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2013年03月01日

ある事柄をひとつの角度から見て判断し、結論を出してしまう人がたくさんいます。俯瞰で立体的に全体像を見ないとベストな答えを導くことはできないはずです。

広告業界は特にそのことが顕著に表れる業界で、依頼する側も依頼される側も市場やターゲットを俯瞰で立体的に見ることができないと、アベコベで単純なプランになってしまいます。依頼する側ができなくても、せめて依頼を受ける側ができれば良いのですが…。
クライアントは自社の商品やサービスを基本的に過大評価しているため、まるで競合会社など存在せず、その商品やサービスは多くの消費者が望むものであると思いがちです。もし、そうであれば企画を考え広告などする必要も無く、ほっといても売れするはずです。

市場には多くの競合企業がひしめき合い、また追随企業もすぐに出現します。ターゲットは性別や年齢だけに留まらず、生活環境や生活リズムも多種多様です。また現代はメディアの数も無数に存在し、ターゲットの脳の中にもそれぞれに異なったメディア受信機と記憶装置が備わっています。そこにクリエイティブが関わってくるわけですから、複雑極まりないのです。だから全体像を俯瞰で立体的に見ることが必要です。

「木を見て森を見ず」(You can’t see the wood for the trees)。
一本一本の木に注意を奪われると森全体を見ずに、近視眼的に目の前の木を見てしまいがちです。その結果、森の中で迷って抜け出せなくなってしまいます。

きっと人生も同じで、目の前のことだけに捕らわれるのではなく俯瞰で立体的に見ることで、もっと人生は変わってくるはずです。どんなに苦しい時も視点を変えれば、人生はきっと素敵で楽しく感じるはずです。

written by マックス

2013年02月15日

以前72㎏あった体重を60㎏に落とそうと一念発起し、ダイエットを行ったことがあります。結果は1ヵ月半で実現することができました。
当時、一日の消費カロリーを計算し、その消費カロリーを下回ることにしました。私は大のお酒好きなので、一日のトータル摂取カロリーから晩酌等で摂取するカロリーをマイナスし、残りのカロリーを朝食や昼食で摂取することにしました。そうなると朝食はコーヒーのみ、昼食はざるそばだけになってしまいます。しかし晩酌を譲ることができないので、この辛い食事制限によるダイエットを仕方なく続け2週間で7㎏体重を落とすことができました。

しかしそれ以降全く体重が落ちなくなってしまい、しかも胃腸の具合を悪くしクリニックで診察を受ける始末。
クリニックで先生に症状を伝えると、先生から日常生活で何か変化があったのか聞かれたので、徹底した食事制限によるダイエットを行っていることを伝えました。先生はその過度な食事制限によるダイエットが原因だと判断し、即刻止めるように言われました。過度な食事制限によるダイエットは体に負担がかかるうえ、それ以上体重は落ちないと忠告され、食事制限ではなく運動によるダイエットを薦められました。

その日を境に毎日徒歩で通勤し、帰宅後は1時間のハードな筋トレを必ず行うことにしました。そうすると一旦変化が無かった体重が再び減少を始め、その1ヵ月後には目標の60㎏まで減少し、ダイエットは大成功しました。かなりハードな筋トレで辛かったのですが…(笑)

最近少しずつ体重が増加傾向にあり、ダイエットをしようかと考えるのですが、なかなか踏み込めません。過去にダイエットが成功しているため、今直ぐにダイエットしなくても本気になればいつだって痩せることができると考えてしまいます。

これは仕事でも同じことが言えるのですが、成功体験で自信が付き、更なる成功のためにチャレンジし続ける場合と、逆に成功体験に満足し本気になればいつでも成功できると考えチャレンジすることを止めてしまう。その結果、過去の成功した時点よりも後退してしまうことと同じです。いつまでもチャレンジし続け、更なる成功体験を積み重ね、また次の目標に向ってチャレンジしつづけなければ、直ぐにそこから転がり落ちてしまうのです。

明日からまたダイエットにチャレンジします!!

written by ゴンザレス

2013年02月08日

昨年の暮れ、大手企業が社員の自席にあるパソコンを廃止したと報道されていました。
社長が社内を見渡した時に、社員間に会話が全く無く、黙々と業務を処理しているように感じたからだそうです。ただ、自席のパソコンは廃止しましたが、社内の共有スペースに数台の事前に予約制でパソコン利用できるそうです。ただし、一人45分とパソコンの使用制限時間が決まっているそうです。
その結果、この企業では新商品が多く開発されるようになり、売上に占める新商品の比率が約20ポイント上がり、全体の売上もかなり伸びたそうです。

なぜ良い結果が生まれたのでしょうか?

二つの要因があるそうです。まずパソコンを自席から廃止したことで、社員間での会話が増え社内のコミュニケーションが取れ、多くのアイデアが生まれるようになったそうです。
また事務所内の共用パソコンに使用制限時間があることで、パソコンに向う前に資料や企画書等の内容や構成を事前に考え、段取り良くまとめなければなりません。その結果、業務効率も格段に上がったそうです。

私のお取引先の方で全くパソコンを利用しない方がいます。利用しないのではなくパソコンが全く使えず、また使い方を覚える気すらありません。最近になって携帯電話のショートメールを覚えたようです(笑)しかしコミュニケーション能力は抜群に高く、アイデアも豊富です。まず自分のデスクにいることは無く、ほとんど外出しており、情報収集や多くの方に会いコミュニケーションを取っています。その結果、営業成績も抜群に高いのです。きっと多くの方はパソコンに向うことで、仕事をしている感があるのでしょう。
時代が便利になることによって生産性が低下する。本末転倒のような気がします。

皆さんも社内のパソコンのスイッチを入れない日を設けるか、使用する時間制限を設けてみてはいかがですか?きっと社内の会話が自然に増えアイデアもたくさん生まれるはずです。

パソコンを全く使えないお取引先の彼が以前言っていました。
目の前に座っている部下に、「あの仕事どうなった?」そう聞いたら、「先週、メールで報告していますが?何か?」、彼は切れて、「お前、目の前に座ってんだから、メールじゃなくて口に出して言え!!」そう怒鳴ったそうです(笑)

written by SDB-1

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