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2016年09月30日

「シェア」と言う言葉が日本で定着している。そもそも「シェア」という言葉は「共有、分かち合う」という意味だ。
「シェア」にも色々あるようで、「カーシェア」は生活に浸透している。「カーシェア」とは登録を行った会員間で特定の自動車を共同で使用することだが、レンタカーに比べて短い時間で利用できる手軽さに人気があるようだ。企業が手掛けるサービスがあるが、個人で車を所有している場合でも、利用しない時間は他人に車を貸すことで利用料を受け取り、税金や駐車場代の足しにしているそうだ。

また「シェアハウス」というものもある。「シェアハウス」とはリビングや台所、浴室などを共有し、各住人の個室をプライベート空間とする共同生活のスタイルで、今風の下宿のようなものだ。「シェアハウス」は業種や趣味が異なる方が住んでおり、休みの日に住民で交流することで、多種多様の情報を入手することができるという。「シェアハウス」はオフィス業界までサービスが広がっている。

さらに洋服や鞄までシェアするそうだ。TPOに合わせてブランドの洋服や鞄を借りるそうで、単に鞄や洋服をレンタルすることだが、今ではこれも「シェア」と言う。普段使うバックも毎月違うブランドバックに借り替えることで気分も明るくなるという。

このようにシェアする物が増えると、貸す側も借りる側もお互い効率が良い。貸す側は所有物を利用しない時に貸すことで使用料を受け取り、借りる側は無駄な消費を省き必要な時だけ物を借りる。まさに究極のエコ生活だ。
しかし車などの価格が張るものは理解できるが、普段使う洋服や鞄まで広がると、何だかむず痒くなってしまう。デートの時にブランドバックを借りるとは、見栄を張っているように感じてしまう(笑)

「レンタル」は昔からあるサービスだが、「シェア」とうい新しい言葉に変化し流行ることで、そのサービスが新鮮に感じ新しいサービスが生まれていく。
今の若者は物欲が無いと言われるが、「シェア」が更に広がると、ますます消費が冷え込んでしまうことになる。

written by キャサリン


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