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新NISAスタート!
2024年02月10日

愛犬Q次郎は寒がりなので、冬の間は毛をカットせず毛は伸びてモコモコしている。犬は春と秋にかけて毛が生え替わる換毛期がある。秋の換毛期は寒い冬に向けてフサフサとした保湿性の高い冬毛に生え替わり、春の換毛期は暑い夏に向けて密度の少ない夏毛に生え替わる。先日、Q次郎を久しぶりに風呂に入れると、毛が多く抜けたので春が近づいていることがわかる。

ところで今年からNISAが新しくなった。昨年までは、一般NISAとつみたてNISAの2種類に分かれ、どちらかを選択する必要があったが、新NISAでは成長投資枠と積立投資枠が設けられ、併用することができる。新NISAの成長投資枠は、これまでの一般NISAを引き継いだもので、積立で購入することも可能だが一括して購入することもできる。積立投資枠は、これまでの積立NISAを引き継いだもので、名前のとおり積立で定期的に投資を行い長期で分散投資ができる。今までのNISAの非課税保有限度額は、一般NISAが600万円(120万円×5年)、積立NISAが800万円(40万円×20年)だったが、新NISAの非課税保有限度額は1,800万円と拡大された。ただし成長投資枠は1,800万円のうち、1,200万円までの利用上限がある。

先週、以前から相談に乗ってもらっている投資アドバイザーの方に連絡を取り、ZOOMで面談をした。彼との出会いは、僕が投資で失敗を繰り返していた頃、彼の投資に関する著書を読み感銘を受け会いに出掛けたことがきっかけだ。彼は僕にインデックスファンドでの積立投資やポートフォリオの組み方など投資の基本を教えてくれた。

ZOOMの面談で僕は彼に現状を説明し、どのように新NISAを運用するべきか相談すると、こうアドバイスをしてくれた。

「まず特定口座の積立を一旦止め、保有している銘柄は放置して新NISAで非課税保有限度額まで運用するべきです。そして新NISAの限度額まで達したら、再び放置した特定口座で積立を再開すれば良いですよ。非課税枠を最大限利用するべきです」

「なるほど~。では新NISAではどのファンドが良いですかね~?」

「基本的に現在、特定口座で運用しているファンドで良いですが、最近は手数料が低いファンドも登場しているので、特定口座で運用しているファンド設計に似たもので、手数料の安いファンドで運用するべきでしょう」

「わかりました!頭がスッキリしました」

「これからも航海は続きます。ひたすらまっすぐに投資を続けて下さい!」

彼との面談後、僕は彼のアドバイスを具体的に落とし込み、新NISAの設定を終えた。

これからの航海は嵐や凪の日もあるだろう。一体どんな航海になるのだろうか。


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