政治資金の問題で前経済産業相の小渕さんは国民の理解を得ることはできないと判断し、速やかに辞任を固めた。しかし前法務相松島さんの団扇問題は燻っていた。税制改革や憲法改正など多くの課題が山積している安倍さんとしては、速やかに収束させたかったのだろう。そして安倍さんは傷を最小限に抑えるため、小渕さんの辞任に合わせて松島さんを辞任に追い込んだのだろう。
「これは何ですか?」
「…」
「これは団扇ですね?」
「団扇として解釈されるのであれば、団扇としてお使いいただければ…」
漫才よりも面白くて、つい笑ってしまった(笑)真剣に国会でこんなやり取りが行われるこの国は本当に情けない。子供の会話ならまだ理解できるが、国会の場で政治家が議論することなのだろうか?国会議員はどうもバカが多いようだ。そんなことより今の日本、そして未来の日本のために建設的な議論を国会でやっていただきたい。
学生の頃、学校で隠れてタバコを吸っていて先生に見つかったことがある。
「おい、それは何か?」
「…」
「そのタバコどうしたとか?」
「拾いました」
「拾ったなら、どうやって火をつけたとか?」
「ライターで…」
「ライターはどうしたとか?」
「ライターも拾いました!」
先生の平手が飛んできた。ばち~ん!!
僕は当時、既に今の政治家と同レベルの会話力を身につけていたようだ。
4月から9月の日本の貿易収支は赤字で、景気もたついている。政治家は優先順位をつけてしっかり議論して欲しい。安倍さんは消費増税に踏み込めるのだろうか?
小渕さんの後任である宮沢さんも大丈夫なのだろうか?
「宮沢さ~ん!SMバーって、一体どんな店なんですか?」
written by マックス
ブログを更新して今回で100回目となる。
「おめでとう!良く頑張ってるね!」
誰かが言ってくれるわけでもないので、心の中で呟いてみた。
以前、ブログを苦痛に感じたことはあったが、今ではあまり感じられなくなった。朝、目覚めて歯を磨くように生活習慣になったのだろうか。
しかし、ひとつだけ後悔がある。ブログの更新日を自ら金曜日に設定し、ブログのトップに「毎週金曜日更新!祝日はお休み」と宣言したことだ。
金曜日は一年を通して祝日がほとんど無い。振替休日が多い月曜日に比べると、更新の頻度は随分と高くなる。月曜日にしておけば良かった…。
ブログの更新を不定期にしても良かったのだが、そうすると怠けてしまうだろうと思い自らをルールで縛った。要するに自らノルマを課した。自分で決めたことだし、そう多くの読者がいるわけでもないので、自分の都合で変更すれば良いのだが意地になって続けている。
「ノルマ」と言う言葉は耳にしただけでストレスを感じてしまうほど嫌な言葉だ。そもそも「ノルマ」とう言葉はロシア語で「規範、規準」を意味するそうだ。第二次大戦後、シベリに抑留された日本人に過酷な強制労働が課せられた。そして無事に生還した日本人が伝えた言葉だと言われている。ロシア人は無茶な達成値を設定し、この言葉を使い強制労働をさせていたのだろう。本当に酷い話だ。
今でも営業職には「ノルマ」と言う言葉が付きまとう。当然、会社によってはノルマがきつい会社もあるだろう。しかし他人からノルマを課せられるのではなく、自らノルマを課し挑戦しなければ成長はないと思う。
ブログの更新ノルマか…。
心の中では天使と悪魔がこんなやり取りをしている。
悪魔「100回も頑張って続けたんだから、もう止めても良いんじゃない?」
天使「しかし続けてきたことで得たものもあったんじゃないの?以前よりも視野が広がったし、
多種多様の本にも目を通すようになったわよ!もう少し続けたら~?」
悪魔「でも、せめて更新日だけでも月曜に変えていいよな~?」
天使「…」
written by 彦之丞
日本の輸出企業の業績回復は本来の実力ではなく、為替変動によるところが大きい。逆に輸入企業は円安が進み多くの商品価格が上昇している。特に食品や石油などの価格上昇は生活者の暮らしを直撃することになる。
毎年、この時期になると冬のボーナス商戦に向けて、多くの企業がTVのスポットCM枠の確保に動く。通常であれば、この時期には11月半ば以降のTVのスポットCM枠は完売してしまう。企業がCM枠確保に動くのは消費者の財布の中身が目当てだ。しかし今年はTVのスポットCM枠が未だ残っているという。広告業界は景況感を敏感に感じる業界で、企業の業績が下がると真っ先に広告費が見直される。
今の実体経済は政府や日銀の発表とはかなりギャップがあるようだ。もう2ヶ月もすると冬のボーナス商戦、それにクリスマス商戦の真只中だ。
早いな、クリスマスか…。そう思うと、ふと子供の頃のクリスマスの夜が蘇った。
僕の親は共働きで共に夜勤が多かった。クリスマスの夜に眠った子供の枕元にプレゼントを置くことができなかったのだろう。そして翌朝、目が覚めた子供の喜ぶ顔を真っ先に見ることができなかったのだろう。そこで頭を抱えた両親は秘策に出た。
毎年、クリスマスの夕飯を食べ終わると母がこう切り出してくる。
「あら、今、鈴の音が聞こえんやった?トナカイの鈴の音やないと?」
当然、僕と妹には全く聴こえない。
「…。聞こえんやったよ」
そうすると母は
「そんなことないよ!トナカイに乗ってサンタさんが来たとよ。二人で玄関見てこんね!」
そして玄関に行って見ると、僕と妹のプレゼントが置かれている。
「うわー!!!」
毎年、クリスマスはこのような楽しいやり取りが繰り返されていた。
しかし子供は毎年成長していく。そして僕は母のある行動に気付くようになった。母が「トナカイの鈴の音が聞こえんやった?」と、切り出す前に必ずトイレに立つのだ。僕は妙にその母の行動に違和感を持った。両親の考えた秘策は子供の成長を加味したものではなかった。
そして、その翌年から僕らの周りからサンタはいなくなった…。
ちなみにその夜、母から叱られた。妹はまだ小学校低学年だったのでサンタさんがいる夢を少しでも長く抱かせておきたかったからだ。
秋以降の景気動向、それに今年の冬のボーナスが気になる。
子供たちがサンタさんにお願いしたプレゼントが、クリスマスの夜に届けば良いのだが。
written by ダニエル