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機を見るに敏
2017年02月10日

「機を見るに敏」と言うが、最近は好機と分かっていても直ぐに動かない人間が多いようだ。
好機が訪れたことに気付かないのか、それとものんびりしているのか…。
もし時代が戦国時代で、戦の最中に好機が訪れたとき、躊躇せず敵に攻撃を仕掛けなければ戦に破れ首を刎ねられてしまうことになる。

戦国時代、甲斐の戦国大名だった武田信玄は「風林火山」という文字を軍旗に記し、戦場に出掛けた。「風林火山」とは「疾やきこと風の如く、徐かなること林の如く、侵掠すること火の如く、動かざること山の如し」の意で、好機と思うや敵に知られないように静かに素早く進み、勢いよく敵に襲い掛かり、敵を倒す。そして奪ったその敵地からは是が非でも動かないと言うことだ。
武田信玄は日頃から家臣たちにそのことを教え、家臣は忠実にそれを実践していたのだろう。また武田軍は日頃より諜報活動を行い敵の動きを掌握しており、絶好の機会を見逃すことがなかった。

日々、営業活動を行っていると多くの機会に出会う。その機会が今後を左右するターニングポイントで、好機であったり、逆に危機であったりする。どちらにしてもその時の素早い行動で結果は大きく左右される。
そのターニングポイントでしっかり頭を使い、策を練り、素早く正しく行動することで、好機でも危機でも最良の方向へ導くことができる。

「機を見るに敏」これは経験で身に付いていくのだろう。若いうちはターニングポイントに差し掛かったとき、それがターニングポイントなのか分からないことの方が多く、時間が経過し結果が出て、初めてあの時がターニングポイントだったと気付く。
だから若いうちは多少バカになって全ての機会を好機と思い機敏に動いたほうが良い。また若いうちは策を練っても良い策が浮かばないので、「当たって砕けろ」ぐらいの気持ちで丁度良いのではないだろうか。

好機は直ぐに通り過ぎていくので決して逃してはならない。そしてターニングポイントでの素早い行動で人生は大きく左右される。

written by SDB-1


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