裁判を傍聴してみよう!
2014年06月20日
以前、お世話になった弁護士の先生に相談があり、事務所を尋ねた。随分と、ご無沙汰していたが先生は笑顔で迎えてくれた。
この先生はご年配ではあるが、聡明で単刀直入に会話をする方だ。曲がったことが嫌いで弱者の側に立ち、的確にアドバイスしてくれる優しく頼もしい先生だ。この先生にお会いすると何故かいつもホッとする。
多くの弁護士の先生がいる中で、素晴しい弁護士の先生は少ないと聞く。負ける裁判であろうが、いかにも勝てるようなことを相談者に告げ裁判に持ち込む。そして弁護士費用を稼ぐ先生が多いと聞いたことがある。
頼れる弁護士であるか判断するには、人柄から判断することも必要だが、弁護士の作った文章をしっかり読んでみることも重要だ。
以前、多くの弁護士の先生と面談した時期があり、その先生方が書いた文章を何度も読んだことがある。頼れる弁護士の書いた文章は、とにかく単純明快で誰が読んでも直ぐに腑に落ちる文章になっていて気持ちが良い。
今回の相談も先生に書面を作って頂いたが、やはり端的で綺麗な文章だった。
弁護士という仕事は聞く力、調べる力、文章を纏める力、そして話す力が必要な職業だ。
広告業界も同様にその力は必要だ。
たくさんの企画書を作りプレゼンテーションを経験してきた。しかし端的に纏め、的確に説明できていたのだろうか?
今度、裁判所の傍聴席に出掛けてみよう。たくさんのヒントがあるように感じる。
「裁判長!異議あり!」
「弁護人」
TVの見過ぎかも(笑)
written by エイミー