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丸刈りにするか
2022年06月17日

今週、福岡も梅雨入りし天気の優れない日が続いている。後1カ月もすると梅雨は明け、僕の大嫌いな夏が始まる。以前にもブログに書いたが、とにかく僕は夏が大嫌いだ。夏は蝉の大合唱で夜明け前から目を覚まし、日中は暑くて無駄に汗をかき、蚊が部屋に入ってくると悪戦苦闘する。しかも夏は他の季節より食材は少ないので料理がマンネリになってしまう。今年は夏が訪れず、秋になってくれたら良いと思うが…。

世界はようやく新型コロナから立ち直り、数年ぶりの夏休みを楽しもうと計画を立てる頃だが、ロシアによるウクライナ侵攻は長期化し、世界中で食料や資源が不足し物価上昇によるインフレが加速している。アメリカでは急激に進んだインフレを抑え込もうと、中央銀行のFRBは今年3月に政策金利を引き上げ、今週も再び政策金利を引き上げた。
FRBなどの中央銀行が利上げすると、金融機関の貸出金利が上昇し企業は借入れすることに慎重になり設備投資を控え生産が落ち込んでしまう。しかも借入金の支払利息も増えることから返済の負担が増え企業収益の悪化に繋がる。また個人も企業と同様に金融機関からの借入れを控え余剰資金を投資から貯蓄に回すので、株価は大きく下落する。今後、FRBがさらなる追加利上げに踏み込めば、アメリカ経済に水を差すことになり景気が悪化する恐れがある。もしアメリカ経済が悪化すればその影響は世界経済に波及し世界経済は悪化するだろう。
またFRBの利上げは日本にも大きな影響を与えている。FRBが利上げに動いたことで米ドルは市場で買われ、逆にマイナス金利政策を行っている日本の円は売られ、円安ドル高が進行している。世界的に物資不足で物価が上昇し、円安で輸入品の価格がさらに上昇している日本は泣き面に蜂で2重苦になっている。

そもそも日本は資源がほとんどなく食糧自給率も低いためエネルギーや食料品を輸入に頼っているが、特にエネルギー価格の上昇は原発が停止し火力発電に頼っている日本の電気料金を直撃する。しかも火力発電では十分な量の電気を供給することができないため今年の夏は電力不足になる恐れがある。

今年の夏は例年より暑い夏になりそうなので、暑い夏が訪れる前に愛犬Q次郎をトリミングに連れて行き丸刈りにした。丸刈りになり涼しそうなQ次郎を見ていると、僕も丸刈りにしようかと考えてしまう。丸刈りにすると床屋に行く回数は減り、シャンプーの量も減るので節約できる。
そう言えば、小学校の頃は丸刈りしていたな…。


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