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もし電気が止まったら…
2022年11月11日

福岡は青空が広がり気持ちの良い日が続いているが、最低気温が10℃を下回る日もあり冬はそこまで迫っている。今年の冬は例年より気温が低いと気象庁は予想しており、エアコンなど暖房家電の利用増加で電力の供給不足に繋がる恐れがあるそうだ。家はオール電化なので電気が止まれば凍える部屋で越冬しなければならない。電気の供給が止まると、どんな生活を送ることになるのだろうか。

電気が止まると…。
朝は布団からなかなか出ることができず、用意していた使い捨てカイロを体に貼り勇気を出して布団から出る。部屋は極寒で吐く息は白い…。直ぐにダウンジャケットを着てトイレに入るが便座は氷のように冷たい。洗面所では電気温水器が使えないので蛇口からはお湯は出ない。IHコンロも使えないのでカセットコンロでお湯を沸かし、お湯で顔を洗った後、暖かいコーヒーを入れる。特に寒い朝は車のエンジンを掛け車の中で暖を取りコーヒーを飲むだろう。
テレビも見ることができずスマホでニュースを読むが、Wi-Fiが使えないので通信費が嵩みスマホもあまり利用できない。そしてスマホは乾電池の充電器かソーラー充電器、もしくは車で充電することになる。パソコンも使えず仕事もできないので愛犬のQ次郎を抱いて読書をするか、勇気を出してQ次郎と散歩に出掛けることに。
夜、電気温水器が利用できず、当然、お風呂に入ることはできない。夕食を作るため冷蔵庫を開けるが、冷蔵庫と部屋の温度は同じなので食材は冷蔵庫には入っておらず、部屋に適当に置いてある。毎晩、夕食は鍋料理で2年前に買ったアラジンの小さなカセットストーブとランタンの灯りを囲んで取る。最近、色んな種類の鍋つゆが販売されているので、毎日鍋を食べても飽きることはないだろう(この際、トマト鍋を食べたことが無いので一度食べてみよう)晩酌はビールを飲まずにウィスキーか焼酎のお湯割りで、体が温まりほろ酔い気分になると愛犬Q次郎を抱いて布団の中に入り眠るだろう。
翌朝、寒さに耐えきれず灯油ストーブを買いに出掛けるが、灯油ストーブは既に売り切れており、その足で使い捨てカイロを買いに行くが、使い捨てカイロも売り切れている。

今の生活は便利で電気は欠かせない。電力需給の逼迫で電力不足が起きないことを祈っている。ぶるっ…考えただけでも寒くなってきた。


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