ファンダメンタルズ分析で企業の業績や財務内容などを調べ、株式投資を始めて2ヶ月になる。今のところプラスで推移している。
1月の株価は荒く上昇、下降を毎日のように繰り返していた。僕の保有しているものの中で2つの銘柄の株価が下げ止まらない。しかし購入価格が低かったのでまだ利益は出ていたものの、みるみる利益が細っていく。僕の見立てが悪かったのだろうと思い、少しでも利益があるうちにと慌てて売却してしまった。
その後、1つの銘柄は1週間過ぎた頃から急上昇を始め、もう1つの銘柄も2週間過ぎたころから上昇を始めた。そして、その2つの銘柄は僕の売却した価格の120%も上昇し、更に上昇している。
「あちゃ~。少しでも利益が出たから良しとするか…」
しかし、よくよく考えると、ちゃんと業績や財務内容を調べて投資しているので、自信を持って長期間保有し続けるべきなのだろう。
それから売買を見直すことにした。売り買いともに少量ずつ行うことにした。株式投資は面白いもので、ある銘柄が上昇トレンドに入ると、その銘柄はブームを引き起こし、多くの人がそのブームに乗ろうと、更に集まり株価は上昇していく。そしてバブルのように大きく膨張してしまうとパンッと弾けてしまう。
ブームは株式投資だけの話だけではなく、世界中の日々の生活の中に多く存在する。今ではネットを介して小さな話題が一瞬で世界中に広がる。その話題で群集ができ、どんどん膨張していく。そして国家までも崩壊させてしまう。
人間は理屈よりもメンタルで動く動物なのだろう。
逃した魚は大きかっただろうか。
written by マックス
整髪料を買おうとドラッグストアに出かけた。レジには多くの客が列を作っていた。やっと僕の前に並んでいた女性がレジで計算される番になった。
店員が自店のポイントカードの有無をその女性に尋ねると、彼女は分厚い財布から店のポイントカードを探し始めた。後ろから何気に覗くと財布にはお札が入っているわけではなく、溢れんばかりのポイントカードが入っている。
後ろにはレジを待つ客が列を作っているのに、そんなことお構いなしで、店のポイントカードを探している。レジに向かう前にポイントカードを用意して並べばいいのに。
迷惑なやな~…。
小売業も大変だろう。ポイントカードは顧客を囲い込むためのものだが、これだけポイントカードが世に溢れると、差別化も囲い込みもあったものじゃない。ポイントカードを作るにも費用が嵩むし、普段から安売りしている店では、ポイントを付与することで更に値下げすることにもなってしまう。しかもポイントカードを一度始めると、まず止めることができない。まるで自分で自分の首を絞めているようだ。
小売業などはお客さんに低価格を訴求することで他店と差別化を図っているが、もっと他の事で差別化できないのだろうか?
レジのスタッフを全員、若い美男美女にするとか(笑)
ところで平均一人、どのくらいのポイントカードを持っているのだろう。
あの女性が持っていた財布はファスナーが弾けてしまうほどの厚さだった。あれだけ厚みのある財布を持つだけでかなり重いだろうに。
そのドラッグストアで僕が買物すると決まって店員とこのやり取りがある。
「ポイントカードお持ちですか?」
「いいえ」
「お作りしましょうか?」
「結構です」
店員は怪訝な顔をする。
written by モンコ
今年は社内旅行でフランスに出掛ける予定だった。
親しい取引先の方がフランスのパリでイベントを行うので、そのイベントを見学し、その後、モンサンミッシェルまで足を伸ばす予定だった。移動はトルコ航空、成田発イスタンブール経由パリ着で計画されていた。
今年に入ってパリの新聞社がテロリストに襲撃された。またシリアでは二人の日本人がイスラム国と名乗るテロ集団に拘束され、一人が殺害されたようだ。
パリで僕らが見学するはずのイベントは、襲撃された新聞社に面する通りで行われる予定で、またトルコは二人の日本人が拘束されたシリアの隣国だ。
当然、社内旅行は中止になる。
本当に身勝手なテロリストには腹が立つ。
「テロリストのバカヤロ~」
ところでパリの新聞社のテロを予測することは難しかったと思うが、危険な退避区域に指定されたシリアにわざわざ出掛け、拘束された二人の日本人には呆れてしまう。理由は何であれ、良い歳をした大人が命の危険を承知で行ったのだから自己責任だろう。
もし、僕が二人の家族であれば、
「あんな危険なところに出掛けるのであれば、葬式を済ませて行け!」
と、怒鳴っている。
救出のために不眠不休で動いている閣僚や関係者を考えると、心から気の毒だと思ってしまう。本当に彼らはヘトヘトだろう。もし僕がその立場であれば、仕事が増えたと怒り狂っているだろう。
「自業自得だろ!」
世の中には本当に身勝手で無責任な人間が多すぎる。
パリが憧れのままになってしまった。
「グスン…」
written by ベイダー