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招かれざる客
2015年05月15日

呼んでもいないのに尋ねてくる者がいる。そのひとつが税務署だ。大企業に出かけるならまだしも、うちのような零細企業にまで税金を取り立てにくる。
そもそも個人的にはタバコ税、酒税と各種多額の税金を払っている。また法人税も零細企業ではあるものの、それ相応に払っている。
1日目には一人でやってきたが、2日目からは人数を増強してやってきて、過去の帳簿を全部調べて色々と突っ込んで、繰り返し同じことを聞いてくる。

「そもそも数年前のことなんで覚えているわけないでしょ!」

また親切にお茶を出すと感謝もなしに平気で飲んでやがる。しかもコピー代も払わないで、コピーを強要してくる。

「アンビリーバボー!」

僕らは必死に営業努力をし、しっかりとしたサービスを提供し、そのサービスの対価をお客様から頂いている。彼らも気持ちよく税金を払ってもらうために誠心誠意のサービスを提供するべきだと思ってしまう。

そもそも日本は税金が高すぎる。確かに社会保障や医療保険などの充実を図らなければならないことは良く分かるが、僕なんて払ってばかりで何ひとつ優遇されていない。しかも将来年金をもらえる保証なんて何もないのに…逆に表彰されたいぐらいだ!

僕は税務署で働くなんて絶対に嫌だ!僕はお客さんや多くの方に感動を与え喜んでもらえる仕事が良い。確かに彼らは責任を持って仕事をやっているのかもしれないが、彼らの仕事が人に感動や喜びを与えることはまずない。 

来年からは赤字にしてやろうと考えてしまう。
そして将来は海外移住でもしようかな(笑)

written by モンコ


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