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2020年02月21日

万物を創造した神は、地球で全ての生物が豊かに共存できるか長い年月をかけ、テストをしているのかもしれない。
この地球の長い歴史の中で人間は幾度となく殺戮を繰り返し、さらに世界中を巻き込んだ大きな戦争を2度も引き起こした。そのたびに多くの命が失われ悲しみと苦しみを経験したにも関わらず、殺人兵器は無くなるどころか研究は進み、未だ多くの国が核兵器を保有し内戦やテロは繰り返されている。
また利益や利便性を追求する人間は平気で自然を破壊し、地球は大きなダメージを受け生態系に悪影響を与え野生動物の中には絶滅したものまでいる。その傲慢な人間の振舞いに神は怒り人間に罰を与えるために伝染病を発生させ、世界中でパンデミックを引き起こしているのかもしれない。

近い将来AIやロボットなど新たな技術が世界中に普及し自動車は自動運転になり、家電や家まで全ての物がネットに繋がるIoTの時代が訪れ、人間の思考を先回りしたAIによるオートメーション化が実現するだろう。
日本を代表する大企業トヨタ自動車も自動車の生産だけでは将来に大きな不安を感じ、生き残りを懸けて富士山の麓に「Toyota Woven City」と名付けた街を開発した。この街は自動車のように高速なモビリティ用の道と速度の遅いモビリティ用の道があり、さらに公園にあるような遊歩道まで準備され、この3つの道で安全な未来に向けた実証実験や研究を行うそうだ。またこの街ではインフラや物流などのネットワークは地下に設置され、全てのものが繋がるIoTのモデルシティを目指していると言う。

夢のあるSF映画のような素敵な未来を想像するとワクワクするが、素敵な未来ではなく人類が滅亡するSF映画も多くある。同じ失敗を繰り返す愚かな人間がAIやロボットなどをしっかり制御し、果たして平和で豊かに暮らすことができるのだろうか。人間は利益と利便性を追求する前に、地球で多くの生物と共存している住人として倫理観や正しい思考を身に付けなければならない。そうしなければ近い将来3度目の世界大戦を起こしてしまうかもしれない。

その時、神は激怒しテストに失敗したことを悟り人間を創ったことを後悔するだろう。そして全ての人間をこの地球上から消し去ってしまうかもしれない。

written by ベイダ―

2020年02月14日

先週、朝の準備のため洗面台の左にある引き出しを開けようと少し屈んだ瞬間、腰にギクッとインパクトを感じた。僕は直ぐにぎっくり腰だと直感した。すると10分もしないうちに腰が痛くなり、靴下や靴を履くことすらできなくなり、自宅にあったコルセットを腰に巻き仕事に出掛けた。毎日の日課で通勤路沿いにある神社で手を合わせるのだが、この日は神社で一礼すらできない状態だった。出社後、お得意先と打ち合わせがあったので、腰を抑えながら妙な歩き方で出掛け、打ち合わせが終わると直ぐに馴染み整骨院に駆け込んだ。

「こんにち!今日は随分曇った顔をしていますね。どうしました?」

整骨院の先生は僕を見るなりこう言った。

「実は今朝、洗面台の引き出しを開けようと少し屈んだら、腰がずれたようで痛くて歩くこともままならないんです」
「あらら、それはぎっくり腰ですな!」

先生の指示で僕はベッドでうつ伏せになると、先生は僕の腰を触りながらこう言う。

「左の腰の骨がずれて腫れていますね。以前から少し悪かったところですね。きっと疲労がここに溜まって、少し屈んだことで引き金を引いたのでしょう。今から帰って安静にできないですか?」
「仕事がありますから、そりゃ無理です」
「そうですか。本当は安静が一番なのですが。それではずれた腰の骨を整えましょう。さぁ、リラックスして―」

先生はそう言い僕の腰を2度ゆっくりとひねった。

『ゴキッ!ゴキッ!』

その後、先生は腰にテーピングをし、湿布を張ってくれた。

「2、3日は通院した方がいいですよ!そして今日は風呂に入って温めることは絶対にNGです。もし酷い痛みがあったらアイシングをして下さい!」

仕事が終わり自宅に戻ると、愛犬Q次郎が大喜びで僕にまとわりついて来る。

「お前もダックスフンドで胴が長いけん、そげん激しく動きまわりよったら腰ば痛めてヘルニアになるぞ!お願いやけん、今日はそっとしておいて!」

そう言って、Q次郎を冷たくあしらった。

一週間ほどすると靴下を履けるまで腰は回復し、普段通り歩くことができるようになった。僕はぎっくり腰になったことで、腰が曲がり歩くことが随分遅くなった高齢のお袋の気持ちがよくわかった。年齢を重ねるとはこういうことなんだ…。

written by モンコ

2020年02月07日

中国で新型コロナウィルスが発生し感染が世界に広がった。新型ウィルスが発生した武漢では政府が町全体を封鎖し航空機や鉄道などの公共交通機関の運行が停止され、政府に許可されていない自動車も通行が禁止されており、町はまるで映画「バイオハザード」のような状態になっている。もうすでにゾンビになった中国人もいるかもしれない。

現在、日本政府は海外からのクルーズ船の入国を拒否しているが、先月末に約5,000人の中国人を乗せた大型クルーズ船が博多港に着岸した。そのクルーズ船からはひと昔前のファッションに身をくるんだ中国人がマスクをして続々と降りてきた。博多港の検疫ではサーモグラフィーで体温をチェックし、気分が悪い人は申し出るよう書かれたビラを配っていたが、この検疫のチェックが果たして効果があるか疑問だ。やらないよりやったほうがマシ程度のことだろう。

中国人は博多港に上陸すると一体どこで何をしているのだろうか?調べてみると博多港に着いた中国人は用意された大型バスに乗り込みベイエリアにある福岡ドームを目指し、福岡ドーム横にある福岡タワーで記念撮影を行い、その周辺の商業施設や免税店で買い物をするそうだ。その後、再度バスに乗り込み菅原道真を祀る大宰府に向かい参拝し昼食を取った後、バスで福岡市内へと戻り福岡中心地にあるキャナルシティという大型商業施設で買い物をするそうだ。
福岡は東京と比べるとランドマークも少なくコンパクトな町なので1日もあれば十分観光することができる。博多に寄港しクルーズ船に数人の新型コロナウィルス感染者がいれば、ひとつのエリアに商業施設が集中している福岡では一気に感染が広がってしまう。

先日、馴染みの居酒屋で一杯やっていると、大声で話す10名ほどの中国人が店に入ってきた。中には咳やくしゃみをする中国人もいる。皆、荷物が多かったので観光で日本に来たのだろう。僕は直ぐ店長を呼び、その中国人の客を個室に入れドアを閉めるように頼み、店長は素直に応じその中国人の客を個室に通した。店長は中国人の客とは接触しないようにバイトに注文を取らせ配膳の指示を出す始末(何ちゅう奴や!)新型コロナウィルスの発生から中国人は日本の居酒屋でも個室で隔離されてしまうようだ(笑)

数か月もするとゴールデンウィークが始まり日本国内でも人の往来が多くなり、7月には東京オリンピックが開催され世界中から東京に観光客が押し寄せてくる。早く新型コロナウィルスが収束してほしい。

written by ベルハルト

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