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2013年10月11日

数人で食事をしている際に、残りの一切れをみんなで譲り合う姿をよく目にする。
特に若い女性の食事会ではよく見かける。また会社の上司と部下が集まった食事会でも、上司が部下に気遣い、また部下も上司に気遣い残った一切れを譲りあっている。どちらも傍から見ていて微笑ましい光景だ。

しかし、こと金銭授受に関してはそんなことは無いようだ。
金銭授受に関して、受け取る側は一度断ったとしても、再度勧めると素直に受け取るものだ。逆に頑なに最後まで断る人をあまり見たことがない。
最初に断るのであれば、最後まで頑なに拒めば格好良いのだが…。そこには本音と建前があるのだろう。喉から手が出そうなくらい欲しいものでも頑なに断り、欲を飲み込むくらいの精神に憧れてしまう。果たして僕はできるだろうか…

ボーナスの支給額を確定する際に、目標数字を達成していないスタッフに今後の期待を込めて多めのボーナス額を何度も提示したことがある。その際、初めは「そんなにいただけません」と拒むものの、再度その金額を勧めるとすんなり承諾し感謝に溢れる顔になる。しかし多くもらったからといって、その後の行動に変化が現れないから驚いてしまう…

僕の後輩たちは自分の値打ちを正確に理解し、その値打ちを自信をもってきちんと言える人になって欲しいと思う。また自分の値打ちが低い場合はそのことを真摯に受け止め、自分の値打ちを引き上げる努力を精一杯して欲しいと思う。

当然のことながら、食事の最後の一切れと金銭への欲では大きな違いがある。

written by マックス

2013年10月04日

走ってきた道をリセットしてリスタートする。そんなことが人生の中で何度かある。9月末に当社は会社を分割し、10月から僕はリスタートすることになった。

会社を分割することは大変な作業で、特に分割のためのスキームを作ることに苦労した。分割するにはスタッフやもちろん、会社の業務や資産なども分割することになるので、そのスキームは大変デリケートなものだった。しかもそのスキームがお互いの要望に沿ったものにまとめることに僕は頭を痛めた。

今は10月からリスタートしたことにワクワクするよりも、分割に費やした疲労感で一杯だ。11月には分割作業も落ち着き、通常の生活に戻る予定だ。落ち着いたら次は『SENDENBU』が新しく進んでいくためのスキームを作ろうと考えている。
企業理念を見直し、そして企業が成長するためのキーワードを抽出しようと考えている。
今ぼんやり考えているキーワードは『感性』、『ユニーク』、『感動』だ。そして広告分野だけではなく、エンターテイメントの分野にも活動範囲を広げたいと考えている。

そのためには子供の頃の心に戻らなくてはならないと思っている。
ランドセルを購入し、ランドセルで通勤しようか迷っている(笑)

written by マックス

2013年09月27日

今ではポイントカードはありとあらゆる店舗で発行されている。消費者の中には財布にポイントカードが入りきれず、ポイントカード専用のポーチまで持っている人までいる。
そもそもポイントカードの目的は顧客の囲い込み。しかしポイントカードが世に溢れる中、顧客の囲い込みはできるのだろうか? 競合が比較的少ない場合は有効だと思うが、日用品などを取り扱う小売店などは価格競争が激しいうえ、更にポイントを消費者に還元すると、薄い利益がますます薄くなってしまう。結局自分の首を締めている気がする。

ところで僕はタバコを吸う。以前は事務所近くにあるコンビニでタバコを買っていた。そのコンビニにもポイントカードがあり商品を買うとポイントが溜まる。しかしそのコンビ二のスタッフに笑顔や気持ちのこもった言葉はない。またスタッフはやたらと語尾を伸ばす癖がある。「またお越し下さいませ~~」(笑)まるでポイントで還元しているので、笑顔は還元しません。そんな風に感じてしまうほどだ。

ある時から、そのコンビ二でタバコを買うと、レジ画面の「成人確認」ボタンをタッチしなければならなくなった。そんなに僕が若く見えるのだろうか…(笑)
一度、「どこから見ても成人にしか見えないだろ!」そう伝えると、店員は「会社の決まりですからご本人でタッチして下さい」と心無い返事。

それ以降、そのコンビ二でタバコを買わなくなくなった。そのコンビ二から少し先に、おばちゃんがやっている小さなタバコ屋があり、そこでタバコを買うようになった。そのおばちゃんとはいつの間にか顔馴染みになり、時にはタバコのサンプルをもらったり、冗談を交わすまでになった。その小さなタバコ屋にはポイントカードは無いが、心がホッとするおばちゃんの笑顔と会話がある。

ポイントカードで顧客を囲い込む前に、笑顔や自然な会話で接客できるように、社員教育するべきだと思う。笑顔や自然な会話で顧客を囲い込んだほうが、顧客とは長い付き合いができるはずだ。

written by ジェイク

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