早いもので、あっという間に今年も前半が終わり、明日から7月で後半に入る。毎年6月末は愛犬Q次郎が狂犬病のワクチンを接種する時期なので、今週、動物病院でワクチン接種を受けたが、人間同様にワクチン接種による副反応があるのか、接種後、Q次郎は一日ぐったりとしていた。
犬もワクチンや薬など何かと費用が掛かる。一体、犬の生涯の飼育にどのくらいの費用が掛かるのだろうか?調べてみると、ペットフード協会が2022年に公開している犬の生涯に掛かる費用の統計調査では、犬種全体の平均寿命を14.76歳とし平均費用は2,517,524円になるそうだ。この数字はあくまでも全ての犬種の平均額で、犬種や寿命などによって費用は異なる。Q次郎がうちに来る前、同じミニチュアダックスのQ太郎を飼っていた。Q太郎は長生きで19年も生き、4年前に老衰で亡くなった。そこでQ太郎の生体費は含まずに生涯の飼育費用を計算してみた。
まずQ太郎を自宅に迎えるためゲージ、餌を入れる容器、首輪、リードなど犬の生活に必要な雑貨と犬の登録費用など初期費用で30,000円。続いて生涯の医療費は、毎年、受ける狂犬病の予防注射、病気を予防するための混合ワクチン、フィラリアやマダニを駆除するための薬などで年間50,000円、19年で950,000円。また避妊手術を受けたので50,000円。それに日頃の健康診断や病気などの治療費と終末期の医療費を合わせると300,000円ほど掛かり、生涯の医療費合計は約1,300,000円になる。
また毎日食べるペットフードとおやつ(おもちゃを含む)に月に6,000円、またゲージの中に敷くおしっこの吸収シートは月に2,000円、合わせて年間96,000円、19年で1,824,000円にも及ぶ。そして僕の散髪代よりも高いトリミングは1回6,000円で、年に4回利用していたので年間24,000円、19年で456,000円になる。最後にQ太郎が亡くなり火葬代と骨壺代で20,000円掛った。
Q太郎の生涯の飼育費用を合計すると、なんと3,620,000円に上る。うちには2代目のQ次郎がいるので、2匹合わせると約7,000,000円を超えることに。犬の生涯の飼育費用を計算すると、中でもペットフードやおやつ代が嵩んでいることが分かった。
「Q次郎!まずおやつを削るか?」
僕がそう言うと、背を向けてぐったりしていたQ次郎は直ぐに振り向いた。 「Qは毎日、癒してくれるけん良しとするか(笑)」