いよいよ明日からゴールデンウィークだ。3年ぶりに新型コロナウィルスの規制は解除され、今年のゴールデンウィークは多くの人が旅行やレジャーに出掛け道路は渋滞するだろう。この時期は休暇の日だけ車を運転するホリデードライバーが増え、交通事故も増加する。2年前のゴールデンウィーク、自宅近所の道路で猛スピードの車に中学生が跳ねられ、事故現場に駆け付けた僕はその中学生の心臓マッサージを行った経験がある。くれぐれも車の運転は気を付けて欲しい。
ところで100年に1度の移動革命とも言われる「空飛ぶクルマ」は、世界で開発競争が加速し、すでに日本やアメリカ、ドイツ、イギリスのメーカーが日本での実用化に向け、車体の型式証明を得ようと国土交通省に申請しているそうだ。日本では「空飛ぶクルマ」は2025年の大阪万博での実用化を目標に、先日、大阪城公園でテストフライトが行われた。
そして「空飛ぶクルマ」は早くも予約販売がスタートした。この「空飛ぶクルマ」は2人乗りで航続距離は最大約10km、垂直離着陸の機能により滑走路や舗装路などが不要で、インフラ設備に左右されない自由な移動を実現するという。この「空飛ぶクルマ」の価格は驚くことに2億円で、運航や整備それに格納庫の費用は別途掛かるそうだ。航続距離が10㎞と短いのに一体誰が買うのだろうか…。
将来、「空飛ぶクルマ」は飛行機と比べると部品が少なく、大量生産することで長期的には製造や整備に掛かるコストを抑えることができ、自動運転によってパイロットが必要なくなり運航費用も抑えられるそうだ。
一般社団法人日本自動車工業会の発表によると、世界の車保有台数は2020年に約15億3,000万台で、人口1,000人当たり197台、5.1人に1台普及している。もしこの車の台数が全て「空飛ぶクルマ」に代われば、空は「空飛ぶクルマ」で埋め尽くされる。地上を走る車とは異なり「空飛ぶクルマ」が空中で事故を起こせば、地上の建物も巻き込んだ大きな事故に繋がるので、安全性はもちろん法整備も慎重に行わなければならない。
しかしなぜ「空飛ぶクルマ」と呼ぶのだろうか?アニメ「ドラえもん」の中でタケコプターが描かれているので「○○コプター」で良いのでは?先週のブログでAIのことを書いたが、まるでSF映画のような未来がすぐそこまで迫っている。
それでは皆さん車の運転にはくれぐれも気を付けて素敵なゴールデンウィークを!
来週は祝日でブログはお休み♪