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2014年10月03日

アメリカのある幼稚園に「リスクテイカーになれ!」そう書かれた用紙が教室に貼られているそうだ。「自らリスクを取る人間になりなさい」ということだ。

アメリカでは幼い時期からリスクを取ることを推奨し、リスクの取り方を教えている。そして成功と失敗を繰り返し、その原因を分析し、次のステージで更に挑戦を繰り返す。逆に日本ではリスクを回避することを教えられ、その結果「安心」、「安定」ということを身に着けていく。そのためか日本ではリスクの高いものは敬遠される。会社を辞め独立することや、転職すること、また投資をすることなど…。
そもそもローリスク、ハイリターンというものはこの世に存在しない。基本的にローリスクであればローリターンで、ハイリスクであれば当然ハイリターンになる。

自分で何か始めようと周りに相談すると多くの人が、否定的な言葉をかけてくる。
「大丈夫?」、「難しいんじゃない?」、「止めておいたほうがいいよ」…。
そして相談した人は周りの意見に流されてしまう。

これからの時代は、益々リスクは高くなっていくだろう。
大手企業に就職したからといって安定など全くありえない。大手企業では年功序列制度を見直し、廃止する動きが加速している。まして黒字であってもリストラされる時代だ。

僕は若いうちにひとつのことに全力で立ち向かい、タイミングを見計らって独立するべきだと思う。確かにリスクは高いが、その分リターンも高くなる。また若いうちから投資に関しても知識をつけていかなければならない。アメリカは子供の頃から投資に関することも教えられている。そう考えると日本はアメリカに20年ほど遅れているのかもしれない。

のんびり胡坐をかいている暇はない。

written byマックス

2014年09月26日

1年ほど前から株をはじめようと思い、独学で株の勉強をしてきた。そしてネット証券で口座も開設し、いつでも株を売買できる環境にしている。しかし1年間は株価の推移を見ようと未だ売買は控えている。今年の初めからマークしている数社の株価はかなり上昇しているので、多少なりとも後悔の念がある。あの時買っていれば…今頃は…(笑)

今の株価はリーマンショック前の水準に戻り更に上昇している。そろそろ気になっている銘柄を購入しようかと考えた。
「しかしちょっと待てよ」
今、株価が上昇しているということは、逆に今、株を売って儲けた人がいるのではないのだろうか。ひょっとして株価は天井近くまで上昇しているのではないか。そう思い逸る心を抑えた。

株に関していくつか有名な格言がある。
「人の行く裏に道あり花の山いずれを行くも散らぬ間に行け」
多くの投資家は群集心理で動きがちなので、盛り上がっている時は高値で買ってしまう。だから人の行かぬ裏道こそ儲けがある。そして旬が終わったらさっさと見切って撤退することを説いているものだ。

人の心理は面白い。多くの人は儲け話には乗り遅れまいと冷静さを失い、慌てて飛び乗ってしまう。逆に損をしそうになるとその現実を受け入れようとはしない。結局、好調だった株価は購入した金額よりも下がってしまい、その株は塩漬けになってしまうのだろう。

「歴史は繰り返す」今までも経済によって何度も株価は上昇と下降を繰り返してきた。
「よし!今は我慢しよう!」

written by マックス

2014年09月19日

考え事があって昼下がりにカフェに入りテラス席に座った。そして外の行き交う人を眺めていた。

トレンドを意識したスーツを身に纏いさっそうと歩く若い男性や、シャツの腕を捲くり汗だくで急いでいる頭の薄い中年男性。ベビーカーをゆっくり押しながら歩いている男女に、ショッピングカート押す年配のご婦人。作業着にヘルメット姿で大きな図面を持ち、空を見上げながら歩いている男性や、楽しそうに釣竿を持ち自転車を走らせる男性。そして、観光客なのだろうか地図を手にした金髪の女性…。
平日の昼さがり其々の目的を持った多くの人が歩いている。

世界の人口は70億人を超える。
もし神様が存在し高い空からよく見える望遠鏡でこの世界を覗くと、70億人の生活が見えて、さぞ面白いだろう。
喜んでいる人や怒っている人、悲しんでいる人や楽しんでいる人。また遊んでいる人や仕事をしている人。それに食事をしている人や眠っている人。そして争っている人…。
人間なんかちっぽけな存在に見えるだろう。

生物学から蟻の世界を研究すると、蟻にも個性があり、そして目的があり様々な営みがあるそうだ。生まれながらに良く働く蟻や、死ぬまで全く働かない蟻。そして仲間を裏切る蟻、違う群れと餌をめぐって激しく争う蟻…。まるで神様が人間社会を覗いたような世界が身近に広がっているそうだ。

蟻が一喜一憂することを僕らは気にも留めないし、蟻が餌を他の集団に奪われ落ち込んでいる姿を僕らは気にも留めない。それと同様に僕らが寝込みそうなくらいショックで落ち込んでいたとしても、神様は気にも留めないだろう。「たかがそんなことで」そういって笑っているかもしれない。

週末に蟻を捕まえ土の入ったガラス瓶に入れ、神様になった気分で覗いてみようと思う。
僕らが一喜一憂していることがバカらしく思えるかもしれない。

「あなたの悩みなんて小さなことよ!」

written by キャサリン

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