政治資金の問題で前経済産業相の小渕さんは国民の理解を得ることはできないと判断し、速やかに辞任を固めた。しかし前法務相松島さんの団扇問題は燻っていた。税制改革や憲法改正など多くの課題が山積している安倍さんとしては、速やかに収束させたかったのだろう。そして安倍さんは傷を最小限に抑えるため、小渕さんの辞任に合わせて松島さんを辞任に追い込んだのだろう。
「これは何ですか?」
「…」
「これは団扇ですね?」
「団扇として解釈されるのであれば、団扇としてお使いいただければ…」
漫才よりも面白くて、つい笑ってしまった(笑)真剣に国会でこんなやり取りが行われるこの国は本当に情けない。子供の会話ならまだ理解できるが、国会の場で政治家が議論することなのだろうか?国会議員はどうもバカが多いようだ。そんなことより今の日本、そして未来の日本のために建設的な議論を国会でやっていただきたい。
学生の頃、学校で隠れてタバコを吸っていて先生に見つかったことがある。
「おい、それは何か?」
「…」
「そのタバコどうしたとか?」
「拾いました」
「拾ったなら、どうやって火をつけたとか?」
「ライターで…」
「ライターはどうしたとか?」
「ライターも拾いました!」
先生の平手が飛んできた。ばち~ん!!
僕は当時、既に今の政治家と同レベルの会話力を身につけていたようだ。
4月から9月の日本の貿易収支は赤字で、景気もたついている。政治家は優先順位をつけてしっかり議論して欲しい。安倍さんは消費増税に踏み込めるのだろうか?
小渕さんの後任である宮沢さんも大丈夫なのだろうか?
「宮沢さ~ん!SMバーって、一体どんな店なんですか?」
written by マックス
日本の輸出企業の業績回復は本来の実力ではなく、為替変動によるところが大きい。逆に輸入企業は円安が進み多くの商品価格が上昇している。特に食品や石油などの価格上昇は生活者の暮らしを直撃することになる。
毎年、この時期になると冬のボーナス商戦に向けて、多くの企業がTVのスポットCM枠の確保に動く。通常であれば、この時期には11月半ば以降のTVのスポットCM枠は完売してしまう。企業がCM枠確保に動くのは消費者の財布の中身が目当てだ。しかし今年はTVのスポットCM枠が未だ残っているという。広告業界は景況感を敏感に感じる業界で、企業の業績が下がると真っ先に広告費が見直される。
今の実体経済は政府や日銀の発表とはかなりギャップがあるようだ。もう2ヶ月もすると冬のボーナス商戦、それにクリスマス商戦の真只中だ。
早いな、クリスマスか…。そう思うと、ふと子供の頃のクリスマスの夜が蘇った。
僕の親は共働きで共に夜勤が多かった。クリスマスの夜に眠った子供の枕元にプレゼントを置くことができなかったのだろう。そして翌朝、目が覚めた子供の喜ぶ顔を真っ先に見ることができなかったのだろう。そこで頭を抱えた両親は秘策に出た。
毎年、クリスマスの夕飯を食べ終わると母がこう切り出してくる。
「あら、今、鈴の音が聞こえんやった?トナカイの鈴の音やないと?」
当然、僕と妹には全く聴こえない。
「…。聞こえんやったよ」
そうすると母は
「そんなことないよ!トナカイに乗ってサンタさんが来たとよ。二人で玄関見てこんね!」
そして玄関に行って見ると、僕と妹のプレゼントが置かれている。
「うわー!!!」
毎年、クリスマスはこのような楽しいやり取りが繰り返されていた。
しかし子供は毎年成長していく。そして僕は母のある行動に気付くようになった。母が「トナカイの鈴の音が聞こえんやった?」と、切り出す前に必ずトイレに立つのだ。僕は妙にその母の行動に違和感を持った。両親の考えた秘策は子供の成長を加味したものではなかった。
そして、その翌年から僕らの周りからサンタはいなくなった…。
ちなみにその夜、母から叱られた。妹はまだ小学校低学年だったのでサンタさんがいる夢を少しでも長く抱かせておきたかったからだ。
秋以降の景気動向、それに今年の冬のボーナスが気になる。
子供たちがサンタさんにお願いしたプレゼントが、クリスマスの夜に届けば良いのだが。
written by ダニエル
アメリカのある幼稚園に「リスクテイカーになれ!」そう書かれた用紙が教室に貼られているそうだ。「自らリスクを取る人間になりなさい」ということだ。
アメリカでは幼い時期からリスクを取ることを推奨し、リスクの取り方を教えている。そして成功と失敗を繰り返し、その原因を分析し、次のステージで更に挑戦を繰り返す。逆に日本ではリスクを回避することを教えられ、その結果「安心」、「安定」ということを身に着けていく。そのためか日本ではリスクの高いものは敬遠される。会社を辞め独立することや、転職すること、また投資をすることなど…。
そもそもローリスク、ハイリターンというものはこの世に存在しない。基本的にローリスクであればローリターンで、ハイリスクであれば当然ハイリターンになる。
自分で何か始めようと周りに相談すると多くの人が、否定的な言葉をかけてくる。
「大丈夫?」、「難しいんじゃない?」、「止めておいたほうがいいよ」…。
そして相談した人は周りの意見に流されてしまう。
これからの時代は、益々リスクは高くなっていくだろう。
大手企業に就職したからといって安定など全くありえない。大手企業では年功序列制度を見直し、廃止する動きが加速している。まして黒字であってもリストラされる時代だ。
僕は若いうちにひとつのことに全力で立ち向かい、タイミングを見計らって独立するべきだと思う。確かにリスクは高いが、その分リターンも高くなる。また若いうちから投資に関しても知識をつけていかなければならない。アメリカは子供の頃から投資に関することも教えられている。そう考えると日本はアメリカに20年ほど遅れているのかもしれない。
のんびり胡坐をかいている暇はない。
written byマックス