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逃した魚
2015年02月13日

ファンダメンタルズ分析で企業の業績や財務内容などを調べ、株式投資を始めて2ヶ月になる。今のところプラスで推移している。

1月の株価は荒く上昇、下降を毎日のように繰り返していた。僕の保有しているものの中で2つの銘柄の株価が下げ止まらない。しかし購入価格が低かったのでまだ利益は出ていたものの、みるみる利益が細っていく。僕の見立てが悪かったのだろうと思い、少しでも利益があるうちにと慌てて売却してしまった。

その後、1つの銘柄は1週間過ぎた頃から急上昇を始め、もう1つの銘柄も2週間過ぎたころから上昇を始めた。そして、その2つの銘柄は僕の売却した価格の120%も上昇し、更に上昇している。
「あちゃ~。少しでも利益が出たから良しとするか…」
しかし、よくよく考えると、ちゃんと業績や財務内容を調べて投資しているので、自信を持って長期間保有し続けるべきなのだろう。

それから売買を見直すことにした。売り買いともに少量ずつ行うことにした。株式投資は面白いもので、ある銘柄が上昇トレンドに入ると、その銘柄はブームを引き起こし、多くの人がそのブームに乗ろうと、更に集まり株価は上昇していく。そしてバブルのように大きく膨張してしまうとパンッと弾けてしまう。

ブームは株式投資だけの話だけではなく、世界中の日々の生活の中に多く存在する。今ではネットを介して小さな話題が一瞬で世界中に広がる。その話題で群集ができ、どんどん膨張していく。そして国家までも崩壊させてしまう。
人間は理屈よりもメンタルで動く動物なのだろう。

逃した魚は大きかっただろうか。

written by マックス


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