僕の予想通り、日本はワールドカップ予選リーグで敗退した。
多くの現役プロサッカー選手がCMに出演している。CMに出演する時間があるのであれば、もっとトレーニングに時間をかけるべきではないのだろうか。確かにCMに出演することで、数千万円の出演料や知名度を手にすることができる。しかし僕にはそれが本末転倒に思える。
政府は日本再生のための成長戦略を実行段階に進めたが、これもまた本末転倒に感じる。経済が成長するのであれば、何でもありなのだろうか。
カジノ構想に原発再稼動など挙げればきりが無い。政府は日本にカジノができた際や、原発を再稼動させた際のデメリットをしっかり検証しているのだろうか。
そして日本を豊かにするために、どこまで経済を成長させるつもりなのだろうか。果たして永遠に経済を成長させることができるのであろうか?また成長することで、本当に国や国民が豊かになるのだろうか。
企業も売上拡大に躍起だ。早いもので第一四半期が終わる。第一四半期の数字をそろばんで弾いている企業も多いだろう。会社の立上げ時は社会のためお客さんのためにと、多くの経営者が志を高く起業したのではないだろうか。しかしいつの間にか会社の成長のための売上や利益が至上命題になっていく。
以前、女子サッカーがワールドカップで優勝した。
試合を勝ち進んでいくうちに話題になり、決勝では日本中が彼女たちに声援を贈った。当時、女子サッカーはあまり話題に上ることも無かったので、誰一人とCMには出ていなかった。彼女たちは試合に勝つことだけに集中し、自分たちの大好きなサッカーを追求しハードな練習に明け暮れた。
そして彼女たちは世界を圧倒させた。
少しずつ軌道から少しずつ反れていく道を闇雲に進むのではなく、たまには原点を振り返り正常な軌道に戻すことが必要なのだろう。
written by 彦之丞