What's NEW
ARCHIVE
2022年09月02日

お盆明けに左奥歯の上の歯茎に痛みがあり、勇気を出して歯医者に出掛けることに。どの歯医者もやたらとレントゲンで顔面を撮影するが、顔面に放射線をもろに浴びることに僕は抵抗があり、レントゲンをあまり使用しない歯医者を探した。ネットで自宅近所の評判の良い歯医者を探すと、レントゲンの20分の1の放射線量のCTを導入している院長が若い女性の歯医者を見つけ予約をした。

受付けを終え、明るく開放感のある待合室でしばらく待っていると、名前を呼ばれ処置室に案内され歯医者の独特の椅子に座ると、女性の院長先生がやって来た。先生はマスクをしているのではっきりとは分からないが、ネットに掲載されていた写真と比べ随分年配に思えた。ネットの写真は画像を修整しているのだろう(笑)
「今日はどうされました?」
「左奥の歯茎が腫れて痛いんです」
先生が口の中を覗いた。
「化膿して腫れていますね。歯周病でしょう。一枚写真を撮らせてください」

CTの撮影は5分ほどで終了し、治療の椅子に戻ると前方のモニターにCTで撮影された画像が写しだされ、先生の説明を受けた。
「やはり歯周病が進行していて、左の奥歯を支える骨を溶かしています。このままだと奥歯を抜くことになるかもしれません」
「えっ?歯を抜くんですか?食後の後に丁寧に歯を磨いて糸ようじで掃除し、歯周病予防のうがい薬で消毒までしているんですが…」
「確かに虫歯が無いので丁寧に歯を磨いているようですね。ただ、左の上下の奥歯が歯茎に大きく沈んでいるところを見ると、日頃から歯を食いしばっているようです。そこに歯周菌が入ったのでしょう」
「食いしばりですか…?確かにスポーツクラブで筋トレしているんですが、その時は歯を食いしばりますね」
「マウスピースを使った方が良いでしょう。とにかく今日は歯をお掃除して、後日、腫れた歯茎を切開しましょう」
その日の治療を終え、後日、化膿している歯茎を切開した。先生からは歯を抜かなくて良いように3ヶ月に一度は歯のメンテナンスに来るように言われた。

健康のためにスポーツクラブに通い、まさか筋トレで歯が悪くなるとは…何だか矛盾しているように思える。先日も腹斜筋を鍛えていると右肩を痛めてしまった。
何でもほどほどにしないと違うところに悪影響が及んでしまう。はぁ~。

2022年08月26日

在宅勤務でセミリタイアのような生活を送っていても、夏休みのように長期休暇に入ると何故か心が躍り嬉しくなる。お盆が過ぎ、蝉の声も聞こえなくなり夏の終わりと秋の始まりを感じる。もう少し涼しくなったら、愛犬Q次郎を連れてペットと泊まれる宿に出掛けようと考えている。

ネットでペットと泊まれる宿を探すと、長崎の伊王島に「i+Land nagasaki」と言う宿を見つけた。「i+Land nagasaki」はちょっとしたリゾートホテルで温泉があり、宿泊プランにはペットと一緒に宿泊し部屋でペットと一緒に食事ができるプランがあった。しかもホテルの敷地には広いドッグランが設けられており、犬はリードを外し気兼ねなく走り回ることができる。
「よし、ここに行こう!」
折角なので、高齢になりあまり外出しなくなったお袋も誘った。

「お袋、いおう島に行こうか?」
「いおう島?わたしゃそんなとこには行かんよ!」
「ペットも一緒に泊まれるし、部屋から海が見渡せるばい。しかも温泉もあるけん、久しぶりに温泉に入ってゆっくりしたらいいやん」
「わたしゃ、そげな所には行きとうないばい。硫黄臭いし…」
「硫黄臭い?温泉はあるばってんリゾートホテルやけん硫黄臭くはなかろう」
「硫黄臭くなくても絶対行かんばい。気持ち悪い」
「気持ち悪い?変なこと言うね~、こげなホテルばい」
僕はスマホで「i+Land nagasaki」のサイトをお袋に見せた。するとお袋はこう言った。
「今はこげん綺麗になっとるばってん、いおう島は昔、戦争で激戦地やったろうが?」
「激戦?」
「戦争の頃は激戦地で日本兵が玉砕した所やないね」
「…それは硫黄島やろ!俺が言いよるとは長崎にある伊王島たい!」
「…」

やっと嚙み合わなかった会話の軌道修正ができ、お袋は「i+Land nagasaki」に行く気になった。この旅が実現すれば愛犬Q次郎は初の外泊になる。果たしてQ次郎の本心は如何に。Q次郎は家にいる方が良いと思っているのかも知れない。「ク~ン」

2022年08月05日

夕方、風呂から上がりベランダで冷えたビールを頂く。「はぁ~、旨い!」至福の時間だ。
ベランダから望む川を挟み向かいではマンションが建設されており、建設作業員の方がこちらを見ている。何とも申し訳ない気分になる。彼らは炎天下の中を1日中作業しているので、一刻も早く自宅に戻り呂に入って冷えたビールを飲みたいだろう。

ところで今は多くの人がSNSを利用し、身の回りで起きた出来事を発信する時代だ。特に飲食店で異物混入などがあると、直ぐSNSに投稿され大問題に発展してしまう。先日も仙台にある大阪王将の厨房でナメクジが発生していると、元従業員がツイッターに投稿しネットで炎上する騒ぎになり店側は謝罪する始末。
昔はSNSがなかったので、飲食店で問題が起きても拡散されることはなく大きな問題に発展することは少なかった。しかし僕が子供の頃、目の当たりにした異物混入事件が今の時代に起きていれば、間違いなく大問題に発展していただろう。

その事件は僕が小学生の頃に起きた。お袋は僕と妹を連れ百貨店に出掛け、百貨店の最上階にあるレストランで昼食を取った時のことだ。お袋が何を食べたか覚えていないが、僕はハンバーグを注文し妹はうどんを注文した。(当時、妹はうどん好きでどちらかと言うと、洋食よりも和食が好きだった)
そして皆で楽しく食事を取り僕とお袋は食事を終えたが、妹は小学校低学年だったので食べ終わるのに時間が掛った。やっと妹がうどんのつゆを飲み食事を終えると、妹はキョトンとしながらどんぶりの中を覗いている。どんぶりの中に何か入っているようで、お袋がどんぶりの中を覗くと、何と、どんぶりの底には使用され輪になった絆創膏が入っていた。きっとその絆創膏は厨房スタッフが指に巻いていたものだろう。絆創膏の綿の部分は黒くくすんだ色で消毒液(赤チン)か血液のようだった。それを見てお袋は激怒し店員を呼んだ。
「ちょっと、こんなものが入ってますが!!」
「…大変申し訳ございません」
「使った絆創膏なんて不衛生でしょ!!子供が病気になったらどうするんですか!?」
その後、責任者が出てきてお袋に何度も謝罪し、その日の食事代は払わなくて済んだが、お袋の怒りは収まらなかった。妹はうどんを食べた私が悪いと涙ぐんでいた。
この異物混入事件はインパクトが大きく今でも僕は覚えている。

飲食店の皆さん、夏休みで多くの人が食事に出掛ける時期なので、異物混入などくれぐれも気を付けて下さい!指を怪我して絆創膏を貼る場合はビニールの手袋を付けた方が良いですよ!来週と再来週は夏休みでブログの更新はお休み♪久しぶりに食事に出掛けようか。皆さん、素敵な夏休みを!

What's NEW
ARCHIVE