ロシアによるウクライナ侵攻や中国での新型コロナウィルス再拡大により世界中で物資が減りインフレが加速している。この加速したインフレを抑え込むためアメリカの中央銀行に当たるFRBは利上げを実施したことで、株式市場は動揺し株価は大きく値を下げ、今後の世界経済に暗雲が広がっている。
僕は7年ほど前に株式投資を始めようと一念発起し、50冊ほど株式投資の本を読みネット証券の口座を開設した。そして投資する企業を探し株式投資を始めたが、経験のない僕は日々の株価に一喜一憂し、まるでデイトレーダーのように売買を繰り返し、300万ほど損失を抱えてしまった。僕は優良銘柄見つけることができるようになったが、株式投資で大切な「Buy and Hold」をすることができなかった。「Buy and Hold」とは優良銘柄の株式を購入し、その株式を中長期に保有する投資手法で、短期的な変動には左右されず中長期的な株価上昇によるリターンを狙うものだ。当時、購入していた株式を今も持ち続けていれば大きな利益を上げている…。
結局、僕は個別の株式投資から一旦身を引き、再度株式投資の勉強を始めた。そしてある本に出合い感銘を受けたことで、僕はその著者に連絡を取った。彼は株式投資の本を数冊出版しており、個別に投資アドバイスも行っていたので、僕は彼の住む東京に出掛け、彼から投資のアドバイスを受けることにした。
彼に会い僕は今まで株式投資の経緯や失敗を話した。彼は僕に投資の目的や投資のゴールをヒアリングして僕の頭の中を整理してくれた。そして彼は僕に「インデックスファンド」に投資することを薦めた。「インデックスファンド」とは日経平均株価やTOPIXなどの指数の動きに連動するように運用される投資信託で、インデックスを構成する幅広い銘柄に分散投資することができリスクを低く抑える効果があり、運用コスト(信託報酬)も低く長期投資に適している。またアメリカのダウ平均株価やナスダック、S&Pなどにも投資することもでき、日本にいながら世界中のマーケットに投資することができる商品だ。そして彼はドルコスト平均法による積立投資を僕に薦め、毎晩、枕を高くして眠ってほしいと、僕にアドバイスをしてくれた。
僕は彼のアドバイスを受け「インデックスファンド」の仕組みをさらに学び、今では自らポートフォリオを組み投資を行っている。
彼に出会ったことで、僕の投資スタイルは定まりぶれることなく投資を継続できるようになった。世界経済に暗雲が広がり嵐に見舞われ株価がさらに大きく下落しても、僕は枕を高くしてぐっすり眠ることができる。
「ありがとう!カンさん」