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タッグを組める仲間なのか?
2016年08月05日

東京大学医科学研究所が導入した人工知能(AI)が白血病の女性を救ったという。その女性は特殊な白血病で治療を受けていたが、有効な治療が施されておらず治療も行き詰り、彼女は死を覚悟したそうだ。

そこで人工知能に彼女のDNAなどのデータや、過去2,000万以上もの医学論文を照合させた。その結果、人工知能は彼女に有効な治療を提案してきたという。彼女はその治療を受け、今ではすっかり回復したそうだ。
回復した彼女はこう話した。

「医者と人工知能がタッグを組むことで、治療に安心感がありました」

医学の分野でも人工知能は確実に進歩している。
人間が作り出した人工知能が、医者にアドバイスや有効な治療を提案するなんて驚いてしまう。近い将来、人類は全ての病気を克服し、病気で命を落とす人がいなくなるのかもしれない。

病気で命を落とす人がいなくなると、人口は爆発的に急増するだろう。そうなると深刻な食糧不足、水不足といった問題を世界は抱え込んでしまう。

人類は大きな課題や問題を克服するために技術革新を進めてきた。その大きな問題や課題を克服することで、また違う大きな課題や問題を抱えてしまう。いずれ人類は自然の摂理に逆らい「パンドラの箱」を開けてしまうことになるのかもしれない。

果たして、人工知能やロボットは人類の友人で、本当にタッグを組める仲間なのだろうか?未来は楽しみでもあり恐ろしくもある。

来週は夏休み♪

written by SDB-1


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