに朝から晩まで怒鳴りちらかしている人や、飲みの席でやたらと一気飲みをする人など、いつまでも稚拙な行動をする人がいる。

最近は昔と違い年齢が進んでもなかなか老けない。ひと昔前は60代ともなると年寄り扱いされていたが、今は還暦を迎えてもみんな若い。ちなみに化粧品のテレビCMで実年齢より驚くほど若く見えるモデルやタレントが出演しているが、あれはメイクや映像処理でかなり修正されているので騙されないように。あんなに若く美しくなりません(笑)

以前、年配の方はダーク系の服を着ている人が多かったが、最近では明るい色の洋服を軽く着こなし昔よりお洒落な方が多い。たまに大きく勘違いした人もいるが…。
ド派手な色のメガネを掛けている人、中尾彬のようにネジネジしたものを首に巻いている人、また紫やピンクの髪の毛の人までいる。そんな人を見かけると一瞬ギョッと驚いてしまうが、見る分にはあまり苦にならない(笑)

映画「ベンジャミンバトン」のようにどんどん歳を重ねる度に若返るのは問題だが、いつまでも実年齢より若くみられることは良いことだと思う。
ただ中身は実年齢以上の実力や人間性を兼ね備えていなければならない。

written by SDB-1 

What's NEW
ARCHIVE