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2020年04月10日

実家には親父側の仏壇とお袋側の仏壇ふたつがある。親父は無宗教と言い張り、お袋はクリスチャンなので共に仏壇の処分に困っていた。そこで親と今後のことを話し合い、ふたつの仏壇を処分してもらい親父側の墓も墓仕舞いし、祖父母のお骨を納骨堂に移し永代供養をしてもらうことに。

ふたつの仏壇を処分する前に『魂抜き』という供養をしてもらうため、祖父母の墓がある寺の住職に実家に来てもらった。ひとつの仏壇にお経をあげお焼香まで約30分、ふたつの仏壇を供養するのに1時間ほど掛かった。その後、寺に移動し祖父母の墓の前でお経をあげ、最後に納骨堂で再びお経をあげた。

そこで住職に質問してみた。

「住職、仏壇を供養する『魂抜き』なんですが、仏壇に魂が入っているんですか?魂は天国に行っとるんじゃないんですか?」
「天国はキリスト教の言葉です。仏教では極楽と言います。魂は極楽と仏壇と墓にそれぞれ分かれているようなもんです」
「魂は分かれるんですか…」
「まっ、そんなところですな」

住職からは何とも適当な答えが返ってきたので僕は全く腑に落ちなかった。宗教の世界は何ともややこしい。

ひと通り供養が終わると、住職に紹介してもらった業者が仏壇を引き取りにやってきた。

「よろしくお願いします。ところでお宅は仏壇の販売店さんなんですか?」

「うちは仏壇も扱っていますが、日本人形を販売している伝統工芸品店なんです。人形の処分を頼まれると供養をして焼却するんですが、同時に仏壇の処分も頼まれるようになったんです。この仏壇も全て解体し、人形と一緒に合同供養をしたあとに焼却します」

「今日も住職が来て供養したんですが、また供養するんですか…」

「はい。ちゃんと供養させていただきます」

仏壇が運び出され、その業者の方に処分の費用を支払った。仏教の世界ではやたらと供養が多く、そのたびに費用が掛かってしまう。

「ところで魂は一体どこにおるんやろう…」

さて新型コロナウィルスの影響拡大で在宅勤務することになりました。ブログは新型コロナウィルスが落ち着くまでお休みします。皆様もお体気を付けてください!

written by モンコ

2020年04月03日

新型コロナウィルスの感染が拡大し国民に大きな影響が及んでいるが、政府は緊急の経済対策を発表するどころか、全ての世帯に布マスクを2枚配ることを決定した。

「えっ、布のマスク2枚…」

東京オリンピックの延期が決まった翌日から感染者が急増したことに僕は違和感を覚え、政府に不信感を抱いていたが、この緊急時に布マスクを配布する政府は国民から税金を搾取するだけで、はなから国民を守る気がないことがよく分かった。これからはこのことを前提に自立しなくてはならない。

欧米での新型ロナウィルスの感染は日本より遅れて発生したにもかかわらず、都市の封鎖や経済対策など対応が非常に早い。これは狩猟民族の血を受け継ぎ昔から隣国などからの侵略を受けたことでリスク管理の能力が培われているからだろう。
一方、日本人は農耕民族で自然を相手に古くから生活しており、一旦、大きな自然災害が発生すると収まるまで対処することができず、天に祈り見守るだけでリスク管理は欧米に比べ随分と劣っている。これからさらにグローバル化が進みスピードが増す世界でのんびりした日本人は生きていけるのだろうか。

そして2020年。新型コロナウィルが世界は大きく変えるだろう。新型コロナウィルスの発生でリモートワークなど在宅勤務が定着しており、わざわざ事務所に出掛けて働く必要はなくなるので、組織に属することなく自由に働くるフリーランスが増えていくことになる。企業も正社員を雇用するよりフリーランスとして個人と契約した方が社会保険料などの経費を削減できるので好都合だ。また企業は大きな事務所を借りることも必要がなくなるのでさらに経費を抑えることができる。

在宅勤務が当り前になると外出する時間は減り家着で仕事ができるため、お洒落する必要はなくなり洋服や化粧品の需要は減少するだろう。そして物欲は無くなり高収入を望む人は減り、勤労意欲のない人が増えていくことに繋がる。

しかし布マスク貰ってどうしよう。そう言えば犬もコロナウィルスに感染するって言っていたから、うちの犬に付けるか。

written by ゴンザレス

2020年03月27日

世界の株価が落ち着かないので多くの投資家は手を出すことができず株価を注視しているだろう。株式投資で大切なことは余裕資金で運用し、一気に投資するのではなく、時間を分散し徐々に追加購入していく方が望ましい。
余裕資金の全てを投資に回していると、株価が大幅に下落した千載一遇のチャンスに購入することができない。また信用取引に手を出していると、暴落時には市場から一発退場させられ借金まで作ってしまうことになる。考えただけでも背筋が凍る。

企業が設備などを購入することを設備投資と言うが、経営も株式投資とよく似ているように思う。大きな設備投資を行う際は銀行などから借り入れ設備投資を行うが、慎重に行わないと不測の事態が起こると会社も大きなダメージを受けてしまう。
新型コロナウィルスの発生を誰も予想することはできなかっただろうから、昨年から今年に大きな設備投資などを行った企業や、人手不足を補うために人員を多く採用した企業は頭を抱えているだろう。
今起きている新型コロナウィルスの収束は早くても今年の夏場になると耳にするが、ひょっとするともっと時間が掛るかもしれない。新型コロナウィルスが落ち着いたとしても、今回受けた経済ダメージは随分長く尾を引くだろう。

「どこの広告会社も大変ですよ。イベントは中止になるし、この時期だと春休みの旅行やレジャーの広告出稿が例年あるんですが、新型コロナウィルスによる影響で全てキャンセルです。キャンセルした枠の穴埋めに動いているんですが、なかなか…」

今週、取引先の方が挨拶に来られてこう話していた。

リーマンショックのような金融危機による経済危機ではなく、新型ウィルスによる伝染病による経済危機を目の当たりにし、大企業も中小企業も不測の事態が起きることを常に意識し余裕資金を確保し、不測の事態が起きても直ぐに行動できる余裕と機動力が大切だと僕は学んだ。
そして日本人は海外からよくノープランで能天気と言われるが、経営者は常日頃から最良のシナリオであるプランAと、最悪のシナリオプランBを綿密に考えておかなければならない。そうしないと不測の事態に遭遇した際に右往左往するばかりで、直ぐに次のプランを実行することができない。

written by マックス

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